第14号H19/01/01発行
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
今年は、4月の地方統一選挙や7月の参議院選挙と正に選挙の年であり、私にとっても勝負の年であります。
今年も、地域の皆様と市政とのパイプ役として、お一人お一人の声を大切にし、現場第一主義に徹し、私の政治信条であります『誠実に! 真剣に! 情熱を持って! 』市民の皆様が健康で、元気に、安心して暮らせる、山形市のまちづくりを目指して真正面から挑戦して参ります。
今年も、皆様にとって、健康で幸多き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
いじめ根絶を市議会で決議!
山形市議会は、15日の12月市議会定例会本会議で、「いじめの根絶と安全・安心な学校生活の確保」に関する決議を可決しました。
いじめ根絶を提案する「おりはら」
平成18年12月15日
産業文教委員会副委員長である私、「おりはら」より、提出者を代表して提案理由を説明させて頂きました。
内容は、「現在、全国的にいじめを苦にした子どもたちの自殺が相次ぎ大きな社会問題となっており、この問題の解決に当たっては、学校・教育委員会・保護者・地域が連携し社会全体で積極的、且つ、早急に命の尊厳を守ることを訴えながら、いじめは絶対にゆるさない基本認識と当事者意識を持って、一丸となって取り組んでいくことが強く求められる。
また、最近、不審者の声掛け事件が身近に多発するなど、子どもたちの学校生活における安全・安心が脅かされている状況にある。よって子どもたちの健やかな育成環境を保つため、不断の努力を払うこと」として議会で決議し、しっかりとそれぞれの課題解決に向け取り組んでいこうと、訴えさせて頂きました。
又、「地域と中小企業の金融環境の改善と、金融の円滑化を求める意見書」の提出について、「残留農薬のポジティブリスト制度の改善を求める意見書」の提出についても併せて提案理由を説明し、原案通り可決了承され、山形市議会議長名で各関係省庁に送付いたしました。
12月定例議会閉会!
12月市議会定例会は、平成18年度一般会計補正予算、市副市長定数条例の設定、市特別職・一般職員の給与条例の改正、市基本構想の変更など計23議案を原案通り可決し、15日に閉会しました。
一般会計補正は、小・中学校(第三・四・十小・大曽根小・第八中)の耐震補強工事費2億2600万円、除雪などに対する予備費5千万円などを計上しながらも、市税減収及び普通交付税の額の算定等に減額もあり、全体としては1億4513万円の減額となりました。
補正後の一般会計予算総額は、752億7555万円となりました。
三市連携のタイ観光物産展に参加!
レセプション 平成18年11月2日
仙台市・福島市・山形市が平成18年5月に締結した、「広域観光連携に基づく三市協定」に基づいて、共同事業の一貫として、行政と民間事業者を含めた三市関係者の連携のもと「三市の観光・物産」を、海外(タイ・バンコク)で初めて纏まった形で紹介・販売することになりました。議会としても、大いに啓発していくべきであるとの視点から積極的に参加し、タイとの友好関係を築きながら、海外の山形関連企業の実態把握も含め11月1から3泊5日の行程で視察に行ってきました。
<一日目> 市川市長を始めとして市議会・市関係者ら総勢10名が、仙台市・福島市のメンバーと仙台空港からチャーター便で一路バンコクに向いました。
<二日目> 旅行業者や報道関係者らを招いて、三市の観光や物産展を紹介する観光セミナー及びレセプションが開催されました。
市川市長からは、『おしん』『蔵王温泉の美人湯』『サクランボ』等をキーポイントにしながら山形の観光と物産を売り込んでもらいました。
私は、山形市が国内外にわたり観光や物産を紹介する機会を沢山持つことは、友好拡大を含め経済的波及効果は大きなものがあると思います。今後、年間を通し『山形市の観光・物産をアピールするプロモーションビデオ』の作成と共に、観光行政の在り方をしっかりと計画を立て実施していかなければならないと思います。
<三日目> タイとの観光交流促進を目指し、三市観光物産展「仙台・東北ジャパンフェア」が3日から12日までの10日間の予定で、バンコク中心部のバンコク伊勢丹で開幕しました。三市の約150種類の名産品が5階の会場のフロアで販売されました。
バンコク伊勢丹にて
平成18年11月3日
最初のお客様に各市長より花束と記念品が送られる事になり、梅原克彦仙台市長、市川昭男山形市長、瀬戸孝則福島市長のほか、各市の議員や商工会議所・商品販売関係者ら約130人が10時のオープンを待ちました。
私も、サクランボのブローチと小型こけしをカゴに持って、来客された方々に配って回りました。山形の名産品としては、そば類、和菓子(のし梅)、醤油、漬物、地酒、JA関係のリンゴ・ラフランスなどが展示されました。
又、玉こんにゃくの実演販売や蕎麦打ちコーナーも設けられ、山形の美味しい食べ物を多いにアピールして頂きました。出店及び実演された関係者の皆さん本当にご苦労様でした。
タイにある日系企業を視察訪問!
