この「おりはら通信」は、政務活動費を使用して作成しております。
第34号H26/7/25発行
山形市総合スポーツセンターにて
2011年3月24日
東日本大震災から3年4ケ月が経過しました。被災地では道路や鉄道、河川、港湾といったインフラの整備はかなり進んできましたが、今なお27万人の方々がプレハブの仮設住宅や民間の借り上げ住宅などでの避難生活を余儀なくされています。なお、山形市においては約1,800人の方が避難生活を送られています。
発災当初から復興の闘いは「二つの風」との闘いであると思っておりました。それは、震災の記憶の「風化」と「風評被害」であります。そんななか、5月24日・25日の二日間に亘って開催された東北六魂祭では、多くの方々の力の結集で「絆」を深め合えたのではないかと思っています。
現在、私は公明党山形総支部長を拝命していますが、震災の経験や教訓を次の世代に伝えて行くとの思いから、東日本大震災写真展「人間の復興へ」を山形市国際交流プラザ「ビッグウィング」2階交流サロンにて8月8日・9日の二日間にわたって開催させて頂きます。是非、多くの方々からご覧いただきたいと思います。
さて、私も早いもので市議会議員に当選をさせて頂いてから、3期12年目を迎えました。“いのち輝く山形の都市づくりのために"、『健康』『元気』『安心』の山形を目指し、お一人お一人の声を大切に、現場第一主義に徹し、これからも諸課題に全力で取り組んで参りますので、より一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。
山形市議会議員 おりはら政信
6月度定例会で通産12回目の一般質問!
1:胃がんリスク検診と中学2・3年生へのピロリ菌抗体検査について
(1)胃がんリスク検診の実施等について
- ピロリ菌感染の有無と胃粘膜萎縮の程度を測定する「胃がんリスク検診」を実施する自治体が増えつつある中、本市においてもこれを実施すべきと考えるが、市長のご所見を伺いたい。
- ヘリコバクターピロリ菌と胃がん発症に因果関係があることは証明されているが、住民検診の目的である死亡率減少効果については、研究がなく、妥当性は不明とされている。現在、胃がんリスク検診は、国民健康保険加入者対象のミニドッグにおいて、平成24年度からオプシュンとして実施している。
- 胃がんリスク検診は、胃カメラやバリウム検査と併せて実施して行くもので、長い目で見れば財政的効果も大である。市医師会との連携を強めて行くべきではないか。
- 今後、市医師会との協議を進めて行きたい。
- 前立腺がん検診の助成は、昨年6月議会の一般質問で提言し、今年の4月から実施して頂いているが、協会けんぽや生活習慣予防検診を受ける方は対象外になっている。同じ市民なのに助成が受けられない。改めて再度検診を受けなくても良い様に体制を整備すべきでないか。
- 市が行っている検診と同じ機関で職場健診を行っている事例もあり、一度の検診で低廉な料金で受けることができないか調整していきたい。
通産12回目の一般質問を行う折原
6月17日
(2)中学2・3年生へのピロリ菌抗体検査について
- 昨年12月、公明党山形市議団として手渡した「平成26年度予算編成に関する政策提言」に、ピロリ菌検査の学校検診への導入を盛り込んだ。その後の関係機関との調査・研究の状況はどうか。
- 国のガイドラインを考慮しながら、市医師会や学校医、関係者等から随時、情報収集を行っている。ピロリ菌抗体測定の実施方法を引き続き、調査・研究していく。
2:こころの体温計について
- 市民のメンタルヘルスの増進のために、心の健康状態をチェックできる「こころの体温計」を導入してはどうか。
- 国の補助制度が26年度までとなっているため、様々あるメンタルヘルス情報から効果的なものを検討していく。
- こころの体温計は、天童市・東根市で行っており、天童市では3月で8,400件ほどのアクセスがある。いろんなところにアクセスできるようサイトを充実したとのことだが、「他人のフンドシで相撲を取る」のではなく、自前のものでしっかりと数値を把握しながら、次の一手を打つような行政であって欲しい。国の補助制度は平成26年度までとはなっているが、国は一生懸命自殺対策に取り組んでいる。山形市では毎年、50人前後の方が亡くなられている。そんなに費用が掛かるものでもない。費用対効果も含め実施して行くべきと考えるがどうか。
- 自殺については大変な関心を持っており、市の施策としてすべきものはできるつもりでいる。こころの体温計については、「他人のフンドシで相撲を取る」という意味についてじっくり考えたい。
3:地域包括ケアシステムの構築について!
