おりはら日記


2005年7月の日記


障害を知る事から支援は始まる! 2005.7.31[Sun]
 「高次脳機能障害・家族の会設立準備会」に参加いたしました。会合には、当事者の方や家族、県・市・医療関係者など約70名の方々からご参加いただきました。

 宮城県高次脳機能障害連絡調整委員会委員長・東北厚生年金病院副院長の遠藤実先生、宮城県高次脳機能障害支援モデル事業・高次脳機能障害支援コーディネーターの奥野備子先生からそれぞれご講演をいただきました。
 
 国としてモデル事業として取り組んでいるものの、まだまだこの病気について周知が足りない事。来年から市町村に取り組みが任されるようになるものの体制は不十分である事。症状がそれぞれ違うため支援のニーズも幅が広い事。行政機関・医療機関・就労関連機関・教育機関・在宅支援機関・家族会が協働で支えていかなければならない事。障害を知る事から支援は始まるなど大変意義ある講演をお聞きする事ができました。

 その後、それぞれの自己紹介や状況などを参加者の皆さんからお話をしていただきました。症状もまちまちであり、初めて合った人ばかりなため、直ぐにこれまで立ち上がっている会と同じような活動をして行くということでなく、山形県にあった家族の会を立ち上げて行こうと言う事になりました。

 まだまだ知られていない、この『高次脳機能障害』を多くの人に知ってもらうとともに、同じ悩み持つ当事者や家族が集い会う場所や機会を定期的に持ち、情報を共有しながら諦めないでリハビリを行い、自立できるような支援体制を確立すべく、今後とも関係機関に働きかけしていきたいと思います。

夏祭り! 2005.7.30[Sat]
 今、各地で夏のイベントが真っ盛りである。山形市でも8月4日(2005花笠サマーフェスティバル・山形県観光物産市)、5日〜7日(花笠パレード)、14日(第26回山形大花火大会)と行事が続きます。
 その合間に、各町内会の納涼大会・ビアパーティー・盆踊り大会などもそれぞれ開催されます。

 今日は、第二沼木パークタウンの納涼大会がよつば公園で開催されご案内をいただき参加しました。役員の皆さんは昼の暑い中、準備に大忙しだったと思います。
 大変残念なことに、午後6時頃から雨が降ったり止んだりの天候となってしまいました。野外での行事は、雨さえ降らなければ80%以上は大成功です。子供会で春先植え今朝収穫したというジャガイモを、ジャガバタでいただきました。ホクホクで本当に美味しかったです。
 子ども達もユカタを着て、夏気分を盛り立ててくれます。スイカ割りや花火、雨さえ降らなければ最高の納涼大会だったと思います。いろいろと準備に当たられた、役員の皆様のご努力に感謝と敬意を表します。

森・林・産業活性化議員連盟研修会 2005.7.29[Fri]
 森・林・産業活性化推進山形市議会議員連盟の視察研修会に参加しました。視察場所は、寒河江市中央工業団地にある民間企業のスペースパーツ山形と西川町大井沢の民間活動支援施設「もくもく交流館」の二箇所です。

 スペースパーツ山形は、CADを利用した正確な加工を行う民間企業です。この会社は、材木を自由自在な加工形状できるプレカットシステムを導入しています。このプレカットシステムは、お客様の要望に基づいてコンピュータで素早く正確に部材の加工・生産を一連のシステムで仕上げていきます。その結果トータル的な経費の削減・工期の短縮を実現することができます。
 資料では、複雑な加工箇所が多い横架材は、ノミによる手作業では一時間かかるとされていますが、このシステムなら2分で終了するとの事。このシステムで加工を行うことにより、専門的な大工さんは最小限の人数でよくなってしまいます。本当に、工場内は人影はまばらでした。
 
 私たち議連は、県伐材の使用を訴えていますが、県産の材木は乾燥が十分でなく、施工主にとって不利益になるため現在の情況では余り薦められないとのお話もありました。この事については、今後十分に対応を検討していかなければならないと思いました。

 民間活動支援施設「もくもく交流館」では、後藤助役が西川町役場から出向いて挨拶をいただきました。西川町役場から山形市に行く距離と、西川町役場からこの施設に来る距離はほぼ同じ距離との事。お忙しいところ私たちを迎えていただき心から感謝申し上げます。
 この施設は、森林団体や林研グループ・ボランティア等、民間活動の拠点としてして作られ、多くの西山材を使う事により「木のぬくもり」や「温かみ」のある建物として木造平屋建てで建築されています。総工費2億4千百万円(国庫補助金1億2千万円)。現在は、体験学習や森林ボランティアの拠点として約4万人の人から利用され、町の財政にも大きく寄与しているとの事でした。

 研修に参加するたびに感じる事は、『自分の住んでいるまちを如何に良くして行くか』と言う思いを、それぞれの『長』がしっかりと持ち実践しているかと言う事です。職員にも『長』の想いが行き渡っていれば、説明にもその想いが伝わってきます。
 『長』は、壮大な夢と実現する為のビジョン、確実な実行力と判断力並びに指導力を発揮して市民・職員への説明と理解を得ながら、誇れる街づくりを遂行していかなければならないと思います。その意気込みと想いが無くなったり、薄れてしまったら『長』として、自らの立場を明確にしなければならないと思います。

 私、おりはらも同じ思いに立って活動をしなければならないと改めて決意をいたしました。今後もしっかりと、初心を忘れる事無く皆様のパイプ役として頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

「家族の会」設立準備会まであと3日! 2005.7.28[Thu]
 昨日、党員の会の集まりがあり、紙芝居「介護予防で健康寿命をのばそう」を行い公明党が提案している予防重視型の改正案などについて説明を行いました。又、郵政民営化問題についても、何故・今民営化なのかについて説明させていただきました。
 更に、「高次脳機能障害・家族の会設立準備会」を7月31日の午後2時から山形市福祉文化センターで開催されることを案内させていただきました。

 今日の山形新聞の20面に大きく『本人の悩み、要望周囲でサポート』事故・病気の後遺症「高次脳機能障害」31日「家族の会」設立準備会と大見出しで取り上げていただきました。
 まだまだ、知られていない「高次脳機能障害」をマスコミがしっかりと認識していただき、一般市民の皆さんに知らせていただく事は大変うれしい事です。

 昨日の会合でも、友人が私の「おりはら通信」を見て、公明党がこの病気に苦しむ本人や家族のことを思い、支援モデル事業をスタートさせたり、県や市などの行政に働きかけをしていただいている事に対して感謝しているとのお話がありました。又、31日の設立準備会にも出席したいとの事。

 この「おりはら日記」をご覧いただいている皆様で、交通事故や脳卒中などの後遺症で、日常生活が困難になる「高次脳機能障害」でお悩みの方や家族をご存知の方は、是非「家族の会」設立準備会が開催される事をお知らせ下さいますようお願いいたします。

 なお、「高次脳機能障害」についての詳しいことは、『おりはら日記』7月14日付けにも記載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。

夢とともに『ディスカバリー』打ち上げ成功! 2005.7.27[Wed]
 昨夜の午後11時39分、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、スペースシャトル『ディスカバリー』が打ち上げられました。このディスカバリーには、日本人飛行士野口聡一さんも搭乗しています。野口さんは、毛利衛さん・向井千秋さん・若田光一さん・土井隆雄さんに次ぐ五人目の日本人飛行士となります。

 テレビで、野口さんの夢を描いた小学校一年生の文集を特集していました。ロケットが発射している絵の脇に「ロケットの操縦士になりたい。宇宙のいろいろのことがわかるから」と。その夢が今現実になり、本当に良かったと思います。

 この瞬間を、夏休みになった多くの子ども達が見ていたと思います。夢は必ず叶う。そのため努力を惜しまない事だと思います。私の小さい時の夢は、何だったか余り記憶にありません。夢がなかったのでしょうか。
 これからは、多くの子ども達に夢がある社会を残せるようしっかりと頑張りたいと思います。

