ふれあいQ&A


2004年10月のQ&A


二市二町の合併問題 2004.10.27[Wed]
 二市二町の合併問題をどのように考えているのかとの質問をいただきました。

 これまで二市二町法定合併協議会及び議員定数について検討する小委員会での会議を受け山形市でも合併検討委員会で話し合いを進めてきました。

 私も、法定合併協議会や小委員会を傍聴し経過を見守ってきたところであります。

 最初に、おりはらの二市二町での合併についての考えを述べたいと思います。私は、合併は勧めるべきと考えています。

 その理由として、行財政改革・地方分権の大きな流れの中、現在二市二町の合併には様々な問題はあるものの、これからの行政の自主自立並びに行政のスリム化(事業の見直し・職員の削減等)及び議員定数の削減等、大計的にも有効な手段であると考えるからです。

 しかし、協議項目のうち懸案四項目を含め十六項目が未だ未合意であります。中でも懸案四項目について、@議員定数 A農業委員定数 B新市建設計画案(箱物関係) C支所機能(支所に予算執行権)問題で山形市と一市二町との考え方に大きな隔たりがあります。

 この他にも、上山競馬場問題も大きなネックとなっています。そして、それ以上にこれまでの経過における二市二町における信頼関係について危惧されます。また、市民への説明をどのようにするのか。平成17年3月末までの時間的制限もあり、このままの状態であれば大変残念な結果になってしまうことになります。

 但し、私は残された時間がある限り、合併に向けいろんな方法を模索しながら頑張っていきたいと決意しています。
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