この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第29号H24/7/27発行
6月定例会が終わる!
予算特別委員長として本会議で報告する折原
6月14日から6月29日までの16日間の日程で行われた6月定例会が無事終了しました。
今議会では、子育て支援や農業振興などに係る補正予算1億3301万円や、予算の執行に関する市長の調査等の対象となる法人を定める条例の設定、情報公開・個人情報保護審査会委員の選任など市長提出の議案13件、市議会事務局設置条例等における読点の表記を改正する条例の設定など議会案4件が提案され、審議の結果、提案された議案については、いずれも全員異議なく可決、承認および同意しました。
なお、請願については、継続審査中の3件と新たに提出された3件を審議し、2件を採択、4件を継続審査としました。
また、任期満了に伴う山形広域環境事務組合議会議員については、加藤議長の指名推薦で阿部喜之助議員・斎藤武弘議員・今野誠一議員・小野仁議員・遠藤吉久議員・遠藤和典議員・中野信吾議員の7議員が再任されました。
また、昨年から議会改革検討委員会を立ち上げ今年の12月での議会基本条例制定に向け急ピッチで作業を進めていますが、6月の全員協議会で遠藤吉久委員長より検討状況の中間報告を行わせて頂きました。
“災害廃棄物”を受け入れる株式会社クリーンシステムを視察
4月18日、岩沼市からの災害廃棄物(がれき)を受け入れることになった、株式会社クリーンシステム(山形市飯塚町字中河原1629-5)に武田新世議員と二人でお邪魔し、受け入れ手順について説明を受けたり、木くず再生工程を行う施設を拝見させて頂きました。
災害廃棄物は、クリーンシステム正門前で、運び込まれた車両の前後左右1mの空間放射線量率を測定します。ここで、基準超過であれば搬入することなく、そのまま搬出地に引き返して貰うことになります。また、正門前には掲示板が設置され、搬入の都度、@敷地境界における空間放射線量率、A仮置き場の放射性セシウム濃度、B搬入車両台数、C搬入車両の空間放射線量率が記載されるとともに、クリーンシステムのホームページにも掲載されます。
岩沼市から運び込まれるのは、家庭用の建築廃材とされており、一旦一次保管場所に分別されて保管されます。その後、荒選別を行ったあと、チップ等の製品に再生する施設で粉砕処理されます。破砕する際に粉塵等が発生しますので外と破砕機械等にミスト機が設置されていました。がれき処理なくして被災地の復興はあり得ません。市民の皆さまのご理解とご協力を宜しくお願い申しあげます。
安全対策についてお聞きしました |
一次保管場所にて |
計量後の荷降ろし場所 |
破砕機械とミスト機 |
「大蔵村肘折地区土砂災害」現場を視察!
土砂災害の概要を聞く
5月27日「大蔵村肘折地区土砂災害」の現場視察を、渡辺孝男参議院議員、菊池文昭県議、那須稔寒河江市議、折原政信山形市議、武田新世山形市議、河村豊東根市議、高橋富美子新庄市議、小関英子尾花沢市議の8名で行わせて頂きました。
特設テントが設けられており、新庄河川事務所矢口銅山川砂防出張所長、山形県最上総合支庁松田建設部長、大蔵村加藤村長、肘折温泉旅館組合長、肘折温泉女将会会長等の皆さんから経過と現状、そして要望等をお聞きしました。
要望では、この災害現場に辿りつくまで使用されているう回路(県道・村道)は、狭隘であるため冬季間の除雪は無理で雪崩の危険もあり通行出来なくなる。降雪期までに崩落した主要地方道を復旧しなければ孤立する事態となる。地区住民はもとより、肘折温泉を利用する宿泊客にも多大な影響が出る。10月末には降雪となり、早目の復旧と作業工程(メド)を示して欲しいと切実な思いが語られました。
私たちの後ろの斜面が崩落し銅山川まで土砂が押し寄せてきています。復旧に向けての取り組みや様々な課題等についてお話をお聞きしました。渡辺参議院議員は、村にとって重要な温泉観光のためにもしっかりと関係省庁に働きかけ、一日も早く道路の本格復旧を目指して対応することを約束されておりました。
山形市に於いても、土砂災害危険区域(地滑り7箇所、崖崩れ29箇所)及び孤立集落42箇所とされており、これらの地域における危険の周知、警戒避難体制の整備等を図っていかなければと感じてきました。
女将会の皆様から要望を聞く |
現場にて今後の取り組みを聞く |
口座振替日が14日から15日に!