 野口さんは、宇宙飛行士の中でも夢とされている船外活動をこの飛行中に3回行なうと報道されています。それぞれのミッションを成功裏に完了し、13日間の飛行を無事終了して帰還されることを心よりお祈りいたします。

党企画委員会 2005.7.26[Tue]
 第4回目となる党企画委員会に出席し、山形県としての取り組みを協議いたしました。本日の公明新聞では、福島県本部でのチャイルドファースト・フォーラムの様子や青森県本部の若年者就職支援センター(あおもりジョブカフェ)の視察等が取り上げられております。
 
 山形県としても、農業政策活性化懇談会の開催を8月27日に決定し、準備を進めているところです。その他、少子対策フォーラムや災害対策及び環境シンポジウム等アンケートを実施しながら逐次開催していく予定になっています。

 ただ郵政民営化の参議院での採決をめぐって緊迫した状況でもあり、衆議院解散総選挙となればこれまでの計画も水の泡となってしまう恐れもあります。
 公明党の「立党精神」であります、『大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく』のこの精神を忘れず、徹して大衆と語り合っていきたいと思います。

 今日も、火曜日ということで7時30分から1時間、朝立ちをして「朝の挨拶」を元気一杯させていただきました。これからも現場第一主義で頑張ります。

市のホームページ(HP)の動画配信に思う! 2005.7.25[Mon]
 今日の山新に9月から市のホームページ(HP)『なんたっすやまがた』で、市主催のイベントや会議の様子、観光情報などを動画で配信する等の報道がありました。

 ホームページ(HP)『なんたっすやまがた』から次のようにクリック していくと、詳しくその内容と記者との一問一答の様子が見る事ができます。

  行政情報→市長記者会見→平成17年7月20日

☆ホームページ上での動画配信について
 本市公式ホームページ「なんたっすやまがた」から、山形市の映像を動画配信することにしました。
 システムの本稼動時期は9月1日の予定です。
 映像の内容は、本市における祭りや各種イベントの映像や、本市の名所、市役所庁舎内外で行われる各種会議、年末年始の私の挨拶などを考えております。
 映像を動画配信することにより、今まで文字や写真だけで、その場の臨場感が伝わりにくかった祭りやイベントの雰囲気や、会議などの詳細、私の生の声などを届けられる、今までよりも一歩すすんだ広報手段として期待しております。
 今回の動画配信は、ストリーミング配信という技術で行います。通常のダウンロード型配信では、いったん自分のパソコンにファイル全体を取り込んだあとに映像再生するため、ダウンロードが完全に終了するまで再生できないという欠点がございましたが,ストリーミング配信では、ダウンロードしている最中から再生できるので、待ち時間が少なくてすむ利点があります。また、撮影した映像をそのまま生中継する、ライブ配信も可能になります。ライブ映像は、市役所庁舎内に既に敷設されている庁内LAN(ラン)のケーブルがある場所では何処でも撮影し、配信可能ということになります。
 9月からは,この記者会見もライブで中継していきたいと考えておりますが,記者クラブとしてのお考えもお聞かせいただければと思います。
 このシステムで、今まで以上に、魅力ある山形市を全国の皆様にお届けしていきたいと考えております。

記者
動画配信は,県内初なのでしょうか。

広報課長
県内初です。記者会見についてもライブでやりたいと考えておりますので,クラブとしての意向もお聞かせ下さい。

市長
一般質問でも提言を受けており,生の声をリアルタイムでお送りするために,会議やイベント等に使って行きたいと考えております。ご意見をお聞かせ下さい。

 動画配信の決定は、大変素晴らしいことだと思います。但し、私も頻繁に市のHPを見ていますが、このようなニュースがトップで扱われていないため分からないという点です。ホームの創りも変更し、9月からの動画配信とともに見やすいインパクトのあるHPにして欲しいものだと思います。

 皆さんはお気づきでしたか。「市長室だより」の報告が、最近から日付の新しいものから先に見れるようになった事を。これらのこともちょっとした気配りだと思います。何でも今のプランが全てベストとは言えません。常により良いものに作り変えていかなければならないと思います。

 議会の本会議における一般質問や各委員長報告等も、映像配信して広く市民の皆様に見てもらい理解を得ていくべきものであります。議会においても速やかに議会の状況を動画配信出来る様に積極的に取り組んで参りたいと思います。

突然の電話! 2005.7.24[Sun]
 今日は、出張や行政視察があり書けないでいた『おりはら日記』を書く為、資料を見たり思い出しながらPCに向かっていました。
 夏休みに入り、今日から合宿が始まった二女から『足が上がらなくなったので、医者に連れて行って欲しい』との突然の電話。数日前にプレー中にぶつかり合って足を痛めたとは聞いていましたが、医者に行って治療はしているハズ。朝、妻とも夏休み中に2度ある合宿や遠征が続くので、ケガなく無事に乗り切って欲しいと話していたところでした。

 保険証を持って、とにかく山商へ。先輩達から支えられ娘が体育館前にいました。先生から整形外科で見てもらえる病院へ連絡していただいており早速病院に向かいました。
 その病院には、日曜日にも拘らず急患が引切り無しに入ってきます。『なんたっす やまがた』の中で夜間・休日の当番医が紹介されていますが、私は慌ててそれも見てきませんでした。顧問の先生の配慮に感謝しながら、担当医の先生から病状の説明を受けました。思ったほど重症でなかったので一安心。子どもも診察結果を電話で報告し、今日は自宅に戻るという事でそのまま連れて帰ってきました。

 これまでも何でも娘とは話が出来ますが、今回のことで待ち時間や車の中で今まで以上に多くの事を話すことができました。今後も無理せずあせらずに体調を万全にして頑張ってもらいたいと思います。
 私も、最近太り気味なので身体には十分に気をつけて頑張って行きたいと思います。

第8回山形市酪農まつり 2005.7.23[Sat]
 第8回山形市酪農まつりに参加しました。この酪農まつりは、消費者と酪農家の連携により、牛乳の消費拡大と酪農振興を図る目的で開催されています。
 会場の西蔵王放牧場では、37頭の牛が美味しそうに草を食べていました。この日は、夏休みになって始めての土曜日でもあり子供づれで大変な賑わいでした。イベントも『乳製品の試飲・試食コーナー』『放牧場スケッチ大会』『バターづくり体験』『バンドコンサート』『野外バーベキュー』『牛の乳搾り体験』『大声絶叫コンテスト』など多彩でとても楽しめるものばかりでした。
 主催は山形市酪農まつり実行委員会・山形市農業振興協議会となっておりますが、構成団体の13団体そして協賛団体の27団体の皆さん、又、暑い所いろんな役割で運営に携わっていただきました役員の皆様に心から感謝と敬意を表します。

 午後からは、山形市消防団長 渡邉茂治氏の藍綬褒章受章を祝う会に出席させていただきました。40年間の長きに亘り消防団活動を真っ当され、この度の受章となった渡邉団長に心から敬意とお喜び申し上げます。今後も何時起こるか分からない災害に対して消防団のトップとして適切な指導と体制づくりに敏腕振るって戴きたいと思います。本当におめでとうございました。  

魅力あるまちづくり 2005.7.22[Fri]
 山形までの帰りの時間を利用して、昨日資料で説明を受けた松山市内の各地に点在している施設を見て廻りました。
 最初はサブセンターゾーンに位置づけられている道後温泉に行きました。30分ごとに小説『坊ちゃん』の登場人物が時を告げるカラクリ時計の前で、坊ちゃんやマドンナの服装をしている市観光課の嘱託職員の方と記念撮影。
 『千と千尋の神隠し』の舞台となったとされる道後温泉本館、ここは温泉好きの夏目漱石がよく通ったとされ、3階建ての木造建築は重要文化財に指定されています。帰りは『坊ちゃん列車』に乗車、普通の電車だと150円ですが、坊ちゃん列車は300円でした。

