この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第27号H23/11/18発行
9月定例議会が終わる!
本会議で予算特別委員長として報告する折原
山形市長選が行われた関係から、10月6日(木)から10月28日(金)までの23日間の日程で行われた9月定例議会が閉会しました。
今議会では、平成22年度一般会計決算及び特別会計決算や平成23年度一般会計補正予算、山辺町及び中山町の消防事務を山形市が受託するための規約制定や、双葉小学校の西山形小学校への統合に伴い、双葉小学校を来年3月末をもって廃止するための一部改正などの議案等について原案通り全員異議なく可決、認定しました。
なお、決算分科会では、私から、税金の納付方法及び納付回数について、青色回転灯を付けての防犯パトロールの推進について、市の契約に拘わる業者登録について、財産区の資金運用について、袋小路等における消防体制について、自宅用火災報知器の設置状況等について質問をさせて頂きました。
契約に伴う業者登録については、2年毎に登録及び更新を行っておりますが、登録漏れや新規に登録したいと思っても途中での登録が年1回しか出来ない制度のため、県と同様に随時受け付けして貰えないのかとの要望がなされていました。契約課長からは、そのような要望もあり、登録してから直ぐには入札等の指名には入れない等のルールを整備しながら検討していく旨の回答を頂きました。
東北芸術工科大学の経営統合に関する決議文を採択!
10月28日、本会議に於いて菊地総務委員会委員長から、総務委員会で作成した「学校法人芸術工科大学の経営統合に関する決議」について提案して頂き、採決の結果全員一致で可決されましたので、その決議文を紹介します。
なお、この決議文は、議会終了後に市川昭男山形市長に対して加藤孝山形市議会議長、菊地健太郎総務委員長等から手渡しさせて頂きました。また、東北芸術工科大学については、29日に古沢茂堂副理事長及び坂元徹常務理事に対して手渡しさせて頂き11月中に回答を求めています。
《学校法人 東北芸術工科大学の経営統合に関する決議》
学校法人 東北芸術工科大学
東北芸術工科大学は、全国初の公設民営の大学として山形市に開学し、以来地元に根差した大学として発展を続け、今や山形市民から愛される大学として地域の誇りともなっている。
しかし、今年6月、学校法人瓜生山学園との統合計画が突然発表され、市民は地元の大学がなくなってしまうのではないかという強い不安を感じ、社会問題ともなっている。このような状況に至った原因としては、統合計画の発表があまりにも唐突で、市民・県民に対する説明が欠けていたことが挙げられる。
情報が十分に開示されているとは言えない状況の中で、正確な判断ができずにいる市民も多くいることから、問題の解決に向けてはより積極的に情報を公開し、市民・県民から十分な理解を得ることが必要である。
よって、本市議会は、関係団体が緊密に連携し、下記の事項の実現を図ることによって市民の不安が解消されることを強く要望するものである。以上、決議する。
- 今回の統合問題に関して、市民からの質問や意見に答える場を設けるとともに、市民・県民に対してわかりやすい説明を行うこと。
- 「東北芸術工科大学」が今後も山形に存続し、市・県からの補助金により整備された資産が山形における運営のみに使用され続けることを書面を持って確認し、市民・県民に対しても公表すること。
- 地元の意見が反映できる運営協議会などの組織をつくり、大学の運営に関して重要な判断をする際には、その組織において事前に説明を行うこと。
- 広く市民・県民と意見交換する場を定期的に設け、それを公開すること。
平成23年10月28日 | 山形市議会 |
山形市長選挙市川昭男氏が3選を果たす!
