この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第30号H25/1/1発行
年頭のごあいさつ
希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、ロンドンオリンピックで、レスリングの吉田沙保里選手を初めとして、各種目において日本代表選手が活躍して過去最多となる38個のメダルを獲得するとともに、勇気と感動を頂きました。
その反面、3年数ヵ月にわたった民主党政権は、マニフェスト崩壊や、外交・安全保障の迷走、経済無策といった数々の失政で大きく国益を損なわせてしまいました。そんな中、29年振りに師走選挙として行われた第46回衆議院選挙では、安定的な政権を行えるのは自民党と公明党であるとして、国民の皆様からは両党で325議席(自民294、公明31)を与えて頂きました。
公明党は、衆院選で掲げた重点政策『7つの日本再建』などの実現に全力を挙げて参ります。取分け、東日本大震災の復興と老朽化した社会資本の予防保全などに10年間で100兆円の集中投資を行う“防災・減災ニューディール”と言った具体的な景気・経済対策で経済の活性化と雇用を創出してまいります。
また、山形市においては、私、おりはら政信が、ひと・まち・みどり輝く山形を目指し、希望輝く山形を創るため全力で、私の政治信条でございます「誠実に! 真剣に! 情熱を持って!」お一人お一人の声を市政に届け、皆様の声を形にして参りますので、どうぞ宜しくお願い申しあげます。
結びに、皆様にとって、健康で幸多き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
平成25年 元旦 山形市議会議員 折原政信
山形市議会基本条例を制定
12月定例議会において、議会案発議による、議会基本条例の制定について上程され、全員一致で可決いたしました。今年の4月1日から施行されます。
議会基本条例は、議会における議会と議員の活動原則を定め、山形市の持続的発展と市民の皆さまの福祉の向上につなげることを目的としており、その特徴的なものは、@「議会への市民の皆様の参加」、A「議会からの情報発信」、B「議員間の討議」の三点です。その他に、特徴的なものは第3条の危機管理です。ここでは、地震及び水害等の大規模災害等の不測の事態が発生した場合において迅速かつ機動的に活動できるよう、危機管理体制の整備について言及しています。
これまで、私も議会改革検討委員会の一委員として、会派の意見を取り纏めたり、より良い基本条例となるよう発言をしてきました。
なお、議員定数・議員報酬・政務活動費等については、今後の課題として後期の議会運営委員会の中で議論していくことになります。私は、平成23年4月に行われた市議会議員選挙で3期目の立候補にあたり、議会基本条例の制定や議会改革を約束の一つに挙げました。
これからも、皆様から与えて頂いた山形市議会議員としての立場を十分に肝に銘じながら、全力で議会改革を行い「議会の見える化」を図ってまいります。
12月定例議会が閉会!
本会議で予算特別委員長として
経過報告をする折原
11月29日から16日間の日程で行われた山形市議会12月定例会が閉会しました。
12月14日の本会議では、平成24年度一般会計補正予算24億3,496万3千円、特別会計を合わせた全会計の補正総額は57億5,499万9千円、幼児遊戯施設整備事業用地の土地取得など21議案と、議会発議の山形市議会基本条例の制定など3議案を原案通り可決し、第46回の衆議院選挙にかかる費用について専決処分した報告を承認しました。
また、任期満了に伴う選挙管理委員選挙では、細谷伸夫氏(再任)、岩城慎二氏・安達正志氏・高橋春美氏の3人を新任しました。任期は12月23日から4年間となります。
12月定例議会から!
市川市長が消防救急体制の強化について言及!