 センターゾーン(松山城周辺)に戻り、秋山兄弟旧邸宅を見て各銅像前で記念撮影。弟の松山真之は軍人で海軍中尉。日露戦争で連合艦隊司令長官・東郷平八郎の作戦参謀として参戦し、日本海海戦でバルチック艦隊を撃破。その時の電文「本日天気晴朗なれども波高し」は名文として今も残っています。お兄さんの好古は、陸軍大将。
 その後ロープウェーで松山城に上りました。加藤嘉明が築城し400年となる名城です。大変残念なことに天守閣の改修を行っており天守閣からの松山市は眺められませんでした。

 2泊3日の行政視察でしたが、天候にも恵まれ充実した視察となりました。又、団長という初めての経験もさせていただき勉強になりました。山形市に取り入れられるものについては積極的に当局に話をしていきたいと思います。
 観光行政は、長期的視点を持ちながら行政・商店街・市民・NPO・ボランティアなどそれぞれが共通の理解に立ち、皆で知恵・労力を出し作り上げていかなければならないと思います。点から線へ(商店街から観光地)、そして面(山形市全体のまちづくり)へと、四季おりおりの景観と美味しい農産物、歴史的芸能、文化財など一体的に活用し、『魅力ある山形』を目指し頑張っていくことを約束し、産業文教委員会行政視察の報告に代えさせていただきます。

産業文教委員会行政視察U 2005.7.21[Thu]
 高知市から愛媛県松山市に移動する車中でも、過日より読んでいた『電車男』を読み続け遂に読破しました。何とも感動的なハッピッーエンドの結末で気分は最高!

 午後から松山市議会事務局にお邪魔し、@学習アシスタント活用支援事業について、A『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想について、関係課の職員の皆様から資料に基づいて説明を受けました。

 松山市は、平成17年1月に1市1町と合併し、四国で初の50万都市となり、高次な都市機能と、豊な自然、伝統ある歴史・文化等を活かし、『憧れ 誇り 日本一のまち 松山』を目指し市民とともに日本一のまちづくりを進めています。なお平成17年度の予算は一般会計1456億と特別会計・企業会計合わせて3225億3千5百420千円となっています。

@学習アシスタント活用支援事業について
 学習アシスタント活用支援事業とは、市立小・中学生の学力水準の向上を図るため、授業担当教師の指導のもと、個々の児童生徒の学習状況を把握し、個別支援や習熟度別支援を行い、学習を支援する人材を必要とする学校が、自らの判断で主体的に求め有効活用していくものです。この事業を展開してから3年目を迎え、活用する学校も増えているとの事。予算は17,170千円。
・学習アシスタントは、各学校で必要とする人材を確保する。
・学習アシスタントは、小中学校いずれかの教員免許を所持している者とする。
・学習アシスタントを活用する教科は、国語・算数(数学)・英語とする。
・学習アシスタント単独での授業は禁止する。
・学習アシスタントの活用は、教育課程内とし、放課後や土曜日の補修的な学習をさせるための活用は不可。
・補助金は、ドリームプランで設置している各校の特色ある学校づくり推進委員会に対して交付する。
・補助金の使途は、学習アシスタントに対する委託料の支払いに限る。
・学習アシスタントを活用するに当たって、推進委員会と学習アシスタントの間で、業務委託契約を結ぶ。
・学習アシスタントに対する委託料は、1000円/時間を上限とする。小学校(45分):1授業750円、中学校(50分):1授業840円、いずれも税込み。

 この外に、学習アシスタントとは別に『学習ボランティア』と称する報酬のない学習協力者に対しての支援・助成ということで、1校あたり5万円を上限とした制度を平成16年から設けている。運用方法は、学習アシスタント制度と同様である。予算額は、4,550千円。

A『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想について
 松山市のまちづくりの基本理念は『坂の上の雲』をめざしてである。ひとつの目標を共有しながら、明治人がもった気概や情熱、目標に向かって進む行動力や高い理想。松山市が進めている『坂の上の雲』のまちづくりは、こうした目標をみつめのぼっていった明治の人々の生き方に学ぼうというものであると、松山市長である中村時広氏が語っている。

 この「坂の上の雲」とは、司馬遼太郎氏が40代の殆どをかけて完成させた小説であり、物語は正岡子規、秋山好古・真之兄弟の三人の人生をたどりながら近代国家の仲間入りをしようとした明治の日本を描いています。

 松山には、子規堂・愚陀仏庵・秋山兄弟の銅像・道後温泉・坊ちゃん列車・ロシア人墓地をはじめ「坂の上の雲」ゆかりの地や地域固有の資源が数多く残っています。それらを結びつけ松山を訪れた方に、まち全体を屋根のない博物館として見て頂こうというのが、『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想です。
 この構想は、松山城周辺を「センターゾーン」、4つの「サブセンターゾーン」(道後温泉、松山総合公園、三津浜・梅津寺、久谷・砥部)、小説ゆかりの地を含む地域資源を「サテライト」として構成し、ここを回遊することにより、そのたたずまいや雰囲気から松山ならではの文化性や物語性のある「坂の上の雲」の世界を感じ取れるようなまちを目指そうというものです。

 まちづくりの核となる施設として、『坂の上の雲』記念館(仮称)の建設も進められておりました。又、NHKスペシャル大河放映も決定されたことも有り、一段と力が入ると話されておりました。又、どのような資源も大切に皆の知恵を活かして活用して行こうとの気概が、言葉の端はしにみなぎっている事を感じました。

産業文教委員会行政視察T 2005.7.20[Wed]
 今日から22日までの2泊3日で、私を団長とした産業文教委員会(第1班)は、四国の高知市と松山市において、行政視察を行ってきます。
 参加メンバーは、団長に私折原副委員長・遠藤(和)委員・鑓水委員・渡辺(弥)委員・峯田委員・大場教育長・會田観光商工部長・池田書記の合計8名です。

 第一日目は、高知県高知市で、@中心商店街活性化計画等策定事業補助について、A教育シニアネットワークについてを高知市議会事務局を訪れ、それぞれの担当課職員から資料等により説明を受けました。
 
 高知市は、平成17年1月に2村と合併し、人口32万9千人となり、合併による新しいまちづくりを具体化していくため、「活気とにぎわいに満ちたまち」「山・川・海を活かした水と緑のまち」「いのちと暮らしを守るやすらぎのまち」をテーマとした「新しいまちづくり創造予算」として編成するとともに、地域経済の活性化を基軸とした「地域再生」「環境」「少子高齢化」「防災」の4分野を重点課題として事業を行っています。なお平成17年度の予算は一般会計1310億と特別会計・企業会計合わせて2563億4百784千円となっています。

@中心商店街活性化計画等策定事業補助について
 中心商店街活性化に向けて、「商業機能」「居住機能」「交通機能」「観光機能」そして「都市景観」について目標を設定するとともに、中心市街地の都市構造を2つの都市軸と4つの都市拠点を位置づけしているとのことでした。
 その中で、中心商店街の中心軸として捉える帯屋町とグリーンロードの交差点に広告用構築物(雨よけのアンブレラ)3基を設置(帯屋町1丁目クロスパーク「帯パラ」)、帯屋町1丁目・2丁目アーケード連結事業「オビオ」、山形でいえば七日町通りの112号線のうちメイン通り約30mをアーケードで繋ぐようなもので、雨天時の利便性向上や高齢者・障害者にとって安心して歩くことができる快適な歩行者空間を創ったとのこと。

