この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第28号H24/1/1発行
希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、3月11日に発生した東日本大震災とその影響によって引き起こされた津波による福島第一原子力発電所の放射線量の問題で、大変な一年となってしまいました。
この一年は、更に絆を大切にしながら日本全体が一丸となって復旧・復興に全力を挙げて行かなければならないと思っております。皆で支えあい、まけないぞ東北!がんばろう東北!であります。
また、こうした時だからこそ、様々な課題に取り組むときの政治力や行政の姿勢が大きく問われる年でもあると思います。
昨年、市議会議員として3回目の当選を果たさせて頂きました。改めて心から御礼申し上げますとともに、皆様方から賜りました熱いご期待を裏切ることなく、私がめざす12項目の実現で、「ひと・まち・みどり輝く山形」を目指し、希望輝く山形を創るため、全力でお一人お一人の声を市政に届け、皆様の声を形にして参ります。併せて、山形市議会の議会基本条例の制定や定数・議員報酬・政務調査費等の見直しについても、しっかりと取組んで参りたいと決意しております。
私、おりはら政信は「政治は庶民のためにある」との政治の原点に立ち、今年も誰もが誇りと希望を持って生活できる安全・安心な山形の実現をめざして活動して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成24年 元旦 山形市議会議員 折原政信
12月定例議会から!
11月24日から開会していた12月定例議会が一般会計補正予算などを原案通りに可決し、12月9日に閉会しました。
なお、最終日に、任期満了に伴う人事案件が上程され、荒井満副市長の後任に瀧井潤上下水道事業管理者を選任しました。
新副市長に瀧井氏を選任!
新副市長に選任され挨拶する瀧井潤氏
新副市長に選任され、挨拶に立った瀧井潤上下水道事業管理者(62歳)は、市川市長が掲げる7つの柱を実現するためしっかりと務めていきたいとの決意を表明されました。課題は山積しており、一つ一つ着実に課題解決に向け、新副市長らしく、新しい感覚と息吹きで、誇れる山形を目指し手腕を発揮して頂きたいと思います。
なお、瀧井氏の略歴は、昭和47年3月山形大学を卒業後、4月から山形市役所に勤務、平成8年4月水道部総務課長、平成10年4月総務部職員課長、平成15年4月企画調整部長、平成18年4月教育部長、平成22年3月退職、平成22年4月から現在の上下水道事業管理者となっています。なお、副市長の任期は、平成23年12月16日から4年間となります。
沼木元建設土砂集積施設整備事業用地を売却!
12月定例議会の総務常任委員会で、沼木元建設土砂集積施設整備事業用地の土地の処分について、議第66号・67号議案として審議をさせて頂きました。
右記の写真は、参考資料として提出された図面です。右の斜め斜線部分が議第66号、左の斜め斜線部分が議題67号になります。その下に位置しているのが、山形市学校給食センターになります。
この内、議第66号部分については、社会福祉法人恩賜財団済生会に売却され、平成24年度中に認可保育所(定員120名)を建設し、平成25年4月からの開所を目指し整備されることになっています。
また、議第67号部分については、株式会社タキザワに売却され、平成25年春を目指してゴルフ練習場として整備されることになっています。
私からは、これらの土地が売却されることにより、この辺一帯がさらに交通量が多くなって行くものと思われ、トラックセンターの誘致について話があった時も地元から信号機の設置や東原村木沢線の早期開通等について要望が出されている。市当局もこれらの事を十分に考慮して進めて行ってもらいたい旨を話させて頂きました。
市川山形市長に会派政策提言!
会派政策提言書を市長に手渡す
12月16日(金)、午後3時30分から市川山形市長に対して、会派(緑政・民主・公明クラブ)政策提言書を手渡させて頂きました。今回の政策提言では、重点要望項目として15項目、総務委員会に関すること28項目、厚生委員会に関すること26項目、産業文教委員会に関すること27項目、環境建設委員会に関すること15項目の111項目からなります。
なお、『緑政・民主・公明クラブ』は、加藤賢一会長、渡辺元幹事長、折原政信政調会長の3役と、阿部喜之助市議、齋藤淳一市議、小野仁市議、武田聡市議、武田新世市議、渋江朋博市議、鑓水一美市議(現副議長)の10名から成ります。
この政策提言は毎年、次年度の予算編成を前にして、市民の安心・安全を確保する上から、十分に反映して頂くようお願いしているもので、ただ手渡すだけでなく回答も求めています。
この会派提言書は私が政調会長という立場もあり、会派の意見を集約するとともに、私の新規及び継続の提言も多く含まれており、今後とも実現に向け全力で取り組んで参ります。
平成23年12月市議会定例会で通算9回目の一般質問!