12月4日、5日に行われた一般質問では、今訴訟となっている119番問題について多くの議員が取り上げました。その中で、市川市長はあくまでも不断の救急業務改善の一環だとして、来年4月からの4つの項目に亘って改善して行く方向性を示しました。
その内容は、@現行の救急隊の体制7隊から8隊に増強させること。A救急要請の増加に対応して救急救命課の新設。B通信指令システムのさらなる機能充実。C民間による24時間救急サービス制度の導入です。
この中で、Cについては9月定例議会の一般質問で公明党の武田新世議員が提案したものであり、24時間救急サービスの医療相談の中で容態を聞いて、医師から直接救急隊への要請も可能としています。
いずれにしても、平成25年4月からの実現に向けて検討していくとの話の内容であり、これらがきちっと実現するよう対応して行きたいと思います。
新しい市野球場の概要を示す!
12月10日の産業文教常任委員会で、霞城公園にある野球場を移設新築することにしていますが、その規模や概要について報告がありました。
新たな市野球場は、霞城公園内にある現野球場と同規模で、高校・社会人野球の東北大会、小・中学校の全国大会などが開ける野球場を想定、建設地については現在策定中の基本構想で年度内に示すとしています。
野球場の規模は、球場面積約2万3千uで、ウオーミングアップ用として屋内練習場を併設します。グラウンドは両翼100m、センターは122mで、内野はクレーで外野は人工芝になります。
観客席は、内野とバックネット裏8千席、外野4千席の計1万2千席を計画、スコアボードは発光ダイオード(LED)を利用し、バックスクリーンと一体型にします。
夜間照明は6基、予算規模については用地費を除いて約45億円程度を想定していると教育部長が答弁しました。
克雪対策総合推進計画の抜本的見直し
私が所属する総務委員会では、昨年の大雪で除排雪が十分でなかった点も含め、@豪雪対策本部の機能強化、A道路除排雪の強化、B排雪場の拡充、C地域・高齢者などへの支援強化を柱とした克雪対策総合推進計画の抜本的な見直しを行ったことが報告されました。
@豪雪対策本部の機能強化
豪雪対策本部の設置基準を、これまでの積雪量50pを超え、引き続き多量の降雪が見込まれること、市民生活に大きな影響を及ぼす恐れがあることとしていましたが、積雪深が50pを超えた時の1項目だけとしました。また、本部の体制は、「副市長をトップに関係部長」としていたものを「市長をトップに全部長」とし、他の災害と同様に全庁挙げた体制で対応するとしました。
A道路除排雪の強化
新たに市道路除排雪計画を策定、豪雪対策本部設置後に町内会からの申し出に応じ行っていた道路排雪を計画的・効率的に行って行くこととしています。
B排雪場の拡充
町内会や自治会による除排雪作業への「報償金制度」を改めました。これまでは世帯数に応じて8万円を上限とする報償金を支払い、除雪機やダンプカーなどを借り上げた場合は5千円を上限に燃料代を上乗せしていましたが、新制度では世帯数にかかわらず一律4万円を基本額に報償金を交付することとし、併せて重機を使用する作業を業者に委託した場合などは、料金のうち6万円を上限に実費を加算することになりました。
道路の除排雪が強化されます
これらの見直しは、市議会議員が各地で市民の皆様から頂いたご意見を市当局に届け、これまで至らなかった点を指摘しながら、克雪対策の抜本的な見直しを約束させてきた大きな成果の一つであったと思います。
降雪は、これからが本番です。それぞれがルールを守り、また、高齢者世帯には地域住民の方々も十分に配慮していただきながら、雪と戦いながら暖かい春が来るのを待ちましょう。
新清掃工場の建設地は上山市川口地区に!