 人とまちづくり商業チャレンジ事業では、中心市街地の空き店舗を借り上げ、ミニチャレンジショップを開設し、起業家を育成して中心市街地での開業を促進するとともに空き店舗率の低下を図っていました。これらの事業展開において、高知TMO事業推進委員会の立ち上げを行うと共に、一般社会人・学生・商業者等による話し合いがもたれ、こうちTMOが事業主体のチャレンジショップ「クルル」をオープンさせました。

 その他、「ひろめ市場」「エスコーターズ」「電車・バス・タクシーなどのチケットサービス」など特色ある事業を展開していました。やはり商店街や消費者・若者、NPOやボランティアの人たち、そして行政が「このまちをどうしていくのか」徹底した話し合いと知恵を出しあう事が大切だと思いました。

A教育シニアネットワークについて
 教育シニアネットワークとは、地域の子どもたちとかかわることで地域の教育力の向上を図り、子どもや親の相談にのったり、学校の要望を受けて学校内外の教育活動に協力しようと高知市の退職教職員たちが結成したもので、結成されてから早や9年の歳月が経過したとの事。
 事業を展開するにあたって市教委からは事務費・印刷費・通信費など必要経費として約80万円補助される外は、交通費など活動にかかわる部分は基本的にボランティアです。当然運営も会員が行います。
◆運動の基本
 シニア・ネットワーク運動は、退職教職員が仲間との交流を深め、21世紀に生き社会に貢献する人づくりを生きがいに活動として生き生きと取り組む運動です。
◆運動の柱
 T地域の教育力の向上
 U子育て・教育の問題についての相談
 V学校の要望を受けた教育活動
◆活動内容
 ・環境美化 ・ゲストティーチャー ・学校行事 ・読み聞かせ ・下校時のパトロールなど

 ややもすると現場職員と考え方や意見の食い違いは出てきませんかと質問させていただきました。多少はそのような事もありますが、互いに話し合いを行うと共に研修会・意見交換会などを設け対応しているとの事。又、このシニア・ネットワーク運動は余り無理をせず身の丈運動をしているところに継続性があることを強調されておりました。会員の方には、元校長先生も多く含まれているとの事でした。
 山形には教職員退職の会はあるもののこのような組織は無いとのことで、教職員・警察・消防・公務員など退職された方々がボランティアでこれまでの知識や体験を生かして市民に貢献していけるようなシステムづくりを提案していきたいと思いました。

 その後、市役所の裏にそびえる高知城を案内していただきました。又、夜は「さわち料理」や鯨の刺身を肴に美味しくお酒を頂きました。

7月市議会臨時会 2005.7.19[Tue]
 市議会臨時会が招集され、小学校児童用机・イスの購入など3議案について各委員会に分かれ審議し、各委員長報告のあと3議案とも当局の原案を了承しました。

 私の所属する産業文教委員会における、議第58号小学校児童用机・イスの購入についての主な質疑について記載します。

《質疑》指名競争入札にあたり何社を指名したのか。
<答弁> 9社を指名した。

《質疑》入札してメーカーが代わって使い勝手が悪くなることも心配される。昨年度購入したイスは、足のキャップ部分の材質が悪く、床が汚れる苦情が出ている。今年導入するメイカーは昨年と同じか。
<答弁> 昨年とは違うメーカーである。機種選定委員会で3メーカーを指定し、入札したところ今年はホートクであった。昨年度イスを導入した7校から床が黒くなるとの指摘があったため、足のキャップの材質を変えると共に、メーカーに調査を依頼している。調査の結果を待って対応策を検討したい。

《質疑》導入校はどのように決めているのか。昨年の委員会で教育機会均等の立場からも6年計画を前倒しで実施してもらいたいとの意見があったと思うが、どのように考えているのか。
<答弁> 昨年度の導入にあたり、校長会と相談して順番は抽選できめている。出来るだけ早く全校に導入したいが、財政状況も勘案しながら考えていきたい。

《質疑》固定式の机・イスは廃棄処分されることになるが、その中でもまだ十分に使えるものについてはどのように考えているのか。
<答弁> 交換にあたり、まだ使える固定式の机・イスについては、交換にならない各学校から要望をとり、使ってもらう考えでいる。

 私、折原は教育機会均等の立場からも6年計画を前倒して、3年間又は4年間位で完了なるよう強く訴えました。又、導入校の順番は、抽選で決めているとのことで、この方法は妥当とも思われるが、南沼原小学校などは教育環境の平等という点では一番虐げられている。そういう環境にあることを行政として十分認識しています、判っていますよと、順番を配慮をするなどして意思を表わすべきではないのかと発言させていただきました。

 子ども達が学ぶ期間は限られています。その中で山形市教育環境に差異や不平等感があってはならないと思います。今後とも当局にしっかりと訴えていきたいと思います。  

電車男 2005.7.18[Mon]
 映画で『電車男』が上映され、TVでも話題が提供されていますが、それまで何の事か全然分かりませんでした。
 娘からどういう事と聞いてみたら、電車の中であった事件をきっかけにした恋愛ものとの事。ただ、その男性はこれまで女性と交際した事も無く、インターネット掲示板にその事を掲載した事からその掲示板を見たやじ馬(失礼)や支援者が勝手にアドバイスを書き込みする。それを確認しながら電車男(投稿名)とお礼でコヒーカップを送った女性エレメス(カップがエレメス製)とのつき合いが始まるのです。
 帰りの新幹線では、書店で求めたこの本を読んで帰ってきました。結果はどうなるか、未だ途中ですが止められません。一気に読みきってしまいそうです。
 
 明日19日は、臨時議会が開催されます。20日から23日までは四国の高知市・松山市に産文委員会での行政視察になります。おりはら日記は、大変申し訳ありませんが行政視察から帰ってから視察報告も含め更新させていただきますのでご了承ください。

世田谷区バスケットボール部創立40周年記念事業 2005.7.17[Sun]
 昭和48年から昭和54年の6年間勤務した世田谷区役所の生活の中で、仕事以外で大きなウエートを占めたのがバスケットボール部での活動でした。
 週1回の練習そして終わった後のノミニケーション、23区の特別区大会では六連覇と五連覇を達成、チームの先輩・同僚・後輩との出会いの中でいろんな事を勉強し経験する事が出来ました。中学校・高校でバスケをやっていましたが優勝などは夢のまた夢。ベスト8に入ればよかったような状況でしたから、世田谷区バスケットボール部に入部し、常に優勝争いするチームでプレーでき本当に嬉しかったですし遣り甲斐がありました。
 世田谷区役所は、それまでも強かったようですが、私たちが入った頃は丁度世代交代時期にありました。私たちが新たに入部したことにより第二期黄金時代を築く事ができたのです。

 そのバスケットボール部が創部40周年を迎え、記念事業を行うとの案内をいただき、朝一番の新幹線に乗って出かけました。約4年ぶりにトランクス姿にバスケットシューズを履き、世田谷区池尻小学校第一体育館のコートに立ちました。動けるか心配でしたが、ランニングシュート・3対2などを行っているうちにだんだんと闘志が沸いてきます。
 交流試合は、現役OB入り混じっての戦いでした。最初はケガでもしたら大変と遠慮していましたが、ここまで来て何とか試合に出た証を示そうとハッスル!ハッスル!リバウンドシュートとジャンプシュートの2本を決める事が出来本当に満足でした。

 40周年記念懇親会は、三軒茶屋のキャロットタワー26階で行われました。私のように世田谷区役所を辞めていられる方も数人見えられていました。懐かしい皆さん方と昔話や近況報告をしながら楽しい一時を過ごす事ができました。山形駅で買っていったサクランボも大変喜んでいただきました。

奮闘する公明党! 2005.7.16[Sat]
 今日の公明新聞に『奮闘する公明党』と題して山形版が掲載されました。蔵王温泉街の活性化と整備を推進並びに騒音対策でエアコン設置ということで、私折原も寒河江県代表・菊池市議とともに取り上げていただきました。