1:市民の安全・健康等に関わる国の基金事業の継続について!
11月29日 通算9回目の一般質問をする折原
- 医療や介護、子育て支援などの国の各種基金事業の多くが23年度で終了する。市民生活の安心と向上を図る上で継続が必要と思われるが、国での継続が難しくなった場合、本市はどう対処するのか。
- 国の基金事業の動向は、延長が決定されたものや終了するものなど、様々な対応が検討されている。市民生活に密着した社会保障に関わるなど真に必要なものは、基金事業の継続や代わりとなる恒久財源の確保を要望していく。
2:除排雪対策について!
除排雪が求められる狭隘な道路
2-1 狭隘な道路の消雪化について!
- 高齢者などに配慮し、小型除雪車も入れない狭隘な道路を計画的に消雪道路とする考えはないのか。
- 山間部などの急勾配道路や市街地の歩道の消雪化を進めている。機械除雪が困難道路の消雪化は、施工費と維持管理費が膨大となり困難である。
2-2 除排雪への報償金等の見直しについて!
- 小型除雪車路線になっていない所は、特別克雪地域に指定し、その地域の除排雪に報償金を支給してはどうか。
- 町内会が一斉に除排雪作業を実施した際、通常は1シーズン1回、豪雪対策本部が設置された場合は3回まで報償金を支給する制度があり、除雪路線に入らない道路も、町内会で実施するものであれば利用できる。今後、制度の周知と除排雪活動の実態を調査していく。
- 一部の道路の除排雪でも使用できるというが、自治推進委員への説明の要綱に入っていない。きちんと要綱に入れて活用できるようにすべきと思うがどうか。
- この制度は豪雪対策本部が設置された場合は多くの地区で活用されているが、設置されない年は一部の地区のみで行っている。説明要領の表現を見直して、活用してもらえるよう周知していきたい。
2-3 除雪に対する要望への対応について!
- 坂道の傾斜を緩くとか消雪道路にしてほしいなどの要望に対し、どのように対応しているのか。
- これまで大門坂など11ヶ所の消雪道路の整備を実施してきた。消雪化の困難な路線は、グルービング工法やゴムロード工法で対応している。
2-4 今後の克雪道路整備について!
- 将来の社会環境や各地域の状況を踏まえ、長期的かつ計画的に克雪道路整備を行うことが大切だと思うがどうか。
- 中心市街地の歩行者の回遊性確保を考慮し、消雪化整備を進めてきた。今後は、消雪道路のネットワークを形成するため、歩行者数が多く整備効果の大きい山形駅東口地域の整備を進めていきたい。
3:高齢者を地域で見守るシステムについて!
3-1 高齢者世帯及び単身者世帯増加の認識について!
- 認知症患者の実態と高齢者世帯や単身高齢者世帯の増加などの現状をどう認識しているのか。
- 高齢者人口を始め、単身高齢者世帯や認知症高齢者なども増加しており、高齢者施策の充実強化に努めていく。
3-2 一人暮らし高齢者の見守り強化について!
- 一人暮らし高齢者の見守りは、民生委員等の活動やヤクルトなどの愛の一声運動を実施しているが、更に郵便事業会社や新聞・牛乳配達など民間事業者との連携強化を図ってはどうか。
- 地域福祉関係機関や医療機関などで構成する「地域包括支援センターネットワーク連絡会」を設置し、地域内の課題の協議や情報交換を行っている。今後ともネットワークの推進と地域での支えあいの推進を図っていく。
3-3 認知症高齢者の事故防止対策について!
- 認知症高齢者の情報を警察やタクシー、バスなどの事業者と共有し、徘徊による事故などを地域ぐるみで未然に防ぐ取り組みを行ってはどうか。
- 警察や公共交通機関などで構成する「はいかい老人早期発見ネットワーク」を活用し、早期発見や保護に努めている。また、「認知症サポーター養成講座」を実施し、認知症高齢者の理解と、地域で支えていく取り組みを行っている。今後も受講対象者の範囲を広げ、認知症高齢者への見守り活動を強化していく。
3-4 「医療情報キット」配布事業について!
- 全国の自治体で高齢者に「救急医療情報キット」を配布し、緊急時の迅速・適切な救急活動に大きな成果を収めている。本市もこのキットを配布してはどうか。
- 市社会福祉協議会で「福祉連絡カード」を高齢者宅に配布している。より効果的なものになるよう内容を検討していく。
- 「救急医療情報キット」は冷蔵庫に入れておくものでわかりやすいが、「福祉連絡カード」は置く場所が統一されておらずわかりづらい。ぜひキットの配布をしてほしい。
- 「福祉連絡カード」はこれまで電話のそばなど場所が統一されていなかった。現在、「困ったときの相談窓口一覧というファイル」を高齢者に配布しており、福祉連絡カードも入れて磁石で冷蔵庫に貼ってもらうようお願いしている。
3-5 災害時要援護者支援体制について!