ア.地区コミニティセンターに福祉専門アドバイザーの配置について
- 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進するとしている。地域包括ケアシステムは、概ね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(具体的には中学校区)を単位として想定されていることを考えると、山形市においては、地区コミュニティセンターの利活用が重要なものになってくる。そこで、各センターに福祉行政サービスの提供に関する相談を専門とするアドバイザーを配置し、各センターを市民により身近な相談場所として活用していってはどうか。また、このアドバイザーには、各地域における、地域包括ケアシステムに係るさまざまな事業等のコーディネーター役も担ってもらおうと思うが、市長の所見を伺いたい。
- 今国会で審議が行われている介護保険制度の改正では、地域包括支援センターの一層の機能強化が求められています。今後「第6期介護保険事業計画」を策定するにあたり「山形市日常生活圏域ニーズ調査」の結果や市民の意向等を把握しながら、より身近な相談機能を発揮できるように地域包括支援センターの箇所数等の増加について検討してまいります。
イ.地域の取り組み等について
- 地域の取組には、自然発生的なボランティアを中心とした事業の展開、豊かな生活と充実した時間を送るための仕組みづくりが大切である。例えば、高齢者の足代わりに病院や買い物等への送迎を行う高齢者送迎システム「ふれあい」事業、集会所等を拠点とした「ふれあい館喫茶店」、タウンページ方式による「支え合い」事業などが挙げられる。昨年6月の一般質問で提案した「(酒を)飲まない・(タバコを)吸わない・(金を)賭けないの「3ない」をスローガンに掲げた「健康麻雀」等もどんどん推進していくべきと考えるが、この取組への考え方、「健康麻雀」の推進状況、課題等について伺いたい。
- 「第6期介護保険事業計画」を策定するにあたり、きめ細やかなサービスの提供が求められるなかで、既存の介護サービスに加えて、地域における「互助」による助け合い活動としての住民ボランテイア活動等が必要になってまいります。そのボランテイア活動等をはじめ高齢者が社会参加することは、社会的役割をもち、生きがいや介護予防にもつながるものと考えております。
また、「お金をかけない・お酒を飲まない・タバコを吸わない」をスローガンに行われる「健康麻雀」は、高齢者の健康づくりや仲間づくり等に役立つと考えられております。現在、「健康麻雀」を開催している「いきいきサロン」は1ヶ所あり、大変好評だと伺っております。開催奨励の点から、こうした好事例について、社会福祉協議会を通じて各町内会に紹介するなどして、高齢者の生きがいづくりに資するよう取り組んでまいります。
4:健康マイレージについて
- 今、健康診断の受診やスポーツ活動への参加等でポイントを貯めると特典が利用できる「健康マイレージ」の取り組みが注目されている。この事業は、市民の健診受診率を上げ、健康づくりに励むことで、医療費、介護費の抑制のほか、地域コミュニティや地域経済の活性化など、まちづくりや人づくりにつなげていくことが期待できるユニークな施策である。市民の健康意識の高揚と健診の受診率向上のため、健康マイレージを導入してはどうか。
- 厚生労働省で事業の考え方を今後提示すると聞いているため、その内容をみながら対応していきたい。
5:幼児遊戯施設の整備の充実について!