《実現力を発揮》 騒音対策でエアコンを設置
 授業の妨げとなる車の騒音を締め出すため、市立第十中学校(菅原貢校長)では、市道に面する2.3階部分の16の一般教室と二つの多目的教室にエアコンが設置され、今月から正式に利用されている。
 同校では市道からの車の騒音が年々激しさを増し、窓を開けたままでは授業ができないほど。公明党の折原市議は、同校の長年の懸案となっていた騒音問題解決のため、騒音測定を市に要望するとともに、エアコンの早期設置を粘り強く要望してきた。

 7月13日付けの公明新聞では、『青色回転灯を装着しパトロール』ということで、その実現のために3月の一般質問等を紹介しながら市当局に対して推進を促した折原の活動を掲載していただきました。

《防犯パトカー出動》 青色回転灯つけ子ども守る
 子どもを連れ去るなどの凶悪事件が社会問題化している中で、山形市は4日、青色回転灯を装着した公用車をスタートさせ、下校時の防犯パトロールを実施している。
 これは、同市が交通安全指導車として保有している軽貨物車と小型貨物車合わせて4台に青色回転灯を装着して運用するもの。一般には緊急自動車を除いて回転灯を装備することが法令で禁じられている事から、市防災安全課の職員が、自動車による自主防犯パトロールを適法に行うための警察の青色防犯講習を受講して、回転灯装着の認定を受け、実施の運びとなった。同課では防犯パトロール車に2人を乗車させ、週2回の割りで巡回パトロールを行っている。
 子どもの安全を守る今回の施策については、市議会公明党の折原政信議員が今年3月定例議会の一般質問で「警察庁と国土交通省は自主防犯パトロールで使用する自動車に青色回転灯を装着するための申請の受付を開始している」と述べ、防犯効果が期待できる青色回転灯の活用を提案した。

★庶民の目線に立ち、これからもしっかりと皆様の声を市政に反映していきたいと思っています。

 地域内では、側溝の整備が完了しました。この場所は、当初整備する時に、いろんな諸問題で整備が出来ないまま据え置かれていたところでしたが、この度諸条件が整ったことから市道路維持課に早期の整備を要望しておりました。
 当局のご理解を頂き、要望して約1ケ月という早さで整備することができました。折原は、市民に直結する悩みをしっかりと受け止め、住み良い街づくりに頑張って参ります。

福祉のまち山形! 2005.7.15[Fri]
 第50回山形市民総合社会福祉大会に出席しました。『ふれあいやまがた福祉文化のまちづくり』をスローガンにしたこの大会は、山形市・山形市社会福祉協議会・山形県共同募金会山形市支会の主催で開催されました。

 冒頭、山形市民憲章を全員で唱和しました。皆さんはご存知でしたでしょうか。
《山形市民憲章》
わたくしたちは、樹氷とべに花の里 山形市民です。
誇りと責任をもって五つの誓をします。
1.すすんでまちづくりに参加し、明るいまちをつくります。
2.きまりを守り親切であたたかいまちをつくります。
3.働くことに喜びをもち活気あるまちをつくります。
4.自然を愛し緑と水のきれいなまちをつくります。
5.老人にはやすらぎ若者には夢のあるまちをつくります。
 
『社会福祉事業功労者』『福祉団体・施設功労者』『善行者』『共同募金運動協力者』に対して市川大会会長より表彰がありました。更に、山形市社会福祉基金寄付者・山形市善意銀行預託者に対しても顕彰がありました。
 永年にわたり地域福祉活動や福祉向上並びに福祉の推進に大きな役割を果たしていただいた皆様、共同募金運動対して積極的に強力され福祉向上に貢献された皆様、社会福祉事業振興のため寄付や善行銀行へ現金・物資・労力などを預託された皆様に対して心から敬意と感謝を申し上げます。

 自分だけという最近の世の中にあって、他人を思いやる心は本当に大切であり、大事にしていかなければならないものだと思います。今回のスローガンであります『ふれあい』も又同じ発想であると思います。
 地域の各層がいろんな点で触れ合いが出来る体制と場所の確保が急務でありますが、財政逼迫の現況を考慮すれば全てを行政に担う事は出来ないと思います。行政と地域そして様々な当事者が創生・共生し互いに知恵と労力を出し合い、山形市に住んで良かったとなるようなシステムづくりを諮っていかなければと改めて決意いたしました。

 最後に、大会開催50周年にあたり、今大会を契機に「ふれあいやまがた福祉文化のまちづくり」を目指し、次の事項の実現に向け努力する事を確認しました。
《大会宣言》
一、誰もが安心して生活できる地域社会づくり
一、少子・高齢社会における思いやりの環境づくり
一、住民の自主的な参加による小地域福祉ネットワークづくり
一、障がい児・者の「完全参加と平等」の社会づくり

 私、おりはらも上記の宣言を一日も早く実現して、本当に山形に生まれ、育ち、住んで良かったと実感でき、より一層山形に対しての愛着と郷土愛が育まれるような環境を目指し頑張って参りますので、よろしくご支援お願いいたします。

高次脳機能障害者・家族の会(仮称)設立準備会 2005.7.14[Thu]
 山形県『高次脳機能障害者・家族の会(仮称)』設立に向けた準備会が、下記日程で開催されます。関係者の皆様並びに医療・福祉を担当されている皆様から一人でも多くご出席いただきますようお願いいたします。又、この日記をご覧いただいている皆様でそのような関係者をご存知の方は、お知らせして頂きますようよろしくお願いいたします。
 私、おりはらも今年の3月議会において、一般質問でこの高次脳機能障害について取り上げ、市長から早急に実態調査をする必要があり、山形市独自で調査したいとの答弁をいただいております。

☆日 時 平成17年7月31日(日)14:00〜15:30
☆会 場 山形市福祉文化センター2階講堂
     (山形市東部公民館)山形市小白川町2−3−47

☆第一部 講演
     1.「高次脳機能障害とは何か?」
     講師:遠藤実先生 東北厚生年金病院副委員長
     2.「高次脳機能障害者・家族に対する支援について」
     講師:奥野備子先生 高次脳機能障害支援コーディネーター

☆第二部 山形県高次脳機能障害者・家族の会(仮称)設立準備会

☆設立準備会 世話人 渡辺孝男(日本脳神経外科学会専門医、参議院議員)
☆お問い合わせ  023−615−4277(平日9:00〜17:00)事務局担当 斉藤孝まで

《高次脳機能障害》
 高次脳機能障害は、交通外傷等の頭部外傷、脳血管障害等による脳の損傷として、『記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害等』の認知障害が生じ、日常生活・社会生活への適応が困難となる障害です。
 高次脳機能障害者は、全国で約30万人、このうち64歳未満の者が約7万人と推計されています。これらの方々は、日常生活や社会生活への適応に困難をきたしていますが、一見しただけでは障害と認識することが難しいこともあって、医療や福祉の専門家の間でも十分理解されておらず、医療・福祉・行政の狭間で適切な支援がなされていない現状にあります。障害を持つ方々やご家族も「どこに相談したらよいのかわからない」と悩みを抱えており、そのような悩みについてともに語り合い、解決をめざす患者・家族の会の設立が求められています。

《高次脳機能障害の具体的な症状》
◇記憶障害
 物の置き場所を忘れたり、新しい出来事を覚えていられなくなること。そのために何度も同じ事を繰り返し質問したりする。
◇注意障害
 ぼんやりしていて、何かするとミスばかりする。二つのことを同時にしようとすると混乱する。
◇遂行機能障害
 自分で計画を立てて物事を実行する事が出来ない。人に指示してもらわないと何も出来ない。行き当たりばったりの行動をする。
◇病識欠落
 自分が障害を持っていることに対する認識が上手く出来ない。障害が無いかのように振舞ったり、言ったりする。
◇社会的行動障害
 直ぐ他人を頼る、子どもっぽくなる(依存・退行)、無制限に食べたり、お金を使ったりする(欲求コントロール低下)、すぐ怒ったり笑ったりする、感情を爆発させる(感情コントロール低下)、相手の立場や気持ちを思いやることが出来ず、良い人間関係が作れない(対人関係拙劣)、固執性、意欲の低下、抑うつなど。