- 市災害時要援護者避難支援全体計画が策定され、災害時に助けが必要な方々の避難支援の仕組みが作られたが、まだまだ周知されていない。今後この制度をどう普及させていくのか。
- 災害時要援護者を安全に避難誘導するためには、支援者に加えて自主防災組織の協力が有効なことから、自主防災組織の組織化率向上と同組織を通じた制度の普及周知、町内会・民生委員などの協力を得ながら対象者へ説明に努めていく。
4:水道料金口座振替日について!
- 水道料金の口座振替日は、14日と26日であるが、年金支払い日が偶数月の15日であることから口座残高を心配する声がある。民間企業の給料日なども考慮し、振替日を15日と月末としてはどうか。
- 新年度から口座振替日を15日に変更する。26日の振替については、特に問題はないと考えている。
5:国民健康保険税の納付回数の増加について!
- 国民健康保険税を納付する立場に立って、7月から翌年2月までの8回となっている納付回数を増やす検討をすべきと思うがどうか。
- 国民健康保険税は、6月に前年の所得が確定した後の算出作業となるため、7月を1期目の納期とし、滞納整理期間として3カ月必要であることから、2月を8期目としている。他市の状況をみても、納付回数が多い市の収入率が高い訳ではないので、定着している現在の納付回数でよいと考えている。なお、納付が大変な方に対しては、納税相談により分納なども行っている。
6:市立病院済生館関連について!
6-1 済生館駐車場南側の信号機について!
済生館駐車場前の信号機
- 済生館駐車場の出入口の南側に使用されていない信号機がある。歩道は通行止めで車道部分に簡易なガードレールで歩道が作られている。市民の安全な動線確保をどのように考えているのか。また、使用しないのであれば、市道の信号機として利活用すべきと思うがどうか。
- 済生館前駐車場の運営開始後まもなく、駐車場の柱が視界の妨げとなり、現在の位置に歩道を設け、信号機の運用も停止した。市道への信号機移設は、県とも協議したが難しい状況であり、撤去を前提に検討したい。
- 県とも詰めなければならないと思うが、市民の財産である信号機の利活用を含めしっかりと対応してほしい。
- 信号機の寄付と設置については、県と協議をしながら、さらに検討したい。
6-2 どんぐり保育所について!
- 済生館に設置されている保育所「どんぐり」は生後57日目から4歳児までであり、それ以降は他の保育園などに移っている。優秀な看護師確保のためにも、定数増を図り、就学前まで入れるようにしてはどうか。
- 病院内保育所は、済生館職員の子育てを支援し、安心して働ける環境整備のため、昭和40年から設置している。園児にとって好ましい保育環境とするため、保護者と協議のうえ、5〜6歳児の保育スペースが確保できないことなどから4歳児までの保育としている。なお、スペースの有無も含めてさらに調査したい。
7:住宅リフォーム総合支援事業について!
- 住宅リフォーム総合支援事業は、募集期間が遅く、抽選回数や工事完了時期などの点で使い勝手が悪かったと聞く。来年度からは、できるだけ早い時期に年1回の募集にしてはどうか。
- 新規事業ということでのPR期間と年間工事の平準化を考え、県市補助を6月と8月に、市補助を7月と9月に分けて募集した。来年度に向けては、いろいろな要望がでており検討していく。
山形市・山辺町・中山町、消防事務委託開始式!
12月1日、山形市消防本部1階車庫で行われた、山形市・山辺町・中山町、消防事務委託開始式に山形市議会総務委員として出席させて頂きました。
《消防事務委託の主な内容》
- 両町からの119番通報を直接受信します。
- 両町における救急業務を行うほか、火災発生の場合は、山形市から消防車両が出動し消火活動等を行います。
- 消防法に基づく火災予防に関する立入検査や各種措置の命令、危険物施設に関する規則、消防用設備等の検査や措置の命令、火災の原因調査なども含めた業務を行います。
- 火災の罹災証明は、山形市消防本部で発行します。
- 消防事務に関しては、両町の区域においても山形市の条例、規則及びその他の規定を適用して行います。
開始式の後、通信指令室で実際に両町から火災通報があったと想定した電話を受け、どの様な体制で消防車両が出動するのか確認させて頂きました。これまでは、町内からの119番通報は一度町役場につながり、職員が対応した後で市消防本部に伝わっていましたが、今日からは直接受信となり、緊急車両の到着時間は最低でも2、3分は短縮されるということでした。
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