幼児遊戯施設の建設状況を視察
- 山形市内で、端午の節句、こどもの日の前後に鯉のぼりを上げているお宅が本当に少なくなった。昔のように、あそこにもここにもと、鯉のぼりが大空を舞っている風景は見られなくなってしまった。様々な事情があるだろうが、何か寂しい気持ちでいっぱいである。市長は、今のこの状況をどう感じているか。また、現在建設中である山形市幼児遊戯施設には、鯉のぼり上げるための設備は現時点ではないとのことだが、こどもの夢と希望を大きく育てるこの施設に、必要な設備を整えて、来年のこどもの日前後には、青空のもと、鯉のぼりを悠々と泳がせ、こども達が歓声を上げて空を見上げ喜んでいられるようにすべきと思うが、市長の所見を伺いたい。
- 住宅事情などにより、鯉のぼりをあげる家庭が少なくなり、折原議員と同じく私も寂しいと感じております。幼児遊戯施設では、利用する子どもと保護者が、季節を感じられるような行事の開催を予定しているほか、屋外装飾としてフラッグ(旗)を掲げる予定の複数のポールを利用して、こどもの日にちなんで鯉のぼりを大空に泳がせるなど、子どもたちがわくわくするような仕掛けをしてまいります。
6:教育環境の整備について
(1)「さんさんプラン」の取り組みについて
- 山形県の教育山形「さんさん」プランに準じ、山形市でも少人数学級編制(18?33人)を実施しているが、これに伴い常勤講師や非常勤講師が加配されているだけで、受け皿となる各学校の教室等については、あくまで市町村が準備するものとし、これらの改築費や増築費は市町村負担となっている。今、特に大規模校で問題となっているのは、毎年3月31日の正午時点の児童生徒数によって、少人数学級編制を維持するために教室が足りなくなってしまうことへの不安である。山形市は、県の「さんさん」プランに準じた学級編制に固持する考えなのか伺いたい。また、固持するのであれば、教室等の増築については、必要な教室数が確定してからでは遅いので事前に整備しておくべきと思うがどうか。
- 「さんさん」プランについては、「子どもとじっくり向き合いきめ細かな指導ができる」という大きな利点があり、今後も適用していきたいと考えている。教室等の増築につきましては、各学校の学級数を事前に何度も調査し、より的確な把握に努め、事前に増築等を検討し対応している。
(2)教育環境の優先順位について
- 教育委員会は今後の方針として、冷暖房兼用のエアコンを整備することとし、老朽化しているFF式石油暖房機の更新時期等を勘案しながら整備する学校の順番を決めていくとして、今年度は高楯中学校での空調設備改修設計の予算が計上されている。以前、第十中学校の2階・3階部分に騒音対策のために冷房設備が設置していただいたが、1階部分については騒音対策の基準値より若干下回ったため、冷房設備の設置対象とはならなかった。しかし、雨が降った時の騒音は大変なものがある。教育環境整備の優先順序(騒音対策か、暑さ対策か)をしっかりと加味して、今後の冷暖房兼用のエアコン設置の順番を検討していくべきと思うがどうか。
- 教育環境の向上と暑さ対策として、省エネルギーに対応した高性能型の冷暖房設備を整備することとしており、FF式石油暖房機の設置年数の古い学校から着手していく。
- 教育環境の優先順位は古い学校からとのことだが、第十中学校の親からすると、なぜ1年生だけが冷房機が設置されないのかという思いがある。あくまでも古い順での更新とのことだが、行政としての優しさが必要ではないか。
- 答弁した通りである。
7:その他!
(1)幹線道路の整備について
双葉公園前交差点
- 平成25年4月、都市計画道路十日町双葉町線・山形駅南アンダーが開通したが交通量はどうか。また、双葉公園前の変形交差点の改善、十日町双葉町線の西バイパスへの延伸や、第二公園南側などの狭隘な道路の整備をどのように考えているか。
- 開通前の平成24年11月と開通後の平成25年5月に交通量調査を行ったところ、日中の交通量は6,570台であった。周辺道路の交通量は、城南跨線橋は21,946台から19,289台と約12%減少し、五日町踏切は6,944台から4,266台と約38%減少し、渋滞が大幅に緩和された。
双葉公園前の交差点については、変形交差点であり、東進方向の右折レーンも無いことから交差点改良を検討してまいります。十日町双葉町線については、今年度より国際ホテル前から、旅籠町八日町線との交差点までと駅前大通りまでのL字型部分の区間で事業を着手し、未着手部分の駅環状道路の整備を優先的に進め、渋滞の緩和や中心市街地の活性化を図ってまいりたい。なお、十日町双葉町線の西側等への延伸及び第二公園の南側の区間につきましては、駅環状道路の整備状況を踏まえ、駅環状道路にアクセスする主要な道路の交通の流れ、交通量の推移を見ながら検討してまいります。
(2)消防本部のホームページ作成について
- 消防に関する情報を一つにまとめた、消防本部のホームページを作るべきでないか。また、市民防災センターの利用予約をサイト上でできるようにしてはどうか。
- 消防関連情報の一元化については、現在の「なんたっすやまがた」でも対応が可能なので、早急に再構築を行ってまいりたいと考えています。市民防災センターの予約に関しては、「なんたっすやまがた」から予約のできる「施設予約サービス」での運用を検討してまいります。
山形市制施行125周年記念式典!