郵政民営化! 2005.7.13[Wed]
 参議院でいよいよ郵政民営化についての審議が始まりました。たまたま飯田地区で夜の集まりがあり、自分が思っている事について下記の内容で話をさせていただきました。

「郵政民営化とは何か」
●現在の郵便局は2年前から「日本郵政公社」という独立採算制になっていますが、法人税や事業税、預金保険料などを払っていない。これらを合わせれば5500億円の負担が免除されている。その分、利子も高く有利に展開し民業を圧迫しています。

●そのために国民負担は1兆1000億円(1世帯あたり約23000円)にのぼり、職員27万人、非常勤13万人、計40万人の職員を抱え、郵便事業を独占している。

●その中でも、郵便局24700のうち6割を占める特定局が問題で、局長は国家公務員で、世襲である。特定郵便局長の年収は920万円、国から1局平均600万円の渡切費、560万円の賃貸料が支払われている。この既得権益を守るためにも特定郵便局長は選挙を第4の仕事とし、自民党の最大集票組織となっている。それで勝ち上がってきた国会議員がこの「民営化」に抵抗している。

●郵便貯金残高は231兆円であり、4大都市銀行の預貯金の合計を上回り、日本の個人の預貯金全体の3割を占める。このお金が日本道路公団などの特殊法人に貸し出している(財政投融資)が返済不履行による郵便貯金の破綻の危機もある。こうした特殊法人を廃止、あるいは民営化にするためにも郵政民営化は必要不可欠なものである。

●その意味において小泉首相は「郵政民営化は単なる郵政省との戦いではない小泉改革の本丸なのである」また「2007年4月から郵政3事業を民営化する法案を今国会に提出した。そして、抵抗・反対は承知しているが断固戦う、政策転換はない」と位置づけているのです。

●NTT、JRなどの成功例をみるまでもなく、日本郵政公社を民営化すれば民間会社の競争によりサービスがよくなり、市場も活性化する。郵便料金でも日本は80円、フランス45円、アメリカ36円。民間でできることは民間にやらせるべきだ。ただし全国津々浦々に届けられている郵便事業はきちんと守るべきである。

●公明党は@経済の活性化A構造改革全体との整合性B国民のメリットC全国2万4000の郵政ネットワークの活用D職員の雇用確保の5原則を掲げて「郵政民営化」に基本的に賛成しています。

 今後、参議院採決に向けいろんな質疑があると思います。小泉首相はもっと国民が解るようしっかりと説明義務を果たして貰いたいと思います。
 国民にとって郵政民営化は意義あるものであり、反対している自民党の一部の人は族議員であり自分の身を案じての反対論者であることは明白であります。又、自民党内の権力争い(ポスト小泉や閣僚ポスト)の一部に利用されている事も事実であります。
 民主党は改革を進めて行かなければならない立場であり、政府及び与党が出している法案だから反対しているようなことでは昔の社会党と体質は何ら変わりません。政権を担うというのなら、この法案の大切さを理解し、修正案・対案を出して政府と戦い反対をすべきであると思います。
 
 8月13日まで国会が延長され審議が行われますが、誰もが納得出来るような決着をしてもらいたいと思います。

掲示板の設置! 2005.7.12[Tue]
 党掲示板については、党員・支持者の皆様からご理解とご協力をいただき、市内各地に設置させて頂いております。03参議院、04衆議院選挙では、党の施策ポスターやイメージポスターなどを貼らせていただき、市民の皆様に公明党をアピールさせていただきました。

 又、『おりはら政信』の立看板を市内12ケ所に設置させて頂いておりますが、立看板設置にあたり、快く設置場所をご提供いただいております皆様に心から感謝申し上げます。

 私の自宅前や駐車場の軒にもベニヤ板にポスターを貼り掲示しておりましたが、この度アルミの掲示板を新たに設置しました。 昔からお世話になっているKさんが、フニャフニャになっているベニヤ板を見て、不用品を再利用して設置してくれたものです。仕事が休みの時とはいえ、大切な休養時間を削って一生懸命に細工をして雨の中を完成してくれました。私は側で作業を見ているだけでありました。ただただ感謝の気持ちで一杯であります。

 完成した掲示板に、家の中に貼ってあったポスター『健康政治 介護予防でもっと元気に!!』『あなたの身近に公明党』を貼りました。郵政民営化の参議院審議の結果によっては、政局は大きく変わってくることも予想されますが、地道な活動でしっかりと公明党への支持拡大を勝ち取って参りたいと思います。 

活発な役員会 2005.7.11[Mon]
 毎月1回私を応援して頂いている地域の方々と話し合う機会を持っています。午後7時からの会合ということで、仕事から真っ直ぐ駆けつけていただいた方や家族の食事時間帯のところを都合つけてお出でいただいた方、早く自宅でゆっくりとしたいところを、本当に真剣に今後の事について話し合っていただきました。

 私からは、先に行われた東京都議選大勝利の報告と青色回転を装着してのパトロールの実施、朝立ちの効果、山形市立第十中学校の騒音対策の冷房装置設置の件などを報告させていただきました。又、7月9日に行われた党全国県代表協議会のことに触れ、今後の活動方針について確認させていただきました。

 皆さんからは、郵政民営化におけるメリット・デメリットについてもっと情報を発信して欲しい、大衆の目線に立った公明党であるならば小泉首相へしっかりと進言すべきであるとか、政府税調の報告があるがバランスの取れた税制度を提案すべきであるとか、日々の活動についてなど活発な意見をいただきました。
 これらの意見は、国民が思っていることを代弁しているものと真摯に受け止め、党本部の企画委員会や幹事会などに報告しながら、県・国政へと反映していきたいと思います。

 政治の世界は、本当に奥が深いものがあります。まだまだ勉強していかなければなりません。又、皆様から頂いたご支援に対して、裏切ることの無いよう初心忘れる事無くこれからも『誠実に!真剣に!情熱を持って!』現場第一主義で頑張って行きたいと思います。

国体県予選会 2005.7.10[Sun]
 第60回国体夏・秋季大会兼第32回東北総体の県予選会のバレーボール競技会場である落合の総合スポーツセンターで応援をしました。昨日から競技は始まり、今日は準決勝と決勝が行われました。私の母校である山商に二女が入学し、バレーボール部に入部、一年生ではありますがリベロとして試合に出させていただいています。

 山商の準決勝の相手はインターハイ出場を決めている羽黒高校です。山商は先の県高校総体では米沢中央高から準決勝で敗れましたが、その米中を2対1でやぶり優勝したのが羽黒高です。そういった意味では、大変な試合が予想されました。
 しかし、山商はこれまでの練習成果を思う存分発揮し、2対0で羽黒高校を撃破することが出来ました。これまでの試合でチームとして最高の出来だったと思います。いよいよ決勝です。反対ブロックから勝ち進んできたチームは宿敵、米沢中央高です。
 何としても勝ちたいと臨んだ決勝でしたが、残念ながら3対0で負けてしまいました。3年生はこの試合が最後でした。後輩の2年生、1年生はこの悔しさを次の試合の『新人戦』で晴らしてもらいたいと思います。

 なお、鶴岡市小真木原総合体育館で行われたバスケットボールで、山形市役所チームが県教員を破って優勝しました。今回は応援に行けませんでしたが素晴らしい結果を残してくれて大変嬉しく思います。国体への選抜チームにも市役所チームの中から多くの人が選ばれると思います。山形県を代表する選手として思う存分大活躍してきて欲しいと思います。

