第9号-1 H17/05/27発行
5月臨時議会開催!おりはら産業文教委員会副委員長に
5月19日(木)午前10時から臨時議会が開催され、正副議長並びに各委員会所属や正副委員長が決定されました。市議会議長には、阿部喜之助議員(緑政・公明クラブ)が就任しました。又、市議会副議長には加藤孝議員(市民連合)が就任しました。
私、折原は産業文教委員会に所属し、副委員長の重責も担う事になりました。微力ではありますがしっかりと斎藤委員長を補佐し、責務をまっとうしたいと思っております。
又、市条例等によるものでは山形市環境審議会委員として、外郭団体では財団法人山形美術館理事として就任することになりました。
3月議会が閉会!蔵王通勤寮の増改築が実現
2005年度の一般会計予算など各会計予算及び上程された条例関連などの30議案を約一ケ月に亘って各委員会で審議し、本会議で各委員長より報告があった後、原案通り可決承認し閉会しました。なお、議会発議により、市議会委員会条例について一部改正を提案し(これまで会派毎に交付されてきた政務調査費を、4月から個人に交付する)可決しました。
政務調査は、議員一人あたり月額14万円が交付されておりますが、使途について領収書などの添付を行い情報公開の一層の促進と使途の透明性を明確にしていくことになります。なお、政務調査費における月額14万円については、議員定数・議員歳費と併せて特別検討委員会を立ち上げ見直しを諮っていく事になっています。
私、おりはらにとって3回目となる一般質問では、市職員の給与問題・退職時特別昇給問題・職員定数適正化問題などを取り上げました。元市職員である私にとっては、苦しい質問でありましたが、これからも是々非々で行なっていかなければならないと思っております。
平成17年度の予算では、おりはらが訴えてきました、蔵王通勤寮の居住空間改善のための増改築が認められました。又、第十中学校の騒音問題を改善するために、教育環境衛生における基準値を超えた校舎2・3階部分に対する冷房装置設置予算も認められました。
今後も、皆様のご意見・ご要望をしっかりと行政に伝え、住み良い山形、暮らして安心な山形、生まれて良かった山形を目指して頑張ってまいります。
定例会(3月度)一般質問の大要
3月市議会定例会の中で、おりはら政信は市議会議員となってから、3回目となる一般質問を3月2日に行いました。大要は下記の通りです。行政改革の取り組みについて
管理職手当の削減による削減額はどのくらいか。新年度から管理職手当を一割減額する。市全体で対象職員は182名で、年額約1760万円の削減が想定される。
市職員の給与を削減する考えはあるか。
行財政改革の一環として、人事管理の全般を検討する中で、給与の見直しも検討している。国の動向なども踏まえ、新しい人事管理制度を確立していく。
退職時特別昇給制度はどうしていくのか。廃止した場合、節減できる額はどのくらいか。
制度の廃止を職員労働組合に提案して実施したい。新年度は、市全体で定年退職者40名分、約970万円の削減が見込まれる。
職員定数の適正化と民間活力導入は不可欠だ。学校給食センター及び清掃工場の建替えに伴って、業務を民間委託するのか、それとも直営方式を堅持するのか。
学校給食センターについては、RFI導入の可能性調査を実施しており、その方向で進めたい。清掃工場については、他市の例を参考に検討していく。
平成12年度に特殊勤務手当を見直しているが、さらに見直す必要はないか。支給が妥当なのに対象としていないものはないか。
さらなる見直しは、現在検討していない。新たに支給するべきものは現時点ではない。
本市の職員厚生会への補助金は、今後どうしていくのか。
平成17年度から職員の掛け金と同率まで引き下げて、従来の半分に減額したい。
国民税等の納付回数の増加について
国民健康保険税の収納率が減少傾向にある。納付回数を増やすなど、納付する側に立って検討すべきではないか。新年度より市税と国民健康保険税の収納体制を一元化し、収納の適正化を図る。納付回数については、他自治体の例も参考にして検討したい。
新情報(電算)システム構築について
新しい電算システムの構築に向けての考え方を伺いたい。市民が利用しやすいサービスの提供、業務効率の向上を積極的に推進するため、早期に短期間で費用も十分に検証してシステムを再構築したい。
安心・安全を実感できる取り組みを!
自主防災組織に、より適切なアドバイスを行い、指導体制の強化を図るべきでないか。また、市民に貸し出しする防災ビデオを整備充実してはどうか。自主防災組織連絡協議会の研修会などで、研修を行なっている。積極的に指導助言を行い、組織の育成に努めていく。防災ビデオも更に充実していく。
地震災害に対する市民の意識啓発の一環として、消防本部に起震車を配置してはどうか。
県で起震車を所有しており、これを早めに予約するなどして、有効に利用していきたい。
全国的に痛ましい事件が続いており、本市でも子どもたちを取り巻く状況は決して安全ではない。本市ではどのように対処しているのか。
各学校で保護者や子ども達に、不審者と遭遇した際の危険回避の訓練など行うと共に、警察へのパトロール依頼、PTAや教職員による学区内の巡回指導、地域の方々の「子ども見守り隊」の実施など各方面と連携して子ども達の安全確保に取り組んでいる。
各公民館の公用車に青色回転灯を装備して事務連絡の際にパトロールしたり、防犯協会などでの活用を広げてはどうか。
青色回転灯の装備には、専ら地域の防犯活動であることが要件であり、他の業務と兼ねる事は出来ない。このため、まず交通安全指導車4台に装備していきたい。又、関係団体と話し合って、支援策を検討したい。
済生館に女性専門外来の設置を
女性を取り巻く環境が急速に変化する現在、女性の健康に大きな関心が集まっており、女性特有のあらゆる病気や症状を総合的に診療する女性専門外来を、済生館に設置してはどうか。又、継続的な女性医師の確保の問題等により、直ちに実施できる状況にないとすれば、経験豊富な看護師や臨床心理士、ケースワーカー等の女性スタッフがサポートとする相談室を設置し、悩みを抱えている女性患者の不安を少しでも解消できるような対応を取るべきだと思うがどうか。設置には女性医師の確保が不可欠であり現在のところ難しい。医療相談室に経験豊富な看護師を2名配置しているので、そこをご利用いただきたい。
ジェネリック医薬品の普及促進を!
済生館でジェネリック医薬品(同じ効き目で自己負担の少ない薬価の安い後発医薬品)を積極的に使用し、患者の負担を軽減してはどうか。ジェネリック医薬品は、先発品に比べて薬価が安く、医療費の自己負担を緩和できる。今後も有効性、安全性などを検討して運用していきたい。
高次脳機能障害について
交通事故や脳血管障害などによる脳の損傷が原因で、言語や思考、記憶、人格、行動などに障害が起きた状態の高次脳機能障害は、外見からは分かりにくく社会生活に支障をきたしている。実態調査を行い、支援策を検討すべきでないか。早急に実態調査をする必要がある。市独自で調査したい。
☆お忙しい中、傍聴にお出で頂きました多くの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。