第11号H18/01/01発行
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
12月度定例会が閉会!
12月市議会定例会は、平成17年度一般会計補正予算、事件決議及び条例関係49議案を原案通り可決し、15日に閉会しました。
一般会計補正は、夜間急病診療所において昨年4月から小児科医の常駐を行い小児救急医療体制の整備を図ってきましたが、予想以上に利用が多く今後も冬季における利用者数の増加に備え診療体制の強化を諮るための経費や生活保護世帯の増加や心身障害者に係る支援費の追加として3億8千万円、小学校アスベスト対策事業費などに2780万円、除雪などに対する予備費5千万円などに補正予算総額5億2590万円を追加し、補正後の一般会計予算総額を764億7830万円としました。
議会も行財政改革!
意見書提出を提案する「おりはら」
H17.12.15
議員発議で提出した議員定数削減(38から3減の35議席)と平成18年4月1日から議員報酬(67万から65万)と政務調査費(14万から12万)それぞれ月額2万円を削減する事について可決しました。私の所属する緑政・公明クラブは政務調査費4万円の削減を主張していましたので、金額については残念な結果となりました。しかし、我が会派は議員定数・議員報酬・政務調査費全てにおいて削減することが今回の大きな目的でありましたので、大変な前進であると思っております。今後も行財政改革と議会活性化に務めて参ります。議員定数を35議席に削減して行われる選挙は、平成19年4月に行われる地方統一選挙より適用されることになります。
産業文教委員会に付託されていました、米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立を求めることについての請願を採択し、所属する委員会の議員を代表し、産業文教副委員長である私から上記の意見書提出について提案をさせていただきました。本会議において一般質問以外での登壇は初めてのことであり緊張しましたが、可決了承され、同日付で関係機関に提出いたしました。
施設見学及び農政懇談会!
ふれあい通り親水護岸
(福祉体育館北)
11月2日産業文教委員会が開催され、施設見学及び農政懇談会を行いました。施設見学は山形五堰地区地域用水環境整備事業として、平成11年度〜18年度で総事業費6億2千7百万円を掛け整備を行なっている農業用水路改修場所の内4箇所【@ふれあい通り親水護岸(福祉体育館北)A図書館通りせせらぎ水路(市立図書館周辺)B第六小東通りせせらぎ水路(市立第六小と県立中央高校の間)C天沼(みなみ公園・南市民プール)】を見て廻りました。
次に、農協直売所ファーマーズ南館店を視察しました。ファーマーズは、JAが社会的役割として高齢化と女性に対応した場を提供し、地域の農業振興と地域活性化を目的として設置したものです。半田支店長から事業形態と概要の説明を受けました。又、食と農を通して消費者の理解と共生を図り、安全で安い農産物を提供していきたい。多くの市民の皆さんからご利用いただきたいとのお話がありました。
農政懇談会の様子
農政懇談会では、今年の米の出来高や各等級米比率などの報告を受けた後、カメムシ被害状況や対策、農業者担い手問題、144に上る伝統作物の拡販体制や今後の構想、直販の拡大や食育の取り組みなどについて意見交換を行いました。
最後に転作作物の新そば「でわかおり」の試食会を行いました。食卓には、村木沢の青菜漬、作谷沢のわさびなども準備され新そばを美味しくいただきました。ご準備して頂いた農業協同組合関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
森林セラピー勉強会に参加!
小野小国町長から説明を受ける
11月7日小国町で開催された、森林セラピー勉強会に参加してきました。森林セラピー総合プロジェクト(癒しの森づくり)は、森林セラピー基地の創設に向け本格的に動き出しています。現在、全国から27団体(市町村)が森林セラピー基地、ウォーキングロードの候補地としてエントリーし特色ある、癒しの森づくりに励んでいます。
森林セラピー生理実験により、生理的に身体がリラックスしていることが、各地の森林で確かめられています。生理実験では、森林部と都市部で同時に行い、被験者の心拍変動性・唾液中コルチゾール・唾液中アミラーゼ・血圧などの反応を総合的に測定し、人への森林の効能を科学的に実証していきます。これまで唾液中のコルチゾールという「ストレスホルモン」が都市部に比べ、森林では濃度が低くなる事が判りました。又、心拍の“ゆらぎ”の測定で、ストレスが高い時に高まる“交感神経”が抑制され、リラックスした時に高まる“副交感神経”が昂進するということや、脳の活動も森林では鎮静化されリラックスしている事が判りました。最近では、森林浴により、ガンを防ぐ身体内のNK(ナチュナルキラー)細胞が活性化され、ストレス解消などの効果が期待できると研究機関が発表しています。
ウォーキングロードの候補地『ブナの森温身平』で
参加者と記念撮影
勉強会では、小野精一小国町長から山形県として唯一今回の森林セラピー基地、ウォーキングロードの候補地としてエントリーしている経過や今後の計画などを含め挨拶ががありました。ビデオで4箇所のセラピー候補地を見た後に、「森林セラピーと地域振興」という題で、林野庁森林整備部研究普及課の飯千好徳課長補佐より講演をして頂きました。
その後、森林セラピー基地、ウォーキングロードの候補地である『ブナの森 温身平』を視察しました。山間は紅葉で色づき、清清しい空気、本当にリフレッシュできる素晴らしい空間でした。今後、森林セラピーについて積極的に推進していきたいと思います。
ドクターヘリ(空飛ぶ救急車)を視察!
手稲渓仁会病院の屋上ヘリポート
(融雪のためヒーティンが整備)にて
ドクターヘリ内部の説明を受ける
11月11日札幌市内にある手稲渓仁会病院救命救急センターを訪問しました。この手稲渓仁会病院には、医師や看護師が搭乗し、救命救急現場に急行できるドクターヘリが装備されています。高橋功センター長から、厚生労働省救急医療対策事業(ドクターヘリ導入促進事業)におけるドクターヘリ運航実態とこれまでの経過をお聞きした後、今後の課題について意見交換を行いました。
ドクターヘリの最大の利点は、医師を搭乗していることから初期治療開始時間の短縮が図れる。早い段階で治療を施せば救命率が上がるとのこと。反面、これらの事業は現在、国と道からの補助事業で賄われていますが、補助金削減の議論がある中、保健適用などによる財源確保を含め今後の維持をどのようにするかについて意見交換が行われました。
今回の視察は、公明党ドクターヘリ全国配備推進プロジェクトチーム(渡辺孝男座長=参議院議員)に同行してのものでしたが、同州制も見据えながら山形県における無医地区などでの救急処置にドクターヘリの活用は有効であり重要であると感じました。
ドクターヘリと消防・防災ヘリの違いは?
ドクターヘリ ・救命救急用である。 ・医師・看護師が搭乗する。 ・出動が迅速である。 ・要請から離陸までの所要時間3分17秒 ・ヘリコプターがコンパクトで救急現場向き |
消防・防災ヘリ ・業務の一つとして救急利用(災害・救出) ・必ずしも医師が搭乗しない。 ・出動まで時間がかかる。 ・救急現場向きでない。 |
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