タイ・トヨタ現地工場にて
平成18年11月3日
<三日目> ハッピー工業(株)の取引企業である、PENN K INTER TRADING CO.LTDのショールームやSIAM TOYOTA MANUFACTURING CO.LTD(タイ・トヨタ現地工場)、ミクロン精密(株)取引企業である(SIAM DENSO MANUFACTURING CO.LTD:デンソー)の各会社を視察させて頂きました。
特に、タイ・トヨタの鈴木取締役社長は山形市の出身で、親近感を感じると共に現場を案内し説明していただいている中で、現地の若い労働者(高卒以上)を如何に立派な製造・技術者に育てていくのか、安心・品質管理・コスト軽減に向け一丸となって努力している姿がヒシヒシと伝わってきました。
東北パイオニアを視察訪問!
<四日目> 東北パイオニア(THAILAND)CO.LTDにお邪魔し、玉井取締役社長から、タイ事情及び東北パイオニアアユタヤ工場の概略を説明いただき、工場見学をさせて頂きました。
2000名以上の若い女性労働者を教育し、良い品質の品物を作っていく事は大変な事だと思います。そのリーダーシップを取られている玉井社長始め、18名の日本人中7名が山形出身との事で、益々嬉しく思いました。
東北パイオニアアユタヤ工場前にて
平成18年11月4日
世界遺産アユタヤにて
平成18年11月4日
その内の一人である高木さんは、オーストラリアのスワンヒル市との短期交換留学生の2期生で、それを契機として海外に興味を持ち、このタイで頑張っているとのこと。短期交換留学生に参加した事が、現在の私があると感謝の気持ちを伝えて頂きました。最後に玉井社長・高木さんと会社前で記念撮影をさせて頂きました。
視察の最後は、世界遺産の一つに登録されているアユタヤ遺跡を見学いたしました。
山寺などは、世界遺産の候補に上がるのではないかと思います。又、昔のものを大事にして、その歴史や背景を精査すると共に、新しい観光メッカを作っていく事も大事であると思いました。
私は、芸工大生の作品なども、今後山形市にとって大きな価値を見出してくれるものだと思っています。
そして、四季折々の素晴らしい自然のある山形、美味しい食べ物が豊富な山形、祭りや文化的遺産等も沢山あります。これらのものを行政・企業・メディア・市民が一体となって、上手くコーディネートして『観光・芸術の都市山形』を目指して頑張って行かなければならないと思います。
本当に貴重な視察をさせて頂いた事に感謝申し上げ、海外視察報告といたします。
施設見学及び農政懇談会!