9月11日告示、9月18日投開票で行われた山形市長選挙。即日開票の結果、現職である市川昭男氏が、佐藤孝弘氏と長岡寿一氏を破り3選を果たしました。選管最終結果は下記の通りです。
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※当日有権者数/202,636人 投票率/47.60% |
朝立ちで市川市政の継続を訴える折原
今回の市長選では、公明党山形県本部として、市川氏及び佐藤氏の両氏から推薦依頼を頂きましたが、党員・支持者の皆様方のご意見を聞いたり、県幹事会及び公明党中央本部との手続き等を踏む過程のなか、最終的には態度及び方針を明確にすることは出来ませんでした。
しかし、私個人としては、市川氏は山形商業高校の大先輩、また市役所の大先輩、そして同じ平成15年に私は山形市議会議員に初当選させて頂き、故吉村市長の後継として市長選に立候補された市川氏を公明党県本部として推薦し一生懸命に支援させて頂いた経緯があります。
また、市川山形市長が誕生し、2期8年私も市長と共に歩んできました。その間、会派(緑政・公明クラブ)の提言や公明党の政策を理解して頂き、市民の安全・安心の街づくりのために数々の提言や要望を着実に実行して頂きました。そんなことから、今回も出来得る限りの支援活動を展開して参りました。
今回の市長選、どこまで市民の皆様からご理解を頂いたかは計り知れないものがあります。しかし、当選された市川昭男市長は、誠実・着実、そして確実に約束を守って頂ける人であると確信しております。まだまだ厳しい山形市の財政状況ではありますが、この4年間に今回訴えられた様々なことをしっかりと一歩前に推し進めて頂きたいと思います。
支援した議員の一人として、私もまた市民の皆様のご期待に応えられるよう行政、議会という立場で、是々非々で様々な課題を議論して行きたいと思います。
山形医師会館内に9月1日より山形市休日夜間診療所が開設!
山形市医師会の新たな拠点「医師会館:山形市香澄町2丁目9-39」が山形市民会館北隣地に建設されました。これに合わせて、これまで別々の建物に設置されていた「山形市休日夜間診療所」及び「山形市歯科医師会休日救急歯科診療所」を同建物内に設置されることになりました。
これにより、夜間の小児科診療を毎日実施して頂くようになりました。また、薬剤師が毎日、薬剤の処方や服薬相談にも応じて頂くことになり、休日及び夜間における初期救急医療体制の充実とともに市民の皆様の利便性が大きく向上していくものと期待しております。
山形市休日夜間診療所及び山形市歯科医師会休日救急歯科診療所の入り口は、山形医師会館の北側になります。
山形医師会館、山形市休日夜間診療所 |
山形市休日夜間診療所の入り口は 北側になります |
《山形市休日夜間診療所》
●休日の急患について診療科目 | 内科・外科・小児科 |
診療時間 | 午前9時〜前11時45分/午後1時30分〜午後5時 |
診療日 | 日・祝日・振替休日・年末年始(12/31〜1/3) |
連絡先 | 023-635-9955 |
医師 | 2名(内科・外科1名)(小児科1名) |
診療科目 | 内科・小児科 |
診療時間 | 午後7時〜午後1時/小児科:午後7時30分〜午後10時30分 |
診療日 | 年中無休 |
連絡先 | 023-635-9955 |
医師 | 2名(内科・小児科) |
《山形市歯科医師会休日救急歯科診療所》
診療時間 | 午前10時〜正午/午後1時30分〜午後3時30分 |
受付時間 | 日・祝日・振替休日・年末年始(12/31〜1/3) |
診察時間 | 午前10時〜午後4時 |
連絡先 | 023-629-9988 |
南館(南沼原小学校前)交差点改良について!
山形県内で最高の交通量があり、平成17年020年度の4年間で50件の交通事故が発生し、渋滞対策とともに交通安全対策が必要として、南沼原地区町内会連合会や山形市議会、西部地区開発議員連盟に於いて、歩道橋の早期設置を求める要望書を県に提出しておりましたが、山形県村山総合支庁・建設部道路課より、「南館(南沼原小学校前)交差点改良について」、施工概要や工期等について説明がありましたのでお知らせします。
《南館交差点施工概要図》
- 同図右側にあるゲオ山形高堂店のところについては、用地買収及び歩道設置。
- 同図左側の自遊空間山形高堂店のところについては、用地買収と横断歩道橋設置。
- 同交差点における南北の道路(ヤマダ電機〜ホームセンタージョイ南館店)に中央帯施設設置。
《工期等について》
- @中央帯施設設置……平成23年度中詳細設計に着手
- A用地買収、歩道設置……平成24年度
- B道路拡幅及び横断歩道橋設置……平成25年度完成で対応したい
これはあくまでも、暫定的な改良計画とのことでありますが、小学校の反対側にある野口鉱油山形西店角の用地買収計画や現小学校と平成25年度に完成する新しいグランド敷地を結ぶ南北の歩道橋以外についての歩道橋について言及がありません。
この交差点で、通学してくる子どもたちの動線を見てみると、ゲオ山形高堂店と自遊空間山形高堂店を結ぶ歩道橋、野口鉱油山形西店と現小学校を結ぶ歩道橋は早急に整備すべきだと思います。将来的には野口鉱油山形西店とゲオ山形高堂店を結ぶ歩道橋も必要であり、トータル的な計画も示して貰うよう更に進めて行きたいと思います。
南館交差点施工概要図 |
南館交差点(南沼原小前)を渡る児童たち |
歩道橋設置が望まれる南館(南沼原小学校前)交差点。写真は、自遊空間山形高堂店から小学校に向かう横断歩道を撮っています。
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会津若松市議会基本条例を勉強!