上下水道部庁舎
年金暮らしをしている方から、年金は偶数月の15日支払いになっているが、山形市の水道料金の口座振替日は14日になっている。年金支払い日と一緒だと便利であり、口座残高を気にしなくても良い。何とかならないだろうかとの要望を頂き、平成23年12月議会の一般質問に取りあげ、市川市長より新年度から15日に変更するとの答弁を頂きました。
この6月から、水道料金の口座振替日が14日から15日に変更され引き落としが行われました。
≪偶数月で15日の口座振替対象地域≫ |
銅町一丁目、北町三丁目・四丁目、桧町一丁目・二丁目・四丁目、肴町、城北町二丁目、あかねケ丘一丁目・二丁目、清住町三丁目、南石関、久保田三丁目、若葉町、篭田三丁目、深町二丁目、片谷地、松原、南松原一丁目、黒沢、蔵王松ケ丘二丁目、前明石、百目鬼、津金沢、城西町三丁目、陣場一丁目・二丁目、江俣五丁目、江南二丁目、旅篭町一丁目、双葉町二丁目、上町二丁目・四丁目・五丁目、鉄砲町一丁目・三丁目、十日町四丁目、柏倉、谷柏、門伝、長谷堂、沼木、明神前 |
小中学校における身体障がい児の受入れ環境の整備が整う!
平成21年9月9日の一般質問で、小中学校における身体障がい児の受入れ環境の整備について質問を行いました。本来ならば、完成年度毎に視察をし、使い勝手などをお聞きしその後の施設整備に生かして行くことが大切なのですが、昨年3月の東日本大震災の発生等による様々な影響等もあり、本日(6月8日)の視察となりました。
本日は、平成22年3月に完成した第七中学校と昨年8月に完成した蔵王第一中学校を武田新世議員とともに視察させて頂きました。以下、一般質問の内容とともに写真により報告させて頂きます。
エレベーターが整備されました
(蔵王第一中学校にて)
- 小中学校での身体障がい児の受入れについては、エレベーターの設置などの整備を、中央ブロックは既に整備されている一小・三中(主病院は済生館)とし、南ブロックは蔵王一小・蔵王一中(主病院は山大附属病院)、北ブロックは千歳小・四中(主病院は県立中央病院)という3地域ブロック体制に分けて、近隣病院と連携するなどしながら環境整備をしてはどうか。
- 山形市を北・中央・南の3ブロックに分けブロックごとに肢体不自由特別支援学級を設置し、それに伴う環境整備をしていきたい。今回の補正予算では七中にエレベーターを整備するが、ブロック内連携も検討する。
両校にはエレベーターや学校およびグラウンドに入るためのスロープ、そして多目的トイレなどが設置されました。
対応をして頂いた、第七中校長先生、教頭先生、蔵王第一中教頭先生からは、肢体不自由な生徒ばかりでなく、部活や一般生活の中で足等を怪我した生徒も治るまでは使用させたり、吹奏楽等の楽器の持ち運び等にも利活用させて貰っており、今後の学校改築にあたっては是非エレベーター等の設置をお願いしたいとのお話がありました。
新設された多目的トイレ |
新設されたスロープ(第七中学校) |
七日町五丁目の鉄板だらけの側溝が整備されました
七日町五丁目の鉄板だらけの側溝について、ここは通学路にもなっており、冬季になると除雪等により側溝に落ちる車や子どもがおり、道路幅もなくなり危険であるので、早急な整備をお願いしたいとの要望がありました。町内会長さんと連携をしながら整備を進めてきましたが、この度、側溝を入れ直すにあたり地権者からの了解も得られ、蓋つき側溝が整備されました。危険極まりない状況が整備され地域の方々も大喜びでした。
整備後の写真 |
整備前の写真 |
学校給食センター運搬車にラッピングが施されました!