山形木造住宅
プレカットシステム工場にて
トマト養液栽培を視察する
「おりはら」
農政懇談会から平成18年11月9日
11月9日(木)、産業文教委員会の施設見学及び農政懇談会が開催されました。施設見学は、山形木造住宅プレカットシステム工場(安部政昭理事長:山形市表蔵王62−1)と蔵王成沢地内においてビニールハウスでトマト養液栽培を行っている板垣実氏より、それぞれ現地でお話を伺いました。
その後、山形農業協同組合本店において、JA山形市農業組合:大山幸雄代表理事組合長、JA山形農業組合:長澤豊代表理事専務を始めとした農業協同組合関係者の皆さんと農政全般に亘り懇談を致しました。
須川沿岸改修促進議員連盟研修会!
荒川のふるさとの川にて
11月24日(金)は、須川沿岸改修促進議員連盟・須川改修期成同盟会・最上川上流村山地区改修期成同盟会による合同河川事業視察研修会に参加しました。
本日の視察地は、福島市「荒川のふるさとの川整備事業」と福島市渡利地区「水辺の楽校」です。
須川沿岸改修促進議員連盟は、須川沿岸の改修促進と綺麗な水を取り戻す運動と共に豊な資源の有効利用をめざし、須川の地域を有する市議会議員14名からなり、現在、私は幹事を仰せつかっています。
水辺の楽校の様子
平成18年11月24日
河川が氾濫するたびに大きな被害が出ます。しかし、そのような事態は何時起こるか判りませんし、河川改修には膨大な資金が必要です。財政状況が悪化している行政は、ややもすると後回しにしてしまうきらいがあります。須川の河川改修も国が担当する部分は、飯塚橋の改修以外は終了し、飯塚橋より上流は県が事業主体となります。今後も、国や県に意見・要望を伝えながら、しっかりと整備促進を図って行きたいと思います。
なお、視察の報告は、『おりはらブログ』でご覧ください。
HP(ホームページ)をリニューアル!
平成16年10月25日に、『おりはら政信Web』を開設しましたが、この度11月18日に全面リニューアルし公開しました。
これまで、毎日更新しておりました『おりはら日記』を『おりはらブログ』とし、カテゴリーに(おりはら日記・ふれあいQ&A・議会報告・フォトアルバム等)を配置しました。 今後も、『おりはらブログ』を毎日更新して、おりはらの行動・考え方、様々な情報を皆様に発信させて頂きます。ご意見・ご要望等お気軽にお寄せ下さい。
南沼原小学校新設分離校実現に向けて!
新設分離校の陳情を行う「おりはら」
平成18年12月1日
12月1日(金)に行われた、南沼原小学校教育改善促進委員会(齋藤光雄委員長)による、市川山形市長への陳情行動に同席いたしました。
市川市長からは、最近給食バイキングで南沼原小に行き、つぶさにその実態を掌握している。また折原・高橋両議員からの度重なる議会等での発言で喫緊の課題と認識している。
今回、策定している第7次総合計画の中に、『分離校新設』を盛り込み、出来るだけ早く実現できるよう、具体的に計画を立て、努力していきたいとの回答を頂きました。
会派『政策提言』への回答書!
「政策提言」の回答書を受け取る
平成18年12月15日
12月15日、市川市長から「政策提言」の回答書を受け取りました。これは、平成18年9月26日に会派(緑政・公明クラブ)の総意を取り纏めた『政策提言』を市川市長に手渡しさせて頂いておりましたが、それに対しての回答書です。
回答書は、提言した39項目に対して一つ一つ丁寧に回答してありました。既に、12月議会の中でも一部については、その取り組みについて、前向きな回答を頂きました。又、条例化等については実施する方向性が確認されており、山形市における中長期的課題などについて懇談をさせて頂きました。
私からは、「不妊治療の公的な助成の拡大」と「高齢者の住宅確保に向けての支援制度確立」について、更なる検討をお願いいたしました。
小林政夫弁護士が様々な悩みに丁寧にお応えします。お気軽にご利用下さい。 なお、相談される方は事前に予約が必要となりますので、 023−631−5287へ電話していただきますようお願いいたします。 又、日程が小林弁護士の都合で変更になる場合もありますのでご了承ください。 |