山形市では4月1日から、山形市民が亡くなられ、死亡届を提出にこられた遺族や関係者に対して、市川昭男山形市長直筆の弔意文を贈呈させて頂いています。
山形市議会の議会運営委員会(加藤賢一委員長)で、会津若松市議会における議会基本条例について勉強しに行ってきました。
山形市議会でも議会改革をして行こうとの気運が高まってきています。各会派より改革事項や検討体制、そして検討期間等について議会運営委員会で話し合いが行われていますが、まずは先進地の取組を勉強しようと言うことで、会津若松市議会の基本条例の制定プロセスや概要と特色などについてお話をお聞きしてきました。
私が特に注目して伺ってきたのは、議員間討議の仕組みと広報公聴委員会の設置についてであります。会津若松市議会では、議決の主体が議員ではなく議会であるとの位置付けで、本会議・委員会における議案審議・審査における議事手続きの一つとして、議員間討議の位置付けを規定し、議決に至る経過と結果を議会として、市民に対して説明することを担保しています。
また、行政機関にも市民の声を聞く部署がありますが、議会の中にも広報広聴委員会を設置し、市民の声を拾い、各常任委員会で問題とされる課題を抽出し、問題分析から政策立案、政策議決そして市民への報告としっかりとした手順で行われていました。
山形市の議会は大別して、@議員定数・議員報酬・政務調査費、A議会基本条例の制定、Bその他議会の活性化等に関することについて、検討して行こうとしている訳ですが、しっかりと議論しながら山形に合った形にして行きたいと思います。
議会運営委員会のメンバーとともに |
議会基本条例について質問する折原 |
コミュニティバス西部循環線が運行開始!
コミュニティバス停留所にある目印の看板
コミュニティバス西部循環線出発式がJR山形駅西口で行われ、総務委員会の一員として出席させて頂きました。このコミュニティバスは、JR山形駅西側と中心市街地を結ぶもので年間事業費1300万円を想定しています。運行経路は下記の通りですが、平日の午前7時30分から30分間隔で発射し、1日24便を運行します。
停留所には、青と緑でデザインされた看板が掲げられています。看板は青色部分には『はながたベニちゃんとバスのりば』の表示、白い部分には停留所名、緑の部分には『山形市コミュニティバス』と表示されています。
式典後、市のPRキャラクターの『はながたベニちゃん』が運転手さんに花束を送った後、市川市長始め集まった市民を乗せて山形駅西口を出発していきました。1周は全長約10.5qで所要時間は約50分かかります。
《運賃等について》
運賃は、大人(中学生以上)は、西部エリア内(山形駅西口〜城公園南門口)、中心市街地エリア内(篠田病院前0山形駅西口)のみの乗降は100円、両エリアをまたいだ乗降は200円となります。
なお、小学生は各エリア内のみの乗降は50円、エリアをまたいだ乗降は100円。未就学児は無料。身体障がい者手帳等を示した方は半額となります。
多くの市民の皆様からご利用頂き、長く愛されるバスにして頂きたいと思います。
コミュニティバス西部循環線テープカット |
はながたベニちゃんとのツーショット |
森林産業活性化推進山形市議会議員連盟研修会!