ラッピング除幕式から
平成22年12月定例議会での一般質問で、何も書かれていない運搬車両に子供たちがワクワクするような絵をラッピングしてはどうかとの提言を行いました。
2月22日午前8時30分から南沼原小学校西側給食搬入口前において、学校給食センター運搬車のラッピング車除幕式と出発式が行われました。子供たちの喜んでいる顔を見て本当に嬉しく思いました。
運搬車両は全部で17台ありますが、今回ラッピングされた車は4台です。その内容は「はながたベニちゃん」と「アクアちゃん」です。是非、残りの13台にもラッピングが施され、夢を載せた運搬車両で安全・安心、そして美味しい給食が、各学校に搬入されるよう市当局に引き続き働きかけていきたいと思います。
はながたベニちゃん |
アクアちゃん |
済生館駐車場の信号機が撤去され安全対策が施されました!
平成23年12月定例議会での一般質問で、済生館駐車場の南側にある信号機の利活用と安全な動線の確保を市当局に訴えておりました。
済生館駐車場の信号機が撤去されました |
山形市のナニコレ珍百景の一つとなっていた 使われない信号機 |
簡易なガードレールでは、万一の事故が心配される。しっかりと市民の安全が確保されるよう対処すべきだと訴えていた歩道 |
がっちりとしたガードレールと 緑色に染められた歩道が完成しました |
沼木七町内会連絡協議会による防災訓練!
6月17日、沼木七町内会連絡協議会による防災訓練が沼木緑地(東ソウ鰹タ木産廃処分場跡地)の駐車場で開催されました。
私からは、今年10月に西崎地区に五年後には西消防署となる西崎出張所と防災センターが開所されること、小中学校の耐震化工事の進捗状況について、県立中央病院を拠点基地としたドクターヘリが11月から就航すること、自助・共助・公助と言われる中で本日の訓練で共助の大切さを学んで頂きたい旨を話しをさせて頂きました。
下記に、消火・避難訓練の様子を写真で紹介します。
「火事だー、火事ダー」と火事の発生を 近所の方々に知らせて廻ります。 |
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消防本部に火事が発生していることを 通報しています。 |
消火器を持って火元に 初期消火訓練も行いました。 |
昨年、自主防災組織に30,000円の災害時活動協力金が支給されましたが、沼木連合町内会では折り畳み式のマルチキャリーSMC-1(リヤカー)を装備しました。これらを使って安全な場所に避難をしています。 | |
消防自動車が到着し、防火水槽が 在るところに誘導する訓練です。 |
町内会長に地区民が安全に 避難をしたことを報告しています。 |
長谷川消防署西出張所長から 講評と防災時の諸注意を伺いました。 |
小型ポンプ操法審査会に向けて、毎週月・水・金と練習を続けている第21分団沼木班の皆さんから、その成果を見せて頂きました。まずは点呼です。 |
テキパキとした動作で ホース等を目標に向かって運びます。 |
狙いを定めて、放水開始です。 これらの一連の動作や正確さなどが審査されるとのこと。練習の成果が大会で十二分に発揮されることを願います。 |
吉原ポンプ積載車導入記念祝賀会 3月4日 |
市川山形市長を迎えての十中卒業式 3月16日 |
ひまわり保育園卒園式 3月24日 |
南沼原小学校入学式 4月9日 |
沼木地区の子ども神輿 4月29日 |
定例の朝の挨拶と街頭演説 5月1日 |
憲法記念日を記念しての街頭演説 5月4日 |
南沼原小学校春季大運動会 5月19日 |
南沼原地区交流球技大会 6月24日 |
6月4日〜6日 総務委員会行政視察 直方市 公共施設のあり方について |
宗像市 文化発信について |
福岡市 防災センターの運営について |