この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第24号H22/10/22発行
9月定例議会が閉会!
本議会で産業文教委員会の報告をする折原
9月2日から開会していた、平成22年9月定例議会が9月24日に閉会しました。本会議では、平成21年度一般会計決算及び特別会計決算や平成22年度一般会計補正予算、火災予防条例の一部改正などの議案8件、意見書の提出についての議会案2件を原案通り全員異議なく可決、認定しました。
なお、産業文教委員会に付託のあった、継続請願第2号 「30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める」ことについては、継続審査とした旨を本会議で産業文教委員長の私から報告させて頂きました。
また、予算分科会で審議された補正予算は、7月17日の局地的な大雨による災害復旧関係で農作物災害対策事業費補助金をはじめ、農地・農業用施設及び林道に対する災害復旧費、商工関係では中小企業の資金対策や企業誘致に係る補助経費、今年度から改築により耐震化を進めている第二小学校屋内運動場に太陽光発電設備を導入するための債務負担行為の増額などです。
定住自立圏構想とは!
山形市と近隣市町でめざす定住自立圏構想については、圏域の中心となる中心市と周辺市町村が、自らの意思で1対1の協定を締結することを積み重ねる結果として圏域を形成するものです。
山形市としては、上山市、天童市、山辺町、中山町の3市2町での圏域形成を目指しています。なお、中心市になるには一定の条件があります。その条件とは、生活に必要な都市機能について一定の集積があり、周辺市町村の住民もその機能を活用している都市で人口5万人以上、昼夜間人口比率1以上などの要件を満たす必要があります。
山形県内で、中心市になり得るのは、山形市のほか、米沢市、鶴岡市、酒田市、新庄市、東根市の5市となります。
また、周辺市町村とは、中心市と近接し、経済・社会・文化又は住民生活等において密接な関係を有する市町村となり、通勤通学10%圏等の要素も考慮し、関係市町村において判断し、「集約とネットワーク」の考え方に基づき、中心市と周辺市町村が相互に連携・協力することで、圏域全体の活性化を図ることを目的とします。
これまで平成22年3月に山形広域行政協議会総会時に、定住自立圏構想の具体的推進に向け、市川山形市長より3市2町の副市長及び副町長会議の開催を提案し了承され、7月までに2回の会議が開催されています。その後、定住自立圏構想の中で取り組む連携施策について3市2町に照会集約中であり、今後は山形定住自立圏構想推進会議の立ち上げや連携施策の具体的検討と調整が図られていきます。
9月21日の全員協議会では、平成23年1月に山形市が「中心市宣言」を行い、条例制定、山形市と関係市町が1対1で「定住自立圏形成協定」の締結、山形市が「定住自立圏共生ビジョン」の策定と進んで行くことが報告されました。
西消防署(仮称)の基本計画が明らかに!
(仮称)西消防署の建設敷地(西崎地内)
西崎地内に建設が計画されている西消防署(仮称)の基本設計が明らかになってきました。同消防署は、自主防災組織などの研修機能を備えた施設とし、災害時の対応などについて学習、体験してもらうことで市民の防災意識の向上を図るとしています。
建設予定地は、主要地方道山形朝日線の沿線で、東北中央自動車の山形中央インターチェンジから通称西回りバイパスに交差するまでの西崎地区の用地2ヘクタールです。
基本設計では、庁舎は延べ床面積3500uの2階建てとし、免震構造を取り入れるほか、市民が地震体験や初期消火、119番通報、応急手当てなどを研修できる機能を設け、車庫、訓練施設、ヘリポートを敷地内に整備する方針としました。
今後、さらに検討を重ねて年度内に実施設計をまとめ年度内に着工し、2012年度中に西出張所(あかねケ丘2町目)と北出張所(桧町3丁目)の総合出張所として開設させた後、2017年度をめどに消防署に格上げさせる計画で、格上げ時点での職員数は、現在の西・北両出張所の総職員数32人より26人多い58人とすることを予定しています。
現在、山形市消防本部は1暑7出張所体制となっていますが、西消防署の開設によって2暑5出張所体制となります。現在の本署には、東、南、蔵王温泉の3出張所が、西消防署には、高楯、天神町白川の2出張所が属するようにし、7対3の比率で市内東側に偏っている消防体制を6対4に再編するとしています。
西消防署の整備計画は2003年にまとめられた後、村山地域7市7町の枠組みによる消防広域化の検討に伴って、2007年度から休止となっていました。
私はこれまで、平成19年10月の一般質問や西部地区開発議員連盟の幹事として、消防広域化に反対するとともに西消防署(仮称)の早期建設を求めてきました。今回の建設計画には、地震体験も出来る施設も計画されており、私たち議員が提言してきたものとほぼ一致したものとなっています。
なお、本年度中に西消防署の管轄区域となる住民を対象に整備計画の説明会も検討しているとのことですが、今後も市民の声を聞きながら完成に向けて頑張って参ります。
南沼原地区案内看板及び地区マップ完成 !