毎年行われている森林産業活性化推進山形市議会議員連盟の研修会に参加してきました。今回、お邪魔してお話を伺ったり作業場を見せて頂いたのは、山形県金山町にある有限会社「たくみまさの」さんです。
有限会社「たくみまさの」においては、地域の間伐材はもとより、各自治体で発生した間伐、支障木等を利用し、ロータリー丸太、木レンガ、ごみステーションなど、木材に関する製品の設計から加工、販売、施工まで一貫して行っている会社です。
正野直哉代表取締役から「最上杉の組み立て自在なパーゴラ」の説明を頂きました。パーゴラとは、イタリア語でブドウ棚をさした言葉だそうですが、棚に植物を這わせることにより日陰をつくり安らぎの場を創りだすとのこと。約30万円するとのことですが、沼木緑地に是非置いて貰いたい作品だと思いました。
間伐材の処理方法とパーゴラについて説明を受ける
(1)除雪出動基準除雪出動は、降雪量がおおむね10cmを超える見込みがあり、その後の気象状況を勘案しながら、市の保有除雪車11台と借上除雪車257台の計268台を出動し除雪を行う。 (2)除雪路線について除雪路線として車道等の除雪路線と、歩道除雪路線とを設定する。また、迅速かつ円滑に除雪を実施するために、大型除雪路線と小型除雪路線に区分する。 |
除雪路線の区分 | ||||
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(3)除雪の種別
- @早朝一斉除雪
大型除雪路線のうち第1種路線については、主に早朝に除雪作業を行い、早朝除雪は、午前2時に判断し午前3時出動、午前7時完了を目標とする。 第2種路線については、第1種路線に引き続き作業を実施し、第2種路線と小型除雪路線については、降雪当日中に除雪を完了することを目標とする。 - A昼間除雪
降雪状況及び路面状況により、昼間の除雪作業を実施する。なお、原則として午後4時30分で作業を終了する。 - B山形県との交換路線除雪
山形県と除排雪作業について協定を締結し、幹線市道7路線を山形県除雪事業計画に、県管理路線4路線を山形市除雪計画書に組み入れ除雪作業を行う。 - C特定幹線道路除雪
国道・県道が除雪を行い、市道との段差等を解消するために、幹線道路のみ除雪を実施する。
(4)除雪に関しての市民へのお願い
- 除雪作業の妨げとなる路上駐車の禁止!
- 道路への排雪の禁止!
- 消火栓・防火水槽周辺の積極的な除雪協力!
- 水あがりとなる、河川・水路・側溝への排雪禁止!
- 雪捨て場へのゴミ等の不法投棄の禁止!
- 道路区域内障害物の撤去!(植木鉢、看板、その他障害物等)
- 除雪後の後片付けへの相互協力!
- つららの早期除去!
(5)道路管理者連絡先
●国道13号・12号国土交通省山形河川国道事務所 | TEL 688-8421 |
国土交通省山形国道維持出張所 | TEL 641-2090 |
●国道286、348、458号、主要地方道、一般県道
村山総合支庁建設部道路課 | TEL 621-8211 |
除雪専用 | TEL 641-8393、641-8392 FAX 625-5190 |
●市道
山形市まちづくり推進部道路維持課 | TEL 641-1212(内線485〜491) FAX 624-8434 |
(6)雪捨て場の指定
*2箇所限定:降雪期から供用開始
@須川・・・反田橋上流右岸
A須川・・・大字黒沢地内左岸(上山へ行くJR線ガードの手前)
(7)豪雪対策本部の設置について
積雪量がおおむね50pを超え、市民生活に及ぼす影響が大きいと予想される時は、豪雪に対する諸般の対策を統一し、かつ関係機関及び団体との連絡調整を図るため『山形市豪雪対策本部』を設置し、総合的な対策推進にあたる。
総務委員会行政視察 (宝塚市消防本部) 7月5日 |
総務委員会行政視察 (広島市) 7月6日 |
総務委員会行政視察 (倉敷市) 7月7日 |
社会福祉法人敬寿会夏祭り 7月30日 |
花笠まつり 8月5日 |
南沼原小グラウンド造成工事が始まる 8月7日 |
66回目の終戦記念日街頭演説 8月15日 |
山形市戦没者追悼式及び 山形市戦没者遺族会 8月23日 |
山形市内の酪農家を視察 9月2日 |
沼木緑地、本日から開放 9月5日 |
南沼原ひまわり幼稚園運動会 9月18日 |
敬老の日を祝う会 9月19日 |
南沼原地区戦没者慰霊祭 9月23日 |
第5回南沼原地区スポーツ レクリェーション大会から 9月25日 |
森林活性化議連研修会にて 9月26 |