第23回全国県代表協議会 2005.7.9[Sat]
 公明党は、東京・新宿区の党本部で第23回全国県代表協議会を開催しました。神崎武法代表は挨拶で、公明党候補23人が全員当選し完全勝利を果たした東京都議選について、「全国の党員・支持者・創価学会の皆様の献身的なご支援に厚くお礼申し上げます」と謝辞を述べた上で、「次期国政選挙の前哨戦である都議選に勝利したことは、次期衆議院選挙や2007年参議院選に大きな弾みとなった」として、次の50年に向け、新しいスタートを切る意義深い勝利だったと強調しました。

 今後、公明党が更なる躍進を図るため、訪問・対話運動や地域サポート運動、公明新聞の購読拡大をはじめ、公明党への理解と信頼の輪を広げる活動を質量ともに拡大していく事が不可欠と強調し、「全議員が心を一つにして、党勢拡大上げ潮を築いていこう!」と呼びかけました。

 井上政調会長は、例年8月に行われる来年度の予算の概要要求の取り組みについて、「『安全・安心社会の構築』『少子化・子育て対策』を反映させたい」と強調し、来年度予算が抑制型の予算になる見通しである事から「メリハリの利いた予算を要求し、公明党らしい成果を挙げて生きたい」と述べ、生活者の視点に立った施策の推進に力を入れる考えを示しました。
 また、7・8月に行われる夏季議員研修会では、税制改革や三位一体の改革、医療・年金改革などの当面の政策課題を学習し、9月からは今年で4年目となる「列島縦断フォーラム」の開催、10月には党全国大会に代わる全国代表者会議の開催などについても報告がなされました。

 この会議には寒河江県代表が出席しましたが、私は自宅からインターネットでこれらのことを一定時間の経過の後、情報を得る事が出来ました。公明党には議員だけが見られる『パワーステーション』という情報配信システムがあります。本当に公明党の凄さには驚きです。これらの内容については、明日の公明新聞に掲載されることでしょう!
 私もPCの達人にはならなくとも、時代に乗り遅れないよう情報網を整備しフレッシュな感覚を持ち続けたいと思います。 

オリンピックから野球とソフトボールが除外! 2005.7.8[Fri]
 2日前、2012年のオリンピックの開催地が4票差でロンドンに決定されたばかりですが、今日国際オリンピック委員会(IOC)は、そのロンドン大会での実施競技を野球とソフトボールを除外した、26競技で実施することを発表しました。

 野球は1984年のロサンゼルス大会から公開競技として実施され、92年のバルセロナ大会から正式種目となりました。又、ソフトボールも96年のアトランタ大会から正式種目として採用され、世界の人々に感動と勇気を与えてきました。そして野球とソフトボールと言えば、日本においてメダル獲得が期待できる種目でもあります。この2種目がオリンピックから除外されるということは本当に残念でなりません。
 又、新しい種目については何も追加ならないということで、何のための選考会であったか疑問が残るのは私だけでないと思いますが如何でしょうか。

 しかし、決定されてしまったのですから仕方ありません。2008年での北京五輪で、待望の金メダルを取れるよう頑張ってほしいと思います。そしてこの2種目と「空手」が新しい種目として候補にあげられているようですが、五輪種目に認めてもらえるよう努力して頂きたいと思います。

水無月会総会 2005.7.7[Thu]
 今日7月7日は七夕です。天の川を隔てて輝く、 わし座の1等星アルタイル(牽牛星)彦星と、こと座の1等星べガ(織女星)織姫が 一年に1度だけ逢うことを許された夜です...。(この話は中国で生まれ日本に語り伝えられた伝説です。)

 そんな夜に『水無月会総会』のご案内をいただき出席しました。この水無月会とは、山形市の技能労務職から一般行政職に任用替えになったメンバーの集まりで、名前のとおり水無月(6月という陰暦の月の名称)であるこの月に、この会を発足したことから名前を付けたと聞いております。
 私も昭和55年に技能労務職として山形市に入所し、2年後の昭和57年に任用替え試験を受け一般行政職になりました。そんなことで昭和57年から市役所を退職する平成15年まではこの会のメンバーでもありました。

 ご挨拶をさせていただいた後、懐かしいメンバーとお酒を酌み交わしながら昔話に花を咲かせると共に、公務員の厳しい現況を確認しながら様々な話を聞く事が出来ました。今後も公務員に対してのパッシングは続くと思います。又、この夏の人事院勧告では、より厳しい給与削減の勧告も行われるとの情報もあります。公務員を色眼鏡で見る事無く、しっかりと評価すべき事は評価し、正すべきものはしっかりと改革していかなければならないと思っています。

 議員も公務員と同じに状況であり、議員定数・報酬・政務調査費など、市議会行財政改革、議会活性化検討委員会でしっかりと話し合い、市民の皆様が納得できるような結果になるよう取り組んでいかなければならないと強く決意しています。

建築確認申請! 2005.7.6[Wed]
 今の住宅に1部屋増築しようと大工さんや建築設計士の方々と話をしているのですが、家の前の道路幅とかシックハウス対策問題、採光に関すること、カーポートなどについて建築基準法に基づいたいろいろな制約があり、増築するのでも本当に大変な事がよく判りました。

 この6月1日までは、シックハウス症候群にかかる問題として増築でも全ての部屋に換気システムを取り付けなければならなかったのですが、建築業界又施工主からの強い意見が認められ、この度から増築部分のみの取り付けで良いことに法改正されたと伺いました。採光についても、いろいろと規制があるようですが、実際には何のための規制かよく判りません。自然採光を取らなければならない理由が解りません。
 新築や増築において建築確認申請は当然必要なものです。受付窓口は、山形市建築指導課とサポートセンターの2ケ所で受付を行っています。しかし、聞くところによると建築基準法に基づく解釈の仕方がまちまちであったり、受付時間や申請料金に差異があるとのことであります。

 解釈の仕方によってある所では認められ、ある所では認められないなどとなれば、何のための申請か分からなくなってしまいます。そういった事が起こらないよう、互いに調整をし不平等感の無いようしていかなければならないと思います。
 新築や増築ばかりでなく、室内のバリアフリー化やリフォームなどを行う時にも申請は必要です。より住みやすくするため多額な資金を準備してこれらの事を行うわけですから、市民にとって納得のいく指導審査機関でなければならないと思います。今後、関係当局にしっかりとした対応を取っていただくよう要求して行きたいと思います。

山形市青少年市民会議 2005.7.5[Tue]
 平成17年度山形市青少年市民会議総会に出席しました。青少年市民会議が、どんな活動をやっているのか知っている人は少ないのではないでしょうか。実は私もその一人でした。
 『青少年市民会議』は、次代を担う青少年が、思いやりの心を育みながら健やかに成長することを願って、会員による青少年の育成活動を推進している団体です。そして、「よい行いをした青少年の表彰」「親子ふれあいの集い」「家庭の日の推進」「街頭活動」などの活動を行なっています。そして、これらの趣旨に賛同いただいた個人及び団体などの会員を持って活動に取り組んでいるのです。
 山形市からの補助金も今年は10万円削減されており、厳しい中での活動のようでありますが、次代を担う宝であります子ども達を温かく見守り育んで頂きたいと思います。

 毎月10日は『青少年の日』、毎月第3日曜日は『家庭の日』となっております。忙しい中にも、是非子ども達との触れ合いの場を持ち、いろんな話し合いをして欲しいと思います。なお、下記のところで、悩み事の相談を受け付けておりますのでご利用ください。