7月1日、山形市制施行125周年記念式典が、午前10時から山形市中央公民館大ホールで挙行されました。山形市制施行は、明治22年4月で、7月に山形市役所が開所されました。当時の世帯数は4,412世帯で、人口総数は28,400人でした。それが、平成26年5月現在では世帯数100,145世帯、人口総数は253,572人となっています。
本日の市政施行125周年を記念して、特別名誉市民章の贈呈ほか、再表彰・功労表彰・善行ほう賞・感謝状贈呈が(100個人・11団体)の方々に対して行われました。左下の写真は特別名誉市民として市川市長より称号を授与されている、オーストラリア・スワンヒル市長のレス・マクフィー氏です。
右下側の写真は、東北六魂祭でお披露目された山形市の神輿です。映像で山形伝統工芸神輿の紹介がありました。今後は、やまがたまなび館に設置されます。また、市制施行記念上映として昔の各地域の紹介がありました。本当に懐かしい気持ちと125年の重みを感じるとともに、さらなる飛躍と安全・安心な街づくりを決意してきました。
山形市消防団第21分団通常総会!
4月27日、山形市消防団第21分団通常総会並びに第1部第1班南館ポンプ庫・ポンプ積載車御披露目及び祝賀会に出席させていただきました。
総会では、平成25年度消防関係行事報告及び第21分団活動報告、収支決算報告がなされ承認されました。この中で、地区内で2件の火事が発生し出動、内1件は誤報であったものの、もう1件は残念ながら死亡者がでる火災となったと分団長から報告がありました。また、平成26年度消防関係行事計画案並びに収支予算案についても満場一致で可決しました。
今回は、時間の関係で県知事表彰などを受賞した方への伝達式は行われませんでしたが、優良消防団員・永年勤続章20年・15年・10年を受けられた、11名の皆さんに心からお祝いを申し上げたいと思います。
その後数台の車に便乗して、新しく建設された南館ポンプ庫と更新されたポンプ積載車を観に行って来ました。ポンプ庫は積載車を格納しておくばかりでなく、2階には12畳の部屋と簡易な台所にIH機器も装備されていました。今後ともこのポンプ庫とポンプ積載車を活用しながらさらに火防宣伝やポンプ操法大会に向けて頑張っていただきたいと思います。
南沼原小学校新グラウンド開き!
4月11日、山形市立南沼原小学校新グラウンド竣工記念『グランド開き』が、全校生が新しいグランドに集まり行われました。
テープカットは、庄司6年児童代表、金村教育委員長、蔵城町内会連合会長代行、鈴木山源建設社長(建設業者代表)、荒井PTA会長、田中校長により行われました。
低学年はすべり台やジャングルジム、ブランコの周りに集まり、順番で遊んでいました。
弾けたように約1,000名弱の児童が新しいグランドを走り廻っています。今度は一日も早く校舎が新築されるよう当局に地域の皆様、PTAの方々と一緒になって働きかけて行きたいと思います。
第28回みこころ祭り!
6月1日、評議員を務めている「みこころの園」の、第28回みこころ祭にお邪魔させていただきました。舞台ではボランティアの皆さんによる様々な演技が披露されていました。
トヨタ自動車のリストアップシート車や車イス仕様車の展示もされており、実際にリストアップシートを体験させていただきました。私の体重は90キロですが大丈夫でした。身体障がい者の方が、これらの車を購入される時とか運転免許を取得しようとする時は、国や地方自治体の貸し付けや助成制度があります。詳しくは、福祉推進部障がい福祉課 電話641-1212(内線549)へお問い合わせください。
初市 1月10日 |
消防出初式 消防今昔パレード 1月19日 |
第19回南沼原みんなの音楽祭 2月1日 |
樹氷国体を応援 2月23日 |
南沼原小学校新校舎建設促進委員会の市長要望 2月25日 |
山形市立商業高等学校卒業式 3月3日 |
養護(盲)老人ホーム山静寿を視察 3月29日 |
南沼原小学校入学式 4月8日 |
第十中学校入学式で祝辞を述べる市川市長 4月8日 |
沼木4町内会の子供神輿 4月29日 |
憲法記念日街頭演説会 5月3日 |
行政視察真庭市 5月20日 |
東北六魂祭 5月24日・25日 |
南沼原地区ふれあいのつどい 6月14日 |
厚生委員会先進地視察 7月2日〜4日 |