南沼原公民館前に設置された地区案内版
南沼原地区案内マップ
南沼原地区再発見事業として取り組まれている内の南沼原地区案内看板が南沼原公民館前に設置され、9月14日に完成除幕式が行われました。
この事業は、南沼原地区が市街地拡大に伴い、世帯・人口とも増加するとともに、商業施設や娯楽施設が沢山立地されるなど大きく発展していますが、一方では、地区への関心が薄れがちになっています。住みよい地域づくりには、住民の関心・郷土愛が大切です。
寸法は、縦1.8m×横2.7m 地上高 下部1.6m 上部3.3mという大変りっぱなものです。
左上段は、表紙で羽黒堂の1本杉、左下段は、おすすめ散策ルート 中央上段は、南沼原の絵図 (寛延2年:1749年)中央下段左は富の中の大日堂、同じく中央下段右は、吉原の鎮守の神「水分神社(みくまりじんじゃ)」、右上段は南館の鎮守の神「神明神社」、右下段は沼木の田植え踊りが紹介されています。
裏面には「歴史と潤いに満ちた街・活気ある南沼原」として、南沼原地区案内マップと16の誇り・自慢出来る史跡や文化・潤いの場所等について解説がなされています。どうぞ我が街『南沼原』を訪れて見て下さい。
また、南沼原地区案内マップが必要な方は南沼原公民館までお申し出ください。
復元しました!『沼木の追分石』
沼木追分石 5月27日
解説板も設置された沼木追分石の最終形
狐越街道と羽州街道に通じる道とが交わるT字路(沼木上地内)のところに、山形市より視線誘導標の現物支給を頂き、本日、発起人並びに施主の親族の方々のご理解とご協力を頂きながら、請負業者の手によって「追分石」が設置されました。
発起人の方や親族・地域の方々もりっぱに復元された「追分石」を見て大変喜んでおられました。
その後、もしこの追分石を説明するとすればと言うことで、社会教育課文化財保護係から解説文を書いていただき、解説板も設置され完成形をみました。
山形から荒砥(白鷹町)に通じる狐越街道と、羽州街道に通じる村道とが交わるT字路の頂点部に沼木の追分石が建っており、表には右上山・高湯、左山形と刻まれている。
丁度腰の高さほどの平たい石で、通行人が腰かけて休んだり、背負った荷物を石の上に託して体を休めるための『休み石』としても利用されたと思われる。方々の街道辻では、竿石の追分石がよく見うけられるが、このように休み石と追分石を兼ねたものは珍しい。
側面には、施主高橋喜右エ門と刻まれているが、その年代は不明である。(参考)『沼木の追分石と水神碑』(沼木 高橋利雄)、『ふるさと南沼原』
沼木温泉『辻ケ花』がオープン !
沼木温泉『辻ケ花』
場所:山形市羽黒堂63
9月11日、沼木温泉「辻ケ花」がオープンしました。この施設は、辻庄悦社長の夢と浪漫が詰まった民間温泉であります。そうした中にあって沼木温泉「辻ケ花」と名称に沼木の地名を入れ込んで頂いたこと、そして純日本的な建物で施設も大変立派なものが出来上がりましたが、料金は大人350円、子ども150円、休憩室300円ととてもリーズナブルな料金設定となっています。また、施設内で冷たい飲み物や食事も提供できるようになっています。
お風呂は、41度と43度の浴槽、そして露天風呂があり、テレビ付きのサウナもあります。沼木温泉「辻ケ花」は、朝日連峰・月山・葉山・蔵王連峰と四季折々の表情を眺望できる場所に位置しており、これから沢山のお客様から愛される温泉となって欲しいと願ってやみません。
山形市産業歴史資料館『お茶会』に参加 !
山形産業歴史資料館 10月6日
皆さんは、西部工業団地の中にある山形市産業歴史資料館(山形市鋳物町10番地)をご存じですか。今日は産業歴史資料館の普及事業の一環として行われています「お茶会」に出席させて頂きました。
日本文化の象徴である茶道を通して、山形の伝統産業であります茶釜等を使うと共に古来の作法のもと日本の文化を体感する一時を過ごさせて頂きました。
当館では、山形市の主な伝統工芸作品や貴重な歴史資料を展示しております。また、各伝統産業をビデオで紹介もしています。どうぞお気軽にお越しください。
見学料 | 無料 |
開館時間 | 午前10時〜午後5時 |
休館日 | 日曜日、祝日、第2・第4土曜日、年末年始 |
おりはら政信の写真ニュース
(山形を元気に!議員活動とその足跡パート15)
推進していた耐震用緊急貯水槽が完成し 説明を受ける(上下水道部南側敷地) 4月30日 |
西蔵王放牧場の入牧式 5月6日 |
東ソー沼木緑地でのグラウンドゴルフ大会 6月8日 |
森・林・産業活性化推進山形市議会議員連盟 研修会(千歳山) 7月21日 |
同研究会(上桜田のエコハウス) 7月21日 |
三市広域観光連携推進協議会総会で 挨拶する折原会長 7月30日 |
花笠まつり 8月5日 |
行政視察 山形県アンテナショップ 『おいしい山形プラザ』 9月27日 |
行政視察 新江東清掃工場 9月27日 |
行政視察 新潟県長岡市 9月28日 |
行政視察 栃木県足利市 9月29日 |
公明党全国大会に代議員として参加 10月2日 |
山形産業歴史資料館「お茶会」 10月6日 |
第30回みちのくこけしまつり 10月9日 |
第3回山形市民スポーツフェスタ 10月10日 |
上反田地区内にカーブミラーを設置 H22.5月 |
東ソー駐車場入口に雨水用側溝を設置 H22.10月 |
沼木地区内の側溝整備が完了 H22.10月 |