☆少年電話相談  023−631−4425
 毎週月曜日〜金曜日(祝日を除く)午後1時から午後5時まで
 山形市青少年指導センター

☆教育相談  023−645−6182〜3
 毎週火曜日〜土曜日(但し、第三日曜日の前日の土曜日を除く)
 午後1時から午後5時まで
 山形市総合学習センター

『青色回転灯』を装着し防犯パトロール! 2005.7.4[Mon]
 今日、『青色回転灯』を装着した防犯パトロール車の出発式が、市川山形市長・高橋山形警察署長・竹岡県生活安全部参事官、地区防犯協会の皆さん、パトロールにあたる市防災安全課職員らが出席して市役所前で行われました。

 この事は、私折原が今年の3月定例議会に於いて、一般質問の中で地域防犯活動の一環として、『青色回転灯』を装着した公用車でパトロールをしたらどうかとの質問に対して、当局は交通安全指導車4台に装備して、実施していきたいと答弁していたものが実現したものであります。

《概要》
 緊急自動車を除き、一般の自動車に回転灯を装備することは法令により禁止されておりましたが、平成16年12月1日から、警察から自動車による自主防犯パトロールを適法に行うことができる旨の証明を受けた者については、道路運送車両の保安基準第55条の基準緩和の認定の手続きにより、青色回転灯の装着を認めることになりました。

《青色回転灯の装着が認められるための要件》
(1)防犯団体が次のいずれかに該当すること。
@県又は市町村
A知事・警察・市町村長から防犯活動の委嘱を受けた者により構成される団体。
B地域安全活動を目的として設立された公益法人・NPO法人・市区町村の認可を受けた自治会など。
(2)継続的な自主防犯パトロールの実施が見込まれること。
(3)青色防犯パトロール講習を受講していること。
(4)青色防犯パトロールを適切な方法により実施することができると認められること。

《青色回転灯装着のための手続き》
(1)地元の警察署を通じて警察本部長に証明の申請。
(2)警察本部長の証明書を添えて地方運輸局長に基準緩和の認定を申請。
(3)地方運輸局長から認定書の交付。(車検証への記載)
(4)警察本部長から標章・パトロール実施者証の交付。
(5)防犯パトロールの実施。

 この度、上記の手続きを終え、パトロール従事者(防災安全課職員)15人が2人1組になり、青色回転灯装着車両4台で市内全小学校の学区を対象に下校の時間帯を中心にパトロールを実施することになります。
 東北管内では、31団体58台、山形県内では大蔵村に続き2例目となりますが、行政主体は東北管内では初めての事例となります。
 地域の安全は地域の皆さんの協力が不可欠であり、このようなパトロールが地区防犯協会・地区青少年連絡協議会・各町内会などの単位でおこなわれるよう、今後とも当局と共に啓発活動を積極的に行っていきたいと思います。 

東京都議選『23名全員当選!』 2005.7.3[Sun]
 東京都議選(定数127、42選挙区)は3日投票が行われ、開票の結果、公明党は『20選挙区23名全員当選!』を勝ち取る事が出来ました。大変にありがとうございました。
 都議会の議席数は、公明党23議席、自民党48議席、民主党35議席、共産党13議席、生活者ネットワーク3議席、諸派1議席、無所属4議席となりました。なお、この度の投票率は43.99%で、前回を6.09ポイント下回り、過去2番目の低さとなっております。

 公明党は、今回の選挙で7名の方が勇退し、「世代交代」をキーワードに、新人9人を含む23人を擁立し、全員当選を目指し全国の皆さんからご支援をいただき戦いに臨みました。そして都議選では4回連続の全員当選を見事に果たす事が出来ました。

 二大政党という狭間の中での大変厳しい選挙でありましたが、党員・支持者・創価学会の皆様のお陰で、96年3月以降から続けさせていただいております連続勝利を、112カ月間に伸ばさせていただくことができました。
 改めまして、全国の多くの皆さまからの真心のご支援・ご支持・ご声援を賜りましたことに心から厚く感謝申し上げます。大変にありがとうございました。これからも、皆様のご期待に応えるべく『政策実現政党:公明党』として頑張って参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

迅速な対応! 2005.7.2[Sat]
 午後7時40分頃、地区の町内会長さんから電話がありました。「道路が陥没した。どうしたらよいか?」とのこと。現場の場所や状況を聞いた後、市の守衛室に電話しその状況を伝えるようアドバイスをしました。
 私も、27年間市職員として行政に拘ってきましたので、突然な事故等における緊急連絡網があることを知っていたからです。と同時に道路維持課の知っている人にその対処方法で良かったか電話で尋ねました。やはり緊急連絡網があり、直営の作業センターの職員が現場に直行する事になっているとの事でした。

 私も、直ぐその旨を町内会長に電話で伝えると共に、懐中電灯を持って現場に直行しました。其処には、私の拳大の大きさの穴が開いており、そしてその周りには空間が出来ておりました。簡易な危険箇所を示すポールが立ててありましたが、車や自転車などで通行した場合大変危険です。その他同じ道路上に数箇所窪みが出来ているとの事で辺りを見て歩きました。
 
 守衛室から連絡を受けて、道路維持課の係長が現場確認に来ていただきました。このままにしておけないので直ぐ補修工事をするとの話になり、間もなくして作業センターの車に3名の職員が乗って駆けつけてきてくれました。
 手際よい作業の中、陥没した原因が判り、適切な処置及び対応をしていただきました。昨日の雨でも出動したとの事でありました。年間で夜間・休日における緊急出動は30数回に上るとのこと。公務員に対する厳しいパッシングもありますが、こういった体制を取りながら、迅速な対応で市民の安心安全な暮らし確保のため、頑張っていただいている事もしっかりと評価していかなければならないと思っております。
 午後9時40分頃、町内会長さん始め地域の皆様も安堵感と感謝の気持ち表わし現場を跡にしました。職員の皆さん大変にご苦労様でございました。ありがとうございました。

より良い教育環境を求めて! 2005.7.1[Fri]
 第十中学校における、『教育を語る会』及び『通学安全対策委員会』に出席しました。この会は、十中独自の事業として地域・保護者・教職員・関係小学校の代表などが一同に会して、十中教育の現状や環境について話し合い、より良い教育環境を見出して行こうと毎年年2回開催されているものです。

 昨年は、PTA会長として、議事進行の役割を担って運営を行ってきましたが、この度は市議会議員並びに歴代PTA会長として参加させていただきました。会合は毎回、教室棟の2階奥にある多目的教室で開催されます。
 昨年、長年の要望事項でありました騒音対策について、市川市長始め教育委員会並びに関係部課からのご理解をいただき、今年度の予算に十中騒音対策用の冷房設備工事費用を計上していただきました。
 又、今年度夏から使用できるようにと6月末までの設置工事期間にしたと伺っておりましたので、どのような状況になっているのか楽しみにしておりました。

 丁度、この日に公明新聞の取材があり、十中に午前中お邪魔し冷房設備設置工事が完了し、現在試運転を行っているとのことで各教室を見て廻りました。そして、午後の『教育を語る会』でも、多目的教室における試運転を行い参加者の皆さんと喜びを共にしたいとのお話がありました。
 午後から、突然雨が降り出しました。これまでですと校舎の南側の道路を走る車の音、特に雨降りの場合はタイヤで水を撥ねる音「シャー」という音で、話をしている人の声がとても聞きづらかったのですが、この度は窓を閉め冷房による適温な教室で話し合いをすることが出来ました。
 
 『教育を語る会』では、学校経営方針及び生徒の様子を伺った後、「携帯電話」「危険マップ2005」「学校と地域での不審者対策」「登下校のようす」「挨拶」などについて話し合いがもたれました。
 又、『通学安全対策委員会』では、「通学路と通学状況について」「土地区画整理事業の動向について」話し合いが行われました。共に子ども達にとって大切な事柄です。地域・保護者・教職員が一体となって様々な情報を共有しながら温かく見守って行かなければならないと思います。 

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