12月7日(金)予算分科会の後、全員協議会が開催され、市川市長よりこれまでの経過及び地区住民の反応、建設コスト及び建設期間等について説明の後、建設地を3候補地の中から上山市川口地区に決定したとの報告がありました。
今回の全員協議会は報告と言うことで発言は誰もが控えるような状況でしたが、敢えて私から質問をさせて頂きました。
その内容は、建設コストは川口地区がベストと言えども、山形市の隔間場地区は土地も広大であるための土地購入価格や電源等の引き込み工事等に約6億5千万円ほどコストが多く掛かるが是は一時的なものである。一方、今後新清掃工場にゴミの搬入が開始されれば、立地条件からして山辺町・中山町は立谷川に、上山市は川口の新工場に搬入することとなり、山形市だけが搬入コストが高くなるのではないか。また、様々な地域振興策における市民の利益等についても考慮した上での決定かと質問をさせて頂きました。
市川市長からは、搬入コストについても考慮している。地域振興についてもそれぞれの地域で話をしているが理解を得られなかった。決定したとは言え、今後も丁寧に地域住民の方々と意見を交換して新工場を建設して行きたいとの答弁がありました。
私からは、決定事項と言うこともありこれ以上の質問は行わず、川口地区にも建設反対の人もいる訳で、しっかりした対応でこれまでの様な事にならないで新工場が建設されることお願いしました。
山形県ドクターヘリを視察
出動体制などについて話を聞く折原
実地訓練を行うドクターヘリのスタッフ
11月5日、11月15日に就航を開始する、山形県ドクターヘリの運航や取組等について、公明党山形県本部議員団(渡辺孝男参議院、菊池文昭県議、若松かねしげ次期参議院予定候補者ほか)11名で、拠点基地となる山形県立病院を訪れ、大泉健康福祉部長、阿彦健康福祉部医療政策監、船田地域医療対策課長、森野救命救急センター副所長などの担当者からお話を伺い、ドクターへリ場外離着場にあるドクターヘリ等を視察してきました。
ドクターヘリは、山形県全域に高度な救急治療を30分以内に提供することができ、救急率向上と予後改善効果が期待されます。ドクターヘリの運航費用は、年間で約2億1,000万円位掛かるとされていますが、負担割合として国1/2、県1/2(県負担額の1/2に特別交付税措置があり、県の実質負担額は約5,300万円)とのことでした。
なお、全国50ケ所にドクターヘリを配備し全国をカバーした場合の年間経費は約100億円となりますが、これらの経費は全国の救急搬送に要する経費の1.8%となるとのことでした。
山形県の救急車の搬送実績(H19)から、ドクターヘリの出動基準に該当する事例は306件と推計しているとのことでした。ドクターヘリの出動は、8時30分から17時15分までで、土日祝祭日を含め毎日運航しますが、悪天候や日没後等による視界不良時は運航を休止します。また、季節により運航時間に多少の変動があるとのことでした。
ドクターヘリの搭乗者は、パイロット、整備士、救急専門医、看護師、患者(最大2名)となります。ドクターヘリによる全国の患者搬送の状況は、外傷(交通事故、労災災害など)5,532人(45.2%)、脳血管疾患(くも膜下出血、脳出血など)1,880人(15.4%)、心大血管疾患(大動脈解離、大動脈瘤など)1,4542人(11.9%)などとなっているとのことでした。
現在、6人乗りのドクターヘリですが、搭乗スタッフ(医師6名、看護師8名)の充実を図る為に7人乗りに変更し、さらに研修を実施しながら体制を整える予定とのことでした。
紅花まつり 7月8日 |
南沼原ひまわり幼稚園盆踊り 8月1日 |
花笠まつり 8月5日 |
終戦記念街頭演説 8月15日 |
江別市を会派有志で視察 8月20日 |
旭川モリモリパークを視察 8月21日 |
山形市戦没者追悼式・遺族大会 8月24日 |
協同組合やまがたの木乾燥センター (酒田市)を視察 9月28日 |
山形市消防署西崎出張所・ 市防災センター落成式 10月1日 |
吉村県知事を迎えての第9回公明党 山形県本部大会 10月7日 |
第2回リレーマラソン IN 山形(西公園) 10月21日 |
応援に駆け付けたはながたベニちゃんと 10月21日 |
北方領土返還要求山形県民大会 11月20日 |
蔵王半郷地区の側溝が整備されました 7月23日 |
蔵王山田地区からの要望に集水枡と暗梁工事を行い雨水の流れを良くしました 12月18日 |