おりはら日記


2006年2月の日記


3月定例会一般質問から! 2006.2.28[Tue]
 議会開催中でありますが、今日は火曜日ということで、午前7時30分から8時30分まで1時間、恒例の朝立ちを元気一杯に行いました。
 今日と明日の二日間、3月定例会一般質問が行われます。午前中2人・午後2人の一日4人で二日間で計8人の市議会議員が市長並びに関係部長に対して、一人一時間の持ち時間で市政全般に亘って質疑応答を行います。大変残念ながら私の出番はありません。会派の質問順番があり、私は9月の定例会で行う予定です。
 我が緑政・公明クラブからは、小野寺建議員と斉藤淳一議員の二人が質問に立ちます。

 今日の一般質問の中で、南沼原地区に関係する事が2件質問されました。一つは地元高橋啓介議員が、南沼原小学校の分離校問題について質問しました。もう一つは、長瀬洋男議員が沼木残土置場の跡地利用の問題で質問がありました。それぞれ簡単に物事が進む状況ではありませんが、特に南沼原小学校の分離校問題については新設も含め検討したいとの市長の発言がありました。
 私もこの問題については、小学校の適正規模とはと言う事で一般質問をさせて頂いております。同じ小学生として山形市で義務教育を学ぶ中で、こんなにも教育環境が不平等である事は行政の先見性の無さであり、経済的に苦しいと言って許されるものではありません。PFIや多目的構想も視野に入れ、早急に行政の決断を求めて行きたいと思います。

トリノ冬季オリンピックが閉幕! 2006.2.27[Mon]
 今朝の閉会式をテレビで見ていました。日本で唯一メダルを獲得した荒川静香選手が男子選手に肩車されて金メダルを持って入場してきました。加藤選手や岡崎選手、安藤選手も見えます。皆な笑顔で最後のセレモニーを楽しんでいるようです。

 今大会での日本人選手のメダル獲得数は、女子フィギュアスケートで荒川選手が勝ち取った金メダル1個だけとなってしまいました。4位の方も多くいますが、後一歩およびませんでした。選手の皆さんの悔しさは計り知れないものがあると思います。
 でも、日本中の皆が大きな感動と勇気を頂いたと思います。これで競技の世界が終わるわけではありません。次の4年後を見据え更なる練習を重ね今度こそは自分の目標達成と共に日の丸をメインポールに翻して欲しいと思います。

 各競技の日本代表の選手の皆さん大変にお疲れ様でした。又、ありがとうございました。私も、今日からはゆっくりと休みたいと思います。(ホンとに競技が気になってこの期間は寝不足気味でした。)又、明日からは、一般質問が始まります。しっかりと議会に臨んで行きたいと思います。

神崎代表を迎えての政経セミナー 2006.2.26[Sun]
 神崎代表を迎えて、山形グランドホテルで「政経セミナー」が盛大に開催されました。ご来賓の皆様始め多くの企業の皆様や党員の皆様からご出席いただき、誠にありがとうございました。

 来賓の皆様を代表して、斉藤弘山形県知事・加藤紘一衆院議員・遠藤武彦衆院議員・遠藤利明衆院議員・阿部正俊参院議員・岸宏一参院議員からご挨拶をいただきました。

 公明党からは、井上義久政務調査会長(党東北方面議長)が挨拶に立ち、「地域でまじめに働く人の思いが通じる政治の実現に向けて全力を挙げる」と述べると共に来年の地方統一選挙・参議院選挙の勝利に向けて絶大な支援をと呼びかけました。

 神埼代表は、バブル崩壊後、社会の二極化が進み、中央と地方、大企業と中小企業、高齢者と若年者など世代間で格差が広がっているとし、その上で「私どもは全国を回り、国民と直接に対話をしているが、国民も格差の拡大を認識している。格差があることは、やむを得ないところもあるが、政治はそこに目配り、気配りをして手を打っていく事が大事である。」と強調、公明党は今後とも生活者の視線に立って、セーフティーネット(安全網)の構築に全力で取り組んでいく事を力説しました。
 又、ライブドアに関するメール問題では、「永田議員と民主党執行部は、メールが真実である事を証明できないでいる。こういう時は、頭を下げることが大事だ。事実関係を国民の前に明らかにして、この問題のケジメをつけてもらいたい。」と指摘しました。更に、来年夏に行われる参議院選挙で立候補予定である、渡辺孝男参議院議員(党山形県本部顧問:米沢市在住)を紹介し、力強い支援をと呼びかけられました。

 山形県市長会会長である市川山形市長から「乾杯」のご発声を頂き、懇親会に移りました。その後、神崎代表・渡辺参院議員・風間参院議員・井上衆院議員・寒河江県代表・各市町村議員が各テーブルを回らせて頂きました。
 約2時間という時間ではありましたが、多くの皆さんとお話をさせて頂きました。お忙しい中、ご出席をいただき改めまして心からお礼申し上げます。大変にありがとうございました。
 今後とも、庶民の目線に立ち現場第一主義でしっかりと活動して参りますのでよろしくお願いいたします。

沼木七町内街づくり委員会 2006.2.25[Sat]
 沼木七町内街づくり委員会との懇談会に出席しました。沼木七町内会(沼木上・中・下・新町・パークタウン・第二パークタウン・雇用促進住宅)として、下河原の開発、東ソー産廃処分場跡地の活用、沼木桜回廊管理協会の活動など、新しい街づくりを形成するためにいろんな課題に一体となって取り組んでいます。

 私としても沼木は地元でありますし、西部地区において下河原開発や東ソーの跡地の有効活用は不可欠であると思っています。須川を挟んで西公園もあります。現在、須川門伝橋横に歩行者及び自転車専用橋が建設中です。県の事業ですが、私が市議会議員となって一番最初の一般質問でこの専用橋の早期建設を訴え、県への働きかけを要請しました。

 只、東ソー問題ではパークタウンの住民の方々から大変な反対運動がありました。今後その跡地を活用するに当たってもしっかりと地域の皆さんに説明の上、理解と協力を頂かなければならないと思います。

遂にメンインポールに日の丸! 2006.2.24[Fri]
 待ちに待ったトリノ冬季オリンビックでメンインポールに日の丸が上がり、場内に「君が代」が流れました。表彰台には荒川静香選手(女子フィギュアスケート)が、素晴らしい笑顔で観衆に手を振っています。荒川選手念願のメダル獲得、それも金メダル大変におめでとうございます。

 二日前も午前3時からSPを見守りましたが、昨夜は若干早めに床に着き、今日は朝の4時頃からテレビの前で日本3選手の演技を見て一喜一憂しました。
 安藤選手は果敢に4回転ジャンプに挑んでくれました。残念ながら成功はしませんでしたが、まだまだ将来があります。今回のオリンピックの経験を活かし新たな飛躍を期待したいと思います。

 荒川選手はSPで3位という立場。緊張やメダルへの欲が無いわけがありません。しかし、平常心で本来の滑りで観客を魅了してくれました。演技が終わったとたん、スタンディグオベレーションです。「よし」と思わず叫び、テレビに映りだされている荒川選手に拍手を送りました。自己最高の得点を得られ、これまで演技した選手の中でトップに立ちました。残っている選手はあと3人です。ほぼメダルは手中に収めたと確信しました。後は金メダルなのか、銀メダルなのか、楽しみが倍増です。

 次は、村主選手の演技です。SPで4位、今日の出来次第ではメダルのチャンスもあります。練習ではジャンプに不安があると言われていましたが、本番では村主世界を演出してくれました。2度転倒したサーシャ・コーエン(米国)選手よりは上に来るのではと期待しましたが残念ながら3位という発表です。
 この後、女子フィギュアスケートの女王であるイリーナ・スルツカヤ(ロシア)選手の演技が始まりました。しかし、本来の滑りでは無いように思われます。最後のグループでの最終練習をしてから本番まで30分の間が空き、ライバル選手の素晴らしい演技を見て、失敗はしてはいけないとのプレッシャーが知らず知らずの内に身体を固くしてしまったのでしょうか。私は彼女が転倒するシーンを始めて見ました。結果は3位という得点でした。

 ヤッター。荒川選手の金メダル確定です。心からお祝い申し上げます。今日は、日本中の人が清清しい朝を迎えることが出来たと思います。日本人選手として初めて、フィギュアスケートでオリンピックで金メダル獲得です。荒川選手本当におめでとうございました。又、村主選手・安藤選手「感動!」をありがとうございました。

《最終結果》
1位 荒川 静香       SP66.02(3) FS125.32(1) 総合191.34
2位 サーシャ・コーエン   SP66.73(1) FS116.63(2) 総合183.36
3位 イリーナ・スルツカヤ  SP66.70(2) FS114.74(3) 総合181.44
4位 村主 章枝       SP61.75(4) FS113.48(4) 総合175.23
15位 安藤 美姫       SP56.00(8) FS84.20(16) 総合140.20

3月市議会定例会が開会! 2006.2.23[Thu]
 3月市議会定例会が召集され、会期を本日から3月20日までの26日間としました。
 市川市長より、一般会計補正予算と平成18年度一般会計など予算関連と、条例改正など37議案が一括上程され、その提案理由が説明されました。

 補正予算では、「地域交通対策」として、生活バス路線の維持支援及び市民の交通の利便性を確保するための経費1,700万円、「土木・都市基盤整備等関係」として道路、街路整備事業に対する負担金及び駅西区画整理事業に伴う用地買い戻しに要する経費15億7,200万円など、一般会計の補正予算総額20億4,163万円を追加し、補正後の予算総額を、793億1,999万円とするもので、補正後の全会計の総額は、1,835億3,886万円となります。

 平成18年度一般会計の当初予算は、総額で743億8,000万円で、前年度比1.1%減で、額にして8億4,600万円の減となっています。全会計では1,763億4,987万円となり、前年度当初予算に比べ6億4,098万円の減、率にして0.4%の減額予算となっています。
 当初予算については次の五本の柱、(@子育て支援と次世代育成の支援。A市民の安全,安心の確保。B循環型社会の構築。C新しい新行財政改革プランの推進。D仕事の検証システムによる事業の見直し。)を掲げ予算を組んだとしております。
 
 議案については、条例改正で、山形市と上山市間の児童の教育事務委託に関する協議、市国民健康保険税条例、市水道給水条例など、又、市道認定などの事件決議6件が上程されました。

 今後、予算関連議案は予算委員会及び各分科会で、条例関係は各常任委員会に付託され、市民が安心・安全な生活空間の中、希望溢れる街づくり・活力ある街づくりのため市民の皆さんから頂いた大切な税金がムダに使われること無く有効に予算化されているかしっかりと審議して参ります。

市長を迎えての総支部会! 2006.2.22[Wed]
 市川山形市長を迎え、山形市総合スポーツセンターで公明党山形総支部「水曜会」が開催されました。菊地総支部長・寒河江県代表の挨拶の後、市川山形市長より少子化問題を中心にお話をして頂きました。

 話の内容は次の五項目に要約されると思います。@226名の待機児童解消のため民間保育園の支援強化を図っていく。A学童クラブの事業委託化と施設の充実。B無認可保育所の承認保育制度の新設。C携帯電話での不審者情報制度の利活用。Dその他。

 この後、党員の皆さんと活発な意見交換が行われました。1.雇用問題について。2.職員適正化問題について。3.児童手当の市独自の拡充について。4.不妊治療助成について。5.女性専門外来設置について。市川市長からは、一つ一つの質問に対して検討を含め丁寧に答えていただきました。
 当日参加していただきました約70名の党員の皆様からは、今日の企画は大変良かったと喜んで頂きました。市川市長のお話は最初堅い部分もあったが、質疑応答で市長のイメージが一変したとの感想もありました。明日から議会という大変お忙しいところ時間を取っていただき大変にありがとうございました。

 今年は、支部会の充実が大切であるとの党の指針があります。公明新聞の拡大と共に市民に密着した活動で今後とも頑張って参ります。党員の皆様の更なるご支援を宜しくお願いいたします。

懇談会と議員研修会! 2006.2.21[Tue]
 今日も定例の「朝の挨拶」をあかねケ丘交差点前で元気一杯に行いました。その後、午前10時から開催された、市議会産業文教委員と農業委員会運営委員の懇談会に出席しました。又、午後からは、山形市議会が開催した議員研修会に参加しました。

 懇談会は、各自の自己紹介のあと農業委員会が国に行った農業政策に関する要請書(@米国産牛肉に対するBS対策について A経営所得安定対策 B外来病害虫に対する検疫体制について)と、山形市への要望書(1.農業経営改善計画支援事業について 2.食農教育支援事業の実施について 3.農業所得の安定について 4.有害鳥獣対策の強化について)について説明を受けた後、懇談に入りました。
 山形市は農業を基幹産業として担い手である認定農業者に対し、「農業経営改善支援事業」を展開していますが、この事業は全国的にみても大変素晴らしい施策である。今後も継続して欲しいとの話がありました。しかしながら、現在進められている経営安定対策や集落営農については十分な説明も無く不安もあり、多くの悩みと課題があることが分かりました。
 私達の『食』に対して、責任を持って生産していただいている農畜産業を営んでいる人が安定した収入と共にこの職業に誇りの持てるようにしっかりと支えていかなければならないと強く思いました。

 午後からの議員研修会は、明治大学大学院長の中邨章(なかむらあきら)氏から、「自治体の危機管理と安心安全な社会づくり」についてご講演を頂きました。
 内容的には、1.危機管理とは 2.事前準備(72時間の重要性) 3.初動態勢 の3つの視点からのお話でした。最初に阪神淡路大震災や新潟中越地震の例を引いて、災いは誰もいないという想定の中から始まらなければならない。その為には、危機管理に設備投資が必要であるとのお話。財政状況の悪い中、如何にこの点にも配慮しながら防災への準備を整えていくか。効果的な有効手段等について考えさせられました。
 初動態勢の中で、議員は避難所のリーダーとなるべきとのお話が心に残りました。災害に遭い避難所に非難してきている市民は、精神的に不安定で猜疑心も強い。情報及び物資供給等の平等化を図りながら不安の解消と秩序の維持に務めるべきとの指摘がありました。
 又、市民対応では『自助』『共助』『公助』の徹底を図っていくことの大切さ。中でも中学生を中心とした共助の仕組みを作り、活力を利用しようとのお話は大変共感しました。

 中邨先生は、危機管理のスペシャリストで色んなところから呼ばれ講演を行っていますが、議会の皆さんに危機管理を話しをするのは初めてとの事でした。大変に勉強になりました。
 このアト、明治大学危機管理研究センターで行った、住民・自治体・地方議員の意識調査のアンケート結果の発表もありました。まとめとしては、住民の危機意識の中では『地震』が最重要であり、情報不足を問題点に揚げています。又、自主防災組織は、高齢化や参加意識の欠如等が揚げられていました。最後に、「行政」と「住民」をつなぐ鍵となるのが地方議員と結論づけていました。
 折原は、安心・安全なまちづくりと仕組みの確立を目指し、これからもしっかりと取り組んで参ります。

政務調査費! 2006.2.20[Mon]
 今日は政務調査費の使途基準に合わせて、昨年4月からの領収書を1日かけ整理しました。でも、まだ部屋中に領収書が散らばっています。
 平成17年度から政務調査費(月額14万円)は会派支給から個人支給となりました。この事に伴い1年間の支出報告についてもそれぞれ個人の責任の下行なう事になります。オンブズマンからの情報公開も今年から行われることでしょう。しっかりと公開に耐えられる支出報告を行って行きたいと思います。

 政務調査費は、研究研修費・調査旅費・資料作成費・資料購入費・広報費・公聴費・人件費・その他の経費8項目に分け、整理していきます。今にしてみれば、その時、その時に整理しておけばと良かったとツクヅク思います。18年度は、その月毎に整理整頓しておきたいと思います。
 なお、今年4月からの政務調査費は、14万円から2万円減額となり、月額12万円となりますが、今後とも有効且つ適正に使わせていただきたいと思います。

来年の参議院選挙! 2006.2.19[Sun]
 今日の新聞で、来年の夏に行われる参議院選挙(山形選挙区)に、当然引き続き出馬されるであろうと思われていた阿部正俊参議院議員が立候補しない意向を固めているとの報道がなされました。

 2001年の参議院選挙では、阿部正俊参議院議員が311,946票を獲得し、次点の木村莞爾氏218,815票 無(民・社・由) 新を93,131票差で破り再選されています。

 又、2004年の参議院選挙では、岸宏一参議院議員が279,349票を獲得し、次点の舟山康江氏243,672票(民・新)を35,677票差で破り再選されました。しかし、舟山氏は出馬発表も遅くここまで追い詰められるとは思ってもいませんでした。

 公明党としても、来年の7月に行われる参議院選挙を重視しており、このままでいけば比例区から山形県米沢市在住の渡辺孝男参議院議員が引き続き立候補すると思われます。自民党との連立を組んで6年以上となり、選挙でも協力体制が強固なものとなってきました。
 公明党は、これまで選挙区の自民党公認候補であった二人を推薦し、必死の支援活動を行なってきたところであります。今回の阿部参議院の立候補辞退により、新たな候補者が決定されるのを見守っていく事になります。

 国も県も市も、来年の選挙に向けて動き出しています。私折原も前回の選挙は急な立候補ということもあり無我夢中の中での選挙戦となりましたが、今回は前回とは状況も環境も立候補する顔ぶれも違ってきています。日々の活動を徹底しながら更なる支持拡大に頑張って参ります。皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

開館記念セミナー 2006.2.18[Sat]
 妻と近所の学会員を乗せ、新文化会館開館記念セミナーに参加してきました。今日の講師はフリージャーナリストの東晋平氏、「世界はなぜ創価学会を評価するのか」という題で約1時間、色んな視点から分かり易く話がありました。

 その中で創価学会が支援する公明党の関係についても話がありました。大企業や労働組合系から支援を受けている自民党・民主党に比べ、公明党には庶民の代弁者として創価学会の多くの方々がボランティアで支援活動をしてくれる。特に500万人の婦人の働きは大変なものであるとのお話。正にその通りであり、ご支援頂いた皆さんへの感謝は絶対に忘れてはならないものだと思っておりますし、支援して良かったといっていただけるようしっかりと働いて参ります。

 今日は、市民相談も3件あり、日頃の勉強の大切さと問題解決の方法や広い知識の必要性を感じました。これからも現場第一主義に徹し、庶民の目線にたった議員活動に徹して参ります。更なるご支援よろしくお願いいたします。

山形市スポーツ懇談会 2006.2.17[Fri]
 今日は午前中が会派の3月議会勉強会、午後からは山形市立第十中学校の「教育を語る会」「通学安全対策委員会」に出席しました。そして夜は、第21回山形市スポーツ懇談会に出席しました。

 この懇談会では、山形市スポーツ優秀選手褒賞として平成17年度で世界やアジア大会及び全日本大会等で優勝若しくは第2位・3位までになった山形市居住のスポーツ選手の活躍を褒め称え今後益々の活躍を期待し市長褒賞が授与されます。同じく、山形市小中学校及び山形市立商業高等学校スポーツ活動優秀児童生徒褒賞も授与されました。

 山形市スポーツ優秀選手褒賞は、東アジア陸上競技大会1500m第2位の熊坂香織選手を始めとして、全日本マスターズ陸上競技選手権大会75歳以上の部で80m・300m障害で優勝された田崎元一選手、パラリンピック水泳競技大会や身体障害者大会で優勝された方々など19名であります。
 山形市立商業高等学校スポーツ活動優秀児童生徒褒賞は、国民大会秋季大会レスリング競技で第2位の高砂祐也選手・尾形翼選手、全国中学校総合体育大会剣道競技優勝小山早穂選手、全中バスケットボール大会第3位の山形市立第六中学校、全中なぎなた大会第2位山形市立第四中学校、全国ジュニアオリンピックカップ水球競技C区分第2位、A区分第3位の皆さん、小中空手道選手権大会組み手・形の部第3位荒木陸選手であります。

 新聞等で活躍された事は知っていましたが、実際に会うのは初めての方ばかりです。重量感のある身体の人、きゃしゃな体格な人、競技によってはある程度体格も必要であると思います。しかし、本日素晴らしい成績を収められた方とお会いして、日頃の鍛錬の中で、今の体格の中で如何に自分の力を発揮する事が出来るか努力をされたのだなと感じました。更に強い精神力の持ち主なんだと感心しました。
 今後も技と精神を鍛えられ、益々ご活躍される事をご祈念申し上げます。大変におめでとうございました。

重圧に負けるな! 2006.2.16[Thu]
 トリノ冬季オリンピックも中盤を迎えているが、未だ誰もメダルに手が届かない。日頃の練習の成果をそのまま本舞台で表現すれば、自ずと成績は付いて来る物だと分かっていてもプレッシャーに押し潰されてしまう。

 これまでの苦しい練習は何のため。桧舞台に上がったその喜びを思う存分に発揮して欲しいと思います。日本から行っている報道関係者からの取材も相当なものと思います。自分としては楽しく滑ろうとしていても、知らず知らず重圧がその両肩に又胸中に忍び込んできて体を固くしてしまっているかも知れません。

 でも、各国のアスリート達も又同じ条件で戦っていると思います。重圧に負ける事無く自分の持てる力を発揮し頑張れば、必ず報われます。応援している人は、精一杯頑張っている選手に何も言いません。失敗を恐れず、楽しく自分らしくそして勇気を持って果敢に挑戦し、本来の自分の目的を達成して欲しいと思います。自分の夢を掴むまで諦めないで頑張って下さい。ガンバレ日本!

『まちなみデザイン賞』 2006.2.15[Wed]
 今日の新聞に山形市『まちなみデザイン賞』が決まった旨の報道がありました。本年度の受賞は3件ですが、その中に沼木の「沼木下地区旧街道のまちなみ」(沼木下町内会)が入っていました。講評では、沼木下地区旧街道は、生垣や板塀、堰に咲く菖蒲など、道行く人に心の安らぎを感じさせる緑豊なまちなみを形成しているとしています。
 私も折原通信を回す時に、いい風景だなあと思っていましたが、こういった賞については考えてもみませんでした。美しく心地よい街並み、景観づくりに貢献している建物などを顕彰する『まちなみデザイン賞』は、本年度で6回目の開催となり、75件の応募があったといいます。そして、今回受賞の3件を含めて16件となったとのことでした。
 これからも、地域の象徴として大切にして欲しいと思います。大変におめでとうございました。

議会全員協議会 2006.2.14[Tue]
 昨夜からの加藤条治選手の応援もあり、大変な寝不足な状況ではありましたが、恒例の「朝立ち」をヨシイヤ前で午前7時30分から1時間行せて頂きました。2回ほど出張と私的理由により休ませて頂きましたが、気持ちも新たに訴えさせていただきました。
 極寒の中1時間ハンドマイクで訴える事は、大変なパワーを擁します。しかし、皆様方からパッシングやホーン・合図等で激励を頂くことは本当に有り難く力強い思い出で一杯です。心から感謝申し上げます。

 今日は、平成18年度当初予算の内示と言う事で議会全員協議会が午後2時から開催されました。財政部長より平成18年度当初予算の概要について説明がありました。
 「持続可能な循環型社会」の実現を目標とし、「経常的歳入に見合った歳出」の理念のもと各種事業の推進を図りながら、市民のニーズを的確に受け止め、市民生活に直結した緊急性の高い事業を優先選択し集中を図ると共に「仕事の検証システム」の評価を踏まえ、事業の効率化と市民満足度の向上を目指し見直しを図ったとしています。
 そうした予算を編成した結果、平成18年度の一般会計当初予算額は743億8000万円、前年度当初予算額と比較すると、8億4600万円・1.1%減となり、全会計では1763億4987万7千円、同じく前年度当初予算額と比較すると、6億4098万円・0.4%減の予算額となりました。

 これを受けて、3月議会(2月23日から3月20日まで)に於いて、市民の皆様が安心・安全で、且つ希望溢れる山形市となるようになっているか、当局から提出された平成18年度一般会計当初予算(案)についてしっかりと審議して行くことになります。皆様からも忌憚の無いご意見を賜ります様宜しくお願い致します。

メダル獲得ならず! 2006.2.13[Mon]
 トリノ五輪(スピードスケート男子500メートル)で金メダル獲得を期待されている山形市出身の加藤条治選手がリンクに立った。霞城セントラルで市民皆で条治選手の金メダル獲得を見守ろうとの催しがあったが、自宅のテレビの前で応援をさせて頂きました。

 いよいよ加藤選手のスタートが近づいてきました。しかしすんなりとスタートが切れません。前の組で転倒者が出てフェンスやリンクの製氷及び補修作業などが入り、約8分間も待たされてしまいました。ここぞと言う時に、間(魔)が入ると心理状態は大きく動揺するものです。そういうことの無い様祈りましたが、やはり影響がでたのでしょうかタイムは35秒59で、1回目は全体の11位という結果となりました。2回目は素晴らしい滑りを見せてくれ35秒19というタイムでその時点ではトップとなりました。しかし、2本の合計タイムで競われるこの競技では、1回目のタイムは大きなハンディとなってしまいました。後続の選手が更に良いタイムを出し、トータルで第6位という結果で終わりました。午前3時30分及川選手のメダル獲得も成りませんでした。加藤条治選手!そして及川選手・清水選手・長島選手大変にご苦労様でした。

 大変残念ながらメダル獲得はなりませんでしたが、日本中の皆さんに大きな感動と勇気を与えていただいた事にかわりはありません。加藤選手はまだ21歳。次のオリンピック(2010年バンクーバー大会)に向け更なる精進と活躍をご祈念申し上げたいと思います。又、現在各競技で日本選手が苦戦をしいられていますが、奮起していただき日の丸をメインポールに揚げて欲しいと思います。ガンバレニッポン!ガンバレ日本! 

アト一歩! 2006.2.12[Sun]
 春校バレー決勝が山形市総合スポーツセンターで行われ今日も応援に行ってきました。この試合に勝てば『夢』の全国春校のキップを手にすることができるのです。先に行われた男子決勝は手に汗握る熱戦となりフルセットの結果山形南が勝利しました。
 いよいよ女子決勝です。これまで米沢中央と対戦しても苦手意識が強いのか自分達の力を出せないまま終わってしまう事が多く今回も2セット連取された時は嫌な気持ちになりました。しかし、第3セットからは山商本来の粘りのバレーが出来て、子ども達も臆する気持ちが無くなり笑顔で自信満々でプレーしています。第5セットも8対6でチェンジコートをする事が出き、このまま行けば全国春校も夢ではありません。
 しかし、最後は相手の勝利への執念が強かったのでしょうか、アト一歩のところで勝利の女神は、山商から離れて行ってしまいました。春校バレー出場の権利は、2年生までにしかチャンスはありません。この悔しさをバネにインターハイや来年の春校目指して頑張って欲しいと思います。胸を張って次の大会では頂点を極めよう!ガンバレ山商!ファイトだー山商!
 多くの方々から山商に応援いただき、大変にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

女子決勝
山形商業 2(16-25 15-25 25-17 25-22 11-15)3 米沢中央

男子決勝
山形南高 3(25-27 25-22 25-15 23-25 15-11)2 山形中央

『夢』達成まであと1勝! 2006.2.11[Sat]
 第37回春の高校バレー(全国高等学校バレーボール選抜優勝大会山形県大会)が、山形市総合スポーツセンターで開幕し、1回戦と準決勝が行われました。
 山商の1回戦は、午後2時30分から酒田中央との対戦でしたが、午前10時30分には会場に入り、最大のライバル校になるであろう米沢中央と羽黒高校の1回戦の戦いぷりを偵察しました。県新人戦からするとやはり力をつけ安定した仕上がりのようです。
 山商は往々にして立ち上がりに不安が見うけられますが、一人一人の持ち味を出しチーム力を信じ頑張りました。二女も周りの人から見れば体格は小柄ですが、持ち前の負けん気を発揮しながら自分の役割をきちんと果たせたと思います。明日はより過酷な戦いが強いられると思いますが頑張って欲しいと思います。1日目の試合結果は下記の通りです。
 
女子1回戦
米沢中央 2−0 山形城北
羽黒高校 2−0 北村山高
山形西高 2−0 酒田東高
山形商業 2−0 酒田中央

女子準決勝
米沢中央 2(17-25 25-18 25-21)1 羽黒高校
山形商業 2(25-19 24-26 25-13)1 山形西高

男子1回戦
山形南高 2−0 山形城北
羽黒高校 2−0 米沢中央
日大山形 2−0 山形工業
山形中央 2−0 酒田工業

男子準決勝
山形南高 2(25-22 25-20)0 羽黒高校
山形中央 2(23-25 25-20 25-19)1 日大山形

 各チームのベンチには春校出場に向けての寄せ書きやこれまでの勝利の女神が置かれていました。スタンドは保護者や先輩・後輩達が必死になって一つのボールを追いかけては歓声と悲鳴そして拍手を送ります。明日は、総合スポーツセンターの体育館に1面だけコートが作られそこで決勝が行われます。男子決勝は10時から、女子決勝は12時から行われます。
 私にとって春校決勝の応援は2回目の経験です。第31回春校バレー大会で長女が山辺高でプレーしていた時に決勝進出し山形商業と対戦しました。この時は、2対0で山商に負けてしまいました。今度は山形商業と米沢中央との戦いです。持てる力を思う存分発揮し、悔いの無い試合をして欲しいと思います。目指せ全国春校!ガンバレ山商!ファイトだー山商!ガッツだー山商!

いよいよ本番! 2006.2.10[Fri]
 いよいよ明日から第20回冬季オリンピック・トリノ大会が、北イタリアの古都、トリノのコムナーレ競技場で開会式が開催され、26日までの17日間にわたり7競技84種目でメダルを争います。各競技での日本選手の活躍を期待したいと思います。
 特に、開会式で日本選手団の旗手を務める、山形市出身の加藤条治選手のスピードスケート500mでは、世界記録更新で金メダルを獲得して欲しいと思います。

 一方山形では、春校バレーの県代表の座を賭け、落合スポーツセンターで11日(一回戦・準決勝)12日(決勝)の日程で熱戦が繰り広げられます。
 私の母校である、山商でバレーをやりたいと昨年の春、二女が山商に入学、これまで厳しい練習に必死に耐え遂に自分の目標であった山商で春校に出たいとの夢を掴もうとしています。最高の舞台で臆する事無く堂々自分達のプレーをしてもらいたいと思います。私も二日間、しっかりと応援したいと思います。ガンバレ山商!ファイトだー山商!

企て! 2006.2.9[Thu]
 今日は二つの『企て』の会議に出席しました。一つは沼木建設土砂集積施設における(仮)安心タウン構想に係る勉強会です。そしてもう一つは党の企画委員会です。どちらも簡単に結論のでる物ではありませんが、様々な意見の中から素晴らしいアイデアも生まれて来ると思っています。

 沼木建設土砂集積施設の跡地利用については、地元沼木の皆様や地権者の皆様からの要望もあり、山形市にとっても大きな問題であります。温泉を利活用した健康増進・医療福祉施設が何とか張り付いて欲しいとの思いはありますが、中々思い通りには行きません。何とか学校給食センターの建替え場所として一画が利用されることが決定されました。地元の皆さんからは、事ある毎に残土置き場の利活用について進捗状況を良く聞かれます。
 この場所は、今後の西地区発展の大きな起爆剤になる事は間違いありません。しっかりと話し合いを行い良い方向に進めて行きたいと思います。

 企画委員会も3回目となりました。今回は話し合いのあと、懇親も深め合うことも大切ということで、上山温泉『ニュー村尾』に宿泊しました。村尾と言えば、前の村尾旅館のイメージがありましたが、新しい経営者の発想のもと大きくイメージチェンジしていました。露天風呂も料理も最高でした。

ごしゃぐ 2006.2.8[Wed]
 昨日の夜は、山形市立第十中学校のPTA歴代会長会がありました。この会は歴代のPTA会長と歴代の学校長及び教頭先生、そして現PTAとが集まり、学校の現状を聞くと共にお互いの情報交換を行う大変有意義な会です。

 十中の学校だより『愛と創造』の中に、山形新聞の夕刊のコラム欄に載っていた町田灯子さんの文章を紹介していました。私も読んでみて、大変いいなあと思いましたので、皆さんに紹介します。

《ごしゃぐ》
 先生、聞いてけろ。飯台の上の携帯電話が何度も音出すもんだから「ほれ、電話鳴ってるぞ」って孫に言ったら「メールだからほっといていいんだ」とそっぽを向かれた。メールだかなんだか知らねけど、備え付けの電話使うの、この家でおらばりだ。ちょっと前までは「コウちゃんから電話だぞ、トシちゃん遊びに来っと」って電話取り次いだりで、孫の友達の名前もちゃあんと覚えてたけんど、今、どんな友達いるんだかさっぱり分からね。

 孫のこと、息子や嫁から「ばあちゃん、あまり干渉すんな」と言わっでる。おら、干渉してるんじゃねえよ。かまってるんだ。大人がかまってやらずに育つ子はいないべ。だからおら、孫が学校へ行くときは「気つけて行けな」と必ず声かける。中学生にもなると、生意気くさくなって、返事しないこともあるけんど、おら負けずに繰り返す。そうすっど、ぼそらっと「いってきます」って言うから、安心すんのよ。

 先生、おらのやろこ、きかないべ。悪さしたらごしゃいでけろな。教育委員会とか、たいそうなとこさ言いつけたりしないさけ。けんどひとつだけお願いある。愛情持ってごしゃいでけろな。子供は分かるんだ、自分と本気に向き合ってくれてる大人かどうかって。子供は未来だべ。人を傷つけない、人にやさしい大人に育てるのが、今のおらだの務めだと思うのよ。

 こないだ孫が「ばあちゃん、こんなの読むか?」って、詩を見せてけだ。あれでやさしいとこある、めんごい孫なのよ。ドロシー・ロー・ホルトっていう人の「子ども」っていう詩だ。「可愛がられ抱きしめられた子どもは、世の中の愛情を感じとることを覚える。」まったくその通りだと、おら思ったけ。(町田灯子)

産業振興シンポジウム! 2006.2.7[Tue]
 山形市中小企業連盟主催の『産業振興シンポジウム』に参加しました。基調講演では、東北芸術工科大学デザイン工学部教授・デザイン哲学研究所所長の降旗英史(ふりはたひでふみ)氏から「心とものづくり」と言う題でお話がありました。

 なかでも、「世界アーティストサミット」で、今年の全国高等学校デザイン選手権大会優賞・文部科学大臣賞を受賞した神戸工業高校のプレゼンテーションが紹介されました。
 世界には数えきれないくらいの色が存在します。自然界や大好きな光景、世界で起こった出来事を色に喩え、その色を通して世界中の問題に目を向けてみる。例えば肌の色。それが差別の原因にもなっています。環境問題。人種差別。戦争…。この現状を絵の具にして世界中の人に知ってもらおうという発想でした。本当に心からこみ上げるものがありました。

 二部では、バネルディスカッションがありました。パネリストは、政所利子氏・菊地規泰氏・千歳栄氏の三名でコーディネーターは降旗英史氏です。菊地規泰氏からは、メゾン・エ・オブジェ・ Paris 2006でのカロッツエリア・プロジェクト「山形工房」の評価について詳しく報告がありました。政所利子氏のものづくりの視座「4つの空」と「6つの不」はもっと時間を取って聞いてみたいお話の内容でした。千歳栄氏の梵鐘づくりでの儀式についても大変意義深い興味あるお話でした。

 山形市の商工業において、大企業と言われる規模の事業所は全体の3%に過ぎないと聞いております。殆どが中小企業であります。そういう意味では、この中小企業連盟に加入されている皆様の会社や職場が、明るく活力あふれるものであれば、即ち山形市の活気と元気に結びつくものと思います。
 その為には『山形にしかないもの』この魅力づくり・モノづくりこそが大切であると思います。カロッツエリア・プロジェクト「山形工房」や仏壇仏具の若きリーダーたちの活動にも新たな息吹を感じております。伝統を大切にしながら新たな発想と創造性・計画性を加味し、山形ならではの『もの』『産物』『風物』『企業』『人』を見出していきたいものです。

議員年金廃止法について! 2006.2.6[Mon]
 国会議員互助年金(議員年金)廃止法が3日に成立し、4月から現行制度が廃止されることになりました。
 議員年金は、国会議員互助年金法に基づき、在職10年以上の元議員に支給される互助年金と、在職3年以上〜10年未満で辞めた議員に出る互助一時金の2種類があります。保険料は年間約130万円。互助年金は在職10年で年額412万円、在職期間が1年延びると約8万円ずつ増額されます。互助一時金は在職期間に納めた納付金の80%が支給されます。

 議員年金は、厚生年金等から見れば年金額が著しく高い、受給権発生までの期間が短い、国庫負担割合が7割に上るのは不公平だなどと国民批判の高まりを受け、2004年2月から国会で本格的な見直し論議が始まりました。
 公明党は一貫して庶民の目線から「現行制度の廃止・抜本改革」を訴え続けておりましたが、04年2月党内に「議員年金・秘書問題検討ワーキングチーム」を設置し、現行制度の廃止と抜本改革を強く主張してきました。党青年局も全国で署名運動を展開し、約272万人分の署名を添え、衆参両院議長に実現を申し入れを行いました。又、昨年(2005年)9月の自公党首会談では、神崎武法代表が改めて廃止を要請し、これに小泉純一郎首相(自民党総裁)も賛成し、今回の通常国会において自民・公明の与党両党で国会議員互助年金(議員年金)廃止法を提出、参院本会議で自民・公明両党の賛成多数により可決、成立しました。

 同法の成立により、現行制度は完全廃止となり新たな受給権は発生しなくなります。この事により年間約21億円に上る国庫負担は、最終的(想定では45年後)にゼロになるようになります。ただし、廃止に伴う清算措置は必要で、年金の受給権が発生する「在職10年」かどうかで現職議員(衆参両院を合わせて722人)の清算方法が違ってきます。
 受給権のない在職10年未満の議員(446人)は、納付金(掛け金)の80%を退職時にまとめて返還されます。これにより、現職議員の約3分の2は議員年金が即廃止となります。残り3分の1の在職10年以上の議員(276人)は権利が発生しているため、同じく80%の一括返還か、15%減額した年金受給かの選択制となります。
 また、受給資格をもつ議員OB(525人)についても、退職時期によって4〜10%減額して年金支給を続けるほか、高額所得者に新たな減額措置も講じています。

 国会議員の議員年金は賛否両論があるものの一応の決着を見ました。私たち市議会議員の議員年金も国会議員と同じであると思われている方が多くいますが仕組みが全然違います。

 地方議員の年金は、都道府県議▽市議▽町村議の3共済会で運営されています。強制加入で在職12年で受給資格を得、原則65歳から支給されます。在職3年以上12年未満の議員は退職時に一時金を受け取ります。私たちは現在、年額約113万円を支払い在職12年で年額195万円(H15年当選の場合)を受け取る事ができます。
 しかし、市町村議員共済では、市町村合併で議員が減る一方、高齢化による受給期間の長期化のため市議、町村議の共済会の積立金が08年度末には底をつく厳しい現状も同時に判明しています。このため、総務省の検討会で昨年7月から見直しが協議されていますが、「制度を安定させる」ことを重視、あくまで現行制度の存続を前提に報告書をまとめ、地方公務員等共済組合法の改正案を通常国会に提出することになっています。

 国会議員の議員年金制度廃止の議論は、法律に基づいて年金受給権を認められた現職議員と議員OBがいることを踏まえることが大前提です。「議員年金はすべてけしからん」と感情論に任せて、年金受給権を取り上げたらどうなるでしょうか。既に認められた権利を喪失させることになり、憲法第29条で保障されている財産権を侵害する恐れがあります。そうなれば、「憲法違反だ」との訴訟騒ぎになり、国が敗訴する可能性も十分にあります。ですから、この年金受給権に切り込むことは、法治国家としては難しいと言わざるを得ないのです。この事は地方議員にも言えることです。

 民主党は、その財産権の問題を避けて廃止法を批判するものであり、無責任です。国民の皆さんに間違った認識を与えかねません。廃止法成立により新たな受給権が発生することは一切なく、その意味でも「存続」ではなく「廃止」なのであります。皆さんのご理解を宜しくお願いします。

寒稽古納会! 2006.2.5[Sun]
 南沼原柔道スポーツ少年団の寒稽古納会及び昇級審査会に出席し、次のようなあいさつをさせていただきました。

 冬のオリンピックがアト5日後にイタリアのトリノで開催され、山形市出身の加藤条治選手がスピードスケートで金メダル獲得を目指して頑張ります。柔道では田村亮子選手(YAWARAちゃん)が昨年12月に男の子を出産しました。又柔道でオリンピック3連覇を達成した野村選手は、次の北京オリンピックで4連覇を目指すと決意を発表し、練習を再開しました。
 大きな目標を持ち、絶えず努力することが大切です。心も技も一生懸命磨いてください。今日もこれまでの練習の成果を十分に発揮して頑張ってください。

 小学1年生から6年生まで、学年毎にリーグ戦を行い、決勝トーナメント出場をかけ熱戦を繰広げました。2分間の対戦は、子ども達にとっては大変苦しいものだと思います。同じ学年でも成長の途中でもあり、体重差が大きく違う対戦もありましたが、果敢に立ち向かいます。男の子と女の子も関係なく対戦します。
 次の会合があり、優勝決定まで見届ける事は出来ませんでしたが、寒さに負けず頑張って稽古に励む子ども達から大きなパワーを貰った気持ちで一杯でした。

山形商工会議所との懇談会! 2006.2.4[Sat]
 昨日、山形市議会産業文教委員と山形商工会議所との懇談会が開催され出席しました。山形商工会議所からは、山澤進会頭を始めとして寺島商業第一部会長、松倉商業第二部会長、吉田工業副部会長、和田金融副部会長、後藤建設部会長、黒澤運輸通信副部会長、武田観光サービス副部会長、新海専務理事、結城常務理事が出席され、当面する諸問題について各部会より意見及び要望を頂きました。

平成18年度事業に向けた要望事項
1.「小さな行政」の確立について
2.「山形花笠まつり」「日本一の芋煮会フェスティバル」への支援及び協力
3.通称栄通り:旅篭町八日町線の整備促進
4.地元大学に「観光学専攻コース」の設置
5.伝統技能と建設技能者等の職人育成について
6.市民モラル向上の推進とマナー教育の強化
7.駅東口のタクシー乗車場の改善とタクシー専用駐車区間の設置
8.「西蔵王高原ライン」の無料化について
9.市内幹線道路の早期整備促進について

 山形商工会議所は明治30年全国で50番目、東北では仙台・青森に次いで3番目に創立され、現在約4600事業所が加入しており、今年の1月22日で創立109周年となりました。そして、明るく活力あふれる「元気な山形づくり」をめざし、多彩な事業を行っています。
 山形市においても、商工会の発展及び活性化がまちの活気と元気に結びつくものと思います。『山形にしかないもの』この魅力づくりが大切であると思います。議会・行政・商工会並び観光・産業・農業界等が一体となって連携し、知恵を出し合い、山形ならではの『もの』『産物』『風物』『企業』『人』を見出して行きたいと思います。

AED議員研修会! 2006.2.3[Fri]
 今日は、公明党山形県本部開催のAED議員研修会に参加しました。講師には、山形消防署の川瀬氏と工藤氏にお願いいたしました。
 研修内容は、緊急時の救急法「心肺蘇生法」とAED「自動体外式除細動器」の使い方です。2人1組となり、心肺蘇生を施す人とAED「自動体外式除細動器」を使って救命活動する人に分かれ実際に人形を使って訓練を受けました。

「心肺蘇生法」は、「意識の確認→意識なし→呼吸の確認→呼吸なし→周りの人に救急隊の要請119番(性別・状況・AEDの要請)→気道確保→人工呼吸(2回)→循環サインの確認→循環サインなし→心臓マッサージ(15回)→人工呼吸(2回)・・・・・・」
 AED「自動体外式除細動器」到着。@AEDの電源を入れる。A通電パットを患者さんの胸に貼る。B通電ボタンを押す。AEDは、音声により操作方法をアナウンスしてくれ、誰にでも操作でき安全で安心なものです。通常、救急隊の要請(119番)をしてから救急車が現場に到着するまで平均6分かかるといわれています。突然の心停止に陥った人を救うには、そばにいる「あなた」しかいません。公明党は公共の施設、多くの人が集まる場所へのAED設置について積極的に取り組んでいます。
 
 昨年も別な会合で受講して頭では覚えているつもりでしたが、実際にやって見るとなかなかうまくいきません。研修を受講しても恥ずかしがったりせず実技をやらせて頂く事が大切です。そして、年に1回は受講し、繰り返し練習することがとても大切だと思います。イザという時のために、多くの皆さんから是非、緊急時の救急法「心肺蘇生法」とAED「自動体外式除細動器」の使い方について受講して頂きたいと思います。この研修については、高中小学生の参加も含め、力を入れて行きたいと思います

緊急情報メール配信受付始まる! 2006.2.2[Thu]
 今日から緊急情報メール配信受付が教育委員会青少年課において始まりました。この事は、市長会見の中で大場教育長が緊急情報を関係者に迅速に配信する事にしたとの発表に伴い実施されたものであります。議会でも、子ども達の身の回りや通学路における不審行為や情報の伝達について再三に亘って当局の取り組みについて指摘・要望をしてきました。

 教育委員会では、青少年課と山形市の総合学習センターとのメインコンピューターとを連結し、青少年課に緊急情報メール配信の希望受付をした皆様に、万一の事態が発生した場合には一層の協力が必要となるため、携帯電話を活用して事件の発生や状況などを速やかに一斉に連絡できるような体制を取りました。
 現在の受付は、児童のいる保護者に対しての緊急情報メール配信受付となっています。市内小中の保護者の皆さんには既に『緊急情報メール配信受付のご案内』を配布し啓発に務めているとのことです。テレビでも取り上げていましたが、本日の受付は約500件以上の申し込みがあったということで、保護者の関心が高い事がうかがえます。

 今後はPTAの皆様の他、地域の協力者及び一般の方々にも配信希望があれば申し込みを受付していくことになります。市のホームページ『なんたっすやまがた』には、申し込みの方法は未だ記載されていませんが、下記の専用アドレスにメールすれば受け付けていただけるようです。
 今後は、小さな出来事でも情報を提供していただくことがとても大切になります。市民が一体となり迅速な対応で子ども達の安全を見守り確保して行きたいと思います。

緊急情報メール配信専用アドレス
anzen@ymgt.ed.jp
詳しくは、山形市教育委員会青少年課青少年係 
рO23−641−1212(内線)619

いよいよ野球シーズン到来! 2006.2.1[Wed]
 今日は、三軒茶屋商店街の視察となっていましたが、私は築地市場に行ってきました。東京で世田谷区役所職員で過ごし、山形に帰ってきてからも事ある毎に世田谷区にはお邪魔しており、三軒茶屋商店街の変貌も承知しています。反対に6年間も東京に居ながら築地市場には行った事も無く、東京の食の中心市場の現状を見ながら美味しい朝食兼昼食を食べてきました。
 
 暦も変わり、セリーグ・パリーグの12球団が今日から春季キャンプをスタートさせました。主力選手はこれから徐々に開幕日である3月25日(パ)、3月31日(セ)のリーグ開幕に向け調整していくことになりますが、今年は、2006年第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)大会が開催される事になっております。ゆっくりとした調整では間に合いません。
 1次リーグA組の日本は、3月3日〜5日(3日中国、4日台湾、5日韓国)の日程で東京ドームにおいて試合が組まれています。野球先進国として、リーグ予選突破は勿論のこと、世界1位を目指して頑張って欲しいと思います。

 又、昨日は第78回選抜高校野球大会の出場校32校が決定しました。残念ながら出場校名簿の中には山形からの名前はありませんでした。夏の甲子園連覇の駒大苫小牧が狙うのは選抜大会での初優勝です。高校野球でもいろんな問題もありますが、清清しく甲子園でプレーする球児に大人のエゴで、悲しい思い出や悔いの残る大会にだけはして欲しくないと思います。

 私の好きな清原は、巨人からオリックスの選手となりましたが、何処までも自分の好きな『野球』を追及して関西で大輪を開花して欲しいと思います。又、今季大リーグでの所属球団が決まっていない野茂英雄投手についても、最後まで自分らしく大リーグに賭ける情熱を持ち続けると共に執念で再び私たちにマウンドで躍動する姿を見せて欲しいと思います。

もどる
バックナンバーリスト
Powered by HL-imgdiary